2006/12/4

インドをもっと知ろう
眠れる巨象を裸にする!!


●米商務省国勢局の世界人口時計は、11月29日午前3時04分(世界標準時)現在、65億5,995万3,822人を示している。8月24日現在の世界一は中国の13億1,397万3,713人、2位はインドの11億1,171万3,910人、両国だけで24億2,568万7,623人に達し、世界の37%を占めている。中国もインドも人口が多く、経済成長が著しいのに、中国の情報が黙っていても入ってくるのに対して、インドに関しては余り入ってこないのが現状だ。そこで、今週号では、『インドの今』が判るサイトを紹介しよう。

おすすめサイト大賞を受賞
●かつて中国は『眠れる獅子』と称されてきたが、インドについてはまだまだ知らないことが多く、『眠れる巨象』といった印象を受ける。しかし、これから紹介するインド株式オンラインをサーフすると、インドの成長ぶりや潜在能力の高さに驚かずにはいられない。このサイトをサーフするには検索エンジンでインド株式オンラインと入力すれば良く、新しいインドがハッキリ見えてくる。なお、インド株式オンラインは『All Aboutスーパーおすすめサイト大賞2006』(外貨投資部門)を受賞している。

●このサイトを構成しているのは、@インドの株式市場、Aインド経済、Bインフラ整備、Cインドの産業、Cインドの財閥、Dインドの通貨・為替、E直接投資・貿易、Fインド株、インド経済等リンクなどで、ほかにも、インド経済指標・時系列データ、インドの政治・歴史、インドの国土・社会・概要・データ、インドの軍事力と国防費などのサブコンテンツも満載しており、インドを知らない人が熟読すれば“インド通”になったような気分になれること請け合いだ。

データ満載できめが細かい
●サイトの正式名はインド株式オンライン。従って、このサイトは、投資家にとって不可欠であるが、インドビギナーにとって、一番知りたい政治経済の概要や産業構造、更に、様々な数字データが満載しているのがありがたい。Aのインド経済では、インド経済の歴史、インドの地下経済など明と暗の部分を取り上げたうえで、インドの経済指標・時系列データ(相手国別輸出入、GDP、消費支出、一人当たりGNPなど)を掲載、インドが経済成長をたどってきた過程を意識しなくても、理解出来るようになっている。

●また、サブコンテンツのインドの国土・社会・概要・データでは、インドの人口、国土・エネルギー、農地、生活などのデータを多く掲載し、インドが現在置かれている位置を確認することが出来る。例えば、インドを含めたBRICsとの比較が出来るように構成されており、『世界のなかのインド』、『BRICsのなかのインド』の位置を確認できるのも親切だ。加えて、主要農産物の生産推移や生活水準のバロメーターとなるラジオ・テレビ保有世帯数も掲載し、文化水準の違いなどが判るような内容になっている。

●Cのインドの産業では、IT産業や自動車産業の動向や関連したデータ、インドの鋼材消費量(中国との比較)なども取り上げており、インド株式オンラインはかなりきめの細かいサイトで利用価値は十分にあるといって良いだろう。インドはBRICsの要だけにこのサイトを見続けたい。

2006/11/20

お金とうまく付き合う
基本や性格を把握する!!

●少子高齢化の時代に突入、経済も不透明とあって、資産運用にこれまで以上に頭を使う時代になってきた。貯蓄や資産運用に、多くの人が関心を寄せているが、実際には商品が多過ぎるのと、その仕組みが判らず思案したまま身動きが取れない人は多いに違いない。また、年金や税金など身近なお金の問題も、『複雑で判りにくい』と放置していないだろうか。今や、子供にも資産運用の仕組みや方法を学ぶ時代。今週号では、お金の基本の基本を掲載したホームページを紹介しよう。

金融広報中央委員会が作成
●今週号で紹介するのは、日本銀行内にある『金融広報中央委員会』が作成した、『知るぽると』。前文には、『くらしに役立つ身近な金融情報、お金に関する知識の情報サイト。知るぽるとの“ぽると”とは“港”、“入り口”です…』とある。この前文を額面通り受け取れば、『知るぽると』は『お金入門編』といったところだ。

●『知るぽると』を構成している柱は、@金融と経済のしくみ、A暮らしのマネー情報、B教える・学ぶ、C暮らしのお役立ちツール…などだ。まず、@の金融と経済のしくみでは、金融商品・金融用語、金融商品の保護、金融取引のトラブル防止、経済と経営のデータに強くなろう、調査・アンケートなどを紹介している。これらに目を通すと、これまで幾度となく耳にしていながら、意味の判らなかった金融用語や金融商品の性格が簡単に理解出来る。また、預金を守る預金保険制度の解説や自己の資産を守る金融商品の保護に対して丁寧に解説しており、熟読することをお勧めしたい。更に、金融・経済の見方を広げるための経済指標の見方も大いに参考になろう。貯蓄やこづかい、老後の生活を調査した調査・アンケートも興味深く読むことが出来る。

年金や税金を真剣に考える
●Aの暮らしのマネー情報では、年金や税金、保険や相続など、毎日の暮らしを支えるマネーの問題を取り上げている。老後に備える『年金』、暮らしを守る『保険』、私たちに身近な税金などの複雑なしくみをやさしく解説、マネーに関する問題を真剣に考えるように導かれているような感じを受ける。また、暮らしとおかねアラカルトでは、相続問題や世代別・スタイル別のライフプラン、お金に関する身近な法律を紹介、更に相談窓口や照会先のリンク集を掲載してあるので、困った人にはとても便利だ。

実用的なお役立ちツール
●Bの教える・学ぶは、子どもから大人まで『金融』と『経済』を楽しく学べるコーナで、教材や指導書も提供している。ここでは、身近な話題を通じて面白く学べるクイズやビデオ、教材を満載し、人生の夢や目標の実現に、大切な役割を果たしてくれるのもお金であることを楽しく教えてくれる。Cの暮らしのお役立ちツールでは、年金シミュレーション、生活設計診断、住宅ローンの返済計画や預貯金の積立予測に役立つ資金プランシミュレーション、家計クリニック、家計の資産管理簿、お金の付き合い方チェック、こづかい帳…など、生活設計に具体的に使える人気メニューがとり揃っており、家族で活用すると良いだろう。また、対象をキッズ、ヤング、ファミリー、シニアなどに分けて、お金の話をしているのも面白い。

2006/09/25

ブラジルの現状を知る
国際商品に有益な情報!!



●国際商品市場のキーワードとして、誰もが知っている言葉にBRICsがある。BRICsは、Brazil(ブラジル)、Russia(ロシア)、India(インド)、China(中国)の4ヵ国の頭文字を取った造語だ。BRICsの産みの親は、米国の大手証券会社ゴールドマン・サックス社(GS社)、2003年秋に投資家向けに提供したリポートで、この用語を初めて用いた。GS社は、3年前に、『現在のペースで経済が成長すると、今後30年以内に経済規模で、日本は中国とインドに抜かれる』、『2039年には、現在の経済規模で大国のトップ6ヵ国である米国、日本、ドイツ、フランス、英国、イタリアの合計をBRICsが経済規模で上回り、2050年には中国、米国、インド、日本、ブラジル、ロシアの順となる』と予測したが、GS社の3年前のレポートが現実化に向かっている。今や、BRICsが世界経済をけん引していることは誰も否定することが出来ない。今週号では、BRICsの一翼を担っているブラジル関連のサイトを紹介しよう。


ブラジルの今を発信する
●今週号で掲載するのは、ブラジル関連の定番サイト、その名もズバリ『ブラジル・サイト』。そのままサイト名を入力すれば用意にサーフ出来る。なお、本誌2004年10月25日号で『ブラジル・サイト』を紹介したが、あれから2年近く経ち、内容がグレードアップしたので改めて掲載する。

●『ブラジル・サイト』のセールスポイントは、ブラジルの今をブラジル発で発信していること。日系ブラジル人が多く、さまざまな情報が伝わっているような錯覚を受けるが、日本の真裏がブラジルにあたるため、同国の情報は伝わってこないのが現状だ。


幅広い内容で楽しめる
●『ブラジル・サイト』を構成しているコンテンツは、@エンターテインメント(サッカー、ブラジル観光、ブラジル音楽など)、Aトピックス(コラム、エコブラジル、ポリティカ=政治、経済&ビジネス、日系社会、ニュース特報など)、Bデータベース(ブラジル社会、ADDRESS&GUIDE、為替情報など)…で、サッカーから経済まで幅広い内容で、このサイトを訪れた人を楽しませてくれる。

●『ブラジル・サイト』で利用価値の高いのが、Aのエコブラジルだ。ご存知の通り、ブラジルはサトウキビを原料にエタノールを大量生産し、大豆油を原料にバイオディーゼルを本格生産しようとしており、その動向が国際商品相場を左右している。また、Aの経済&ビジネスでも、『フレックス燃料車の急増とその影響〜急速に普及するフレックス燃料車』、『大きく変わるブラジルの為替制度』、『スターバックスのブラジル1号店が11月にオープン』などの興味深い記事を掲載、まさに、ブラジルの今を知ることが出来る。


メルマガも有効活用

●上記のコンテンツ以外で目が離せないのが、トップページの更新情報。ここを毎日サーフしていると、エタノールや為替、農業などの新しい情報に遭遇することが出来るからだ。また、ブラジル・サイトはメルマガを作成して、希望者に無料で送信してくれるので、活用すると良いだろう。このサイトを見ていると、近そうで遠い国ブラジルを隣国に感じる。

2006/09/11

経済指標を把握する!!
国際商品の予測に不可欠



●貴金属、非鉄金属、石油、穀物、ゴムなど国際商品の動向を占ううえで無視出来ないのは、個々の需給事情以外に為替相場の動向がある。シンプルに考えれば、ドル建てで取引されている国際商品は、為替相場が円高ドル安に振れれば価格が下落、それとは逆に円安ドル高に振れれば価格が上場する傾向がある。つまり、為替相場の動向を把握することが出来れば、半ば国際商品を征服したようなものである。そして、円ドルの為替相場に大きな影響を与えるのが、日本と米国などの経済指標であり、その動向に常に注意する必要がある。

2003年からの指標と図を閲覧
●国際商品の動向を占ううえで重要な経済指標を、2003年からの90項目の表とグラフで紹介しているのが、『日本経済指標と米国経済指標』だ。このサイトに進むには、検索エンジンにそのままサイト名をインプットするのが一番の早道だ。

●『日本経済指標と米国経済指標』のサイトを構成している柱は、@マーケット情報、A日本経済指標、B米国経済指標、C日本経済、D米国経済…で、これらを詳細に目を通せば、まるで一流エコノミストの域に達したかのような錯覚を受けてもおかしくないだろう。まず、@のマーケット情報だが、ここには、ニューヨークダウ平均株価、NASDAQ、東証平均株価、TOPIX、長期金利、短期金利などの相場が毎日、表とグラフで提供される。Aの日本経済指標には、経済概況・物価(GDP,景気動向指数、国内企業物価指数、消費者物価指数)、鉱工業(鉱工業指数、機械受注、稼働率指数、乗用車生産台数、建設工事受注、産業用大口電力使用量)、消費(消費支出、百貨店販売額、スーパー販売額、商業販売額、百貨店売上額、チェーンストア販売額、自動車販売台数、旅行取扱高、新設住宅着工件数、マンション契約率)、金融・株式(銀行5業態総貸出残高、国内銀行貸出平均金利、M2+CD増加率、コールレート、国債10年物利回り、円相場、日経平均株価)、貿易(国際収支、外貨準備高、貿易通関)、企業・労働(現金給与総額、所定外労働時間、常用雇用指数、完全失業率、完全失業者数、有効求人倍率、企業倒産件数・負債総額、銀行取引停止処分)といった経済指標が用意されている。図とグラフで見ることが出来るほか、発表した機関のオリジナルの数字を確認することが出来る。

発表先に直結している
●Bの米国経済指標は、GDP、消費者景気信頼感指数、製造業景気指標、消費者物価指数、公定歩合、FFレート、国債利率、通貨供給量、ニューヨークダウ工業株平均、NASDAQ…といった指標が2003年から一つの表にまとめてあり、利便性が高い。もちろん、Aの日本の経済指標と同様、経済指標を発表した商務省やFRBなどに直結している。

●Cの日本経済、Cの米国経済は、経済指標に関連している機関や雑誌をリンクしたものだ。Cの米国経済では、 ニューズウィーク、タイム、フォーブズなどの雑誌、ホワイト ハウス、財務省、商務省、同商務省国勢局、同経済分析局、労働省、労働統計局、FRBに直接リンクできるので、英語に自信のある人は直接、経済指標やニュースなどの情報を直接入手することが出来るので利用されたい。

2006/7/17

自分の健康を守るコツ
メタボリック症候群を予防


●最近、注目されている言葉が、『メタボリック症候群(内臓脂肪症候群)』。ウェスト周りが、“男性85センチ以上”、“女性90センチ以上”で、高脂血症、高血圧、高血糖のうち二つ以上に該当すると有病者、一つに該当するのが予備軍と判定される。個々の数値がそれほど高くなくても、放置し続ければ、心筋梗塞や脳卒中、糖尿病などの生活習慣病になるリスクが高いとされる。厚生労働省(以下厚労省)は、2008年4月から40歳以上を対象にウェスト測定を健康診断で義務づけることを決めたが、自分で自分の健康を守るのが基本。なお、厚労省によると、メタボリック症候群の有病者と予備軍は40〜74歳までの男性の2人に1人、女性は5人に1人の計1,960万人と推計されている。そこで、身に覚えがある人のための『お助けホームサイト』を紹介しよう。

予防、治療法、食材まで網羅
●今週号で紹介するのは、『メタボリック症候群定義/メタボリック症候群虎の巻』で、検索エンジンでそのまま入力するとサーフ出来る。このサイトは、メタボリック症候群定義に関する情報を紹介するポータルサイトで、メタボリック症候群に関する多くのサイトを紹介しているのが特徴といえよう。このサイトを構成しているのは、@メタボリック症候群の定義(判断基準)、Aメタボリック症候群とは、Bメタボリック症候群と内臓脂肪の関係、Cメタボリック症候群の治療法、Dメタボリック症候群を予防している食材…の5つの柱だ。

●@メタボリック症候群の定義(判断基準)で紹介しているサイトは、『健康情報ホームページうらりネット』、『家庭の医学』などで、日本版メタボリック症候群の基準が簡単に判る。Aメタボリック症候群とはでは、メタボリック症候群がどのような状態なのかがひと目で判るサイトを紹介している。Bメタボリック症候群と内臓脂肪の関係では、『知っとく?納得!!メタボリックシンドローム』や共同通信社が作成したサイトを紹介、生々しい内臓脂肪の図を掲載しながら、注意を喚起している。

野菜とそば、アーモンドがお勧め
●また、Cメタボリック症候群の治療法では『小象の会』のサイトを紹介、治療には、食事療法と運動療法を用いる重要性を強調、内臓脂肪をすぐに減らしたいという人に実践的な内容になっている。Dメタボリック症候群を予防している食材では、『ゲンダイネット』、『家庭の医学』、『おもいっきりテレビ』を紹介、カイワレ大根、ショウガ、トマト、ミニトマト、赤ピーマンの5つの野菜とそばを積極的に食べ、更に、マグネシウムとリンがバランスよく含まれているアーモンドを食べることを勧めている。

3ヵ月の運動で見違える
●数あるメタボリック症候群関連のサイトで特にお勧めは、Bのメタボリック症候群と内臓脂肪の関係で触れた『知っとく?納得!!メタボリックシンドローム』。メタボリック症候群をメカニズムや危険性を指摘し、改善するための具体的方法を提示、3ヵ月間、毎日300キロカロリー程度の程度の運動をした人のウェストのCT画像を掲載、運動前に比べて劇的に内臓脂肪が減った画像を比較して、やる気を喚起している。

2006/7/3

食の省エネを実践する
日常生活でこんなに節約


●省エネというと、多くの人は『エアコンや冷蔵庫などの電気代をどうやって節約するか』、『ガソリン代をどうやって減らすか』に気を配っているが、『省エネのツボ』はもっと身近なところにある。それは、ズバリ食の周辺。今週号で紹介するサイトには、『食生活のいろいろな場面でエネルギーが使われていることを知っていますか?どんな場面でエネルギーが使われているのかを知って、ちょっとした工夫で出来る食の省エネルギー。おいしく、ヘルシー、手間や時間も省けて、家計も助かる食の省エネを提案します。出来ることからやってみましょう…』と書かれているが、今週号では誰もが出来る食の省エネのサイトを紹介しよう。

なるほどと頷きたくなるサイト
●今週号で紹介するのは、6月19日に引き続いて、ECCJ(財団法人省エネルギーセンター)が生活の省エネのホームページに掲載している『上手にいただきます(食の省エネブック)』だ。検索エンジンに、『生活の省エネ』と入力、『上手にいただきます』の表示をクリックすればサーフ出来る。

●『上手にいただきます』を構成しているのは、@省エネ提案(食の省エネ提案します)、A購入(旬と産地を要チェック!、ごみまで買っていませんか?)、B保存(冷蔵庫のがんばり、じゃましていませんか?、冷蔵庫も食べ過ぎに要注意!)、C調理(いろいろ試そう『調理』の省エネ、ワイワイ、ガヤガヤ、みんなで食べれば楽しく『省エネ』)、D片づけ(余分なエネルギーまで洗い流していませんか?)、E廃棄(ごみに出せばおしまい…ではありません)、 F省エネチェック(食の省エ

ネチェック!)の7つのコンテンツで、読み進んでいくうちに、『なるほど,なるほど』という言葉が口から出てくる。

国産と輸入物の差は歴然
●まず、@の省エネ提案では、冒頭で引用した文章が掲載され、農作物を含めた食料の生産から、流通、買い物から後片付けに至るまで、いかにエネルギーが消費されているかを図式化して、食の省エネを広く一般に呼び掛け、Aの購入では、魚を養殖したり、野菜を施設で栽培する際のエネルギーがどれだけになるかを具体的に提示している。ちなみに、露地でトマト1個を作るためのエネルギーは6キロカロリーに過ぎないのに、石油を使うハウスなどの施設物は58キロカロリーとエネルギー消費が大きなことが判る。また、輸送や保冷が必要な輸入物だけで調理した天麩羅そば4人分のエネルギーは6,054キロカロリー消費するが、国産だと約270キロカロリーで済んでいる。省エネのためには、国産の食料を買い、徒歩や自転車で購入するのが一番良いことが判る。

レジ袋のエネルギー負担大きい
●それぞれのコンテンツには、訪問者を頷かせる内容の記事を満載しており、全て紹介するのは無理だが、Aの購入のゴミまで買っていませんかでは、買い物をすると必ずついてくるレジ袋などの包装材がかなりエネルギーを消費していることが判る。1年分に1世帯がもらうレジ袋は315枚、これだけで500ccのペットボトル27本分の原油に相当し、レジ袋の有料化が進むだけで、かなりの省エネになるのが判る。『上手にいただきます』、目を通すだけでお得なサイトといえる。

2006/6/19

エネルギーを原油に換算
誰でも出来る身近な省エネ


●クールビズが夏の風物詩として定着してきた。クールビズは、温室効果ガス削減のために、夏のエアコンの温度設定を28度にしたオフィスで快適に過ごせるためのファッションのことだ。今年は昨年以上にクールビズファッションが多彩になっているが、それよりも気になるのはその効果だ。全ての事業所で夏の冷房設定温度を26.2度から28度に1.8度下げると、ひと夏で約160万〜290万トンの二酸化炭素を削減、一般家庭で冷房の設定温度を1度上げるだけで大きな削減効果が期待出来るという。ちなみに、昨年のクールビズ効果は約46万トン、約100万世帯の1ヵ月分の二酸化炭素排出量に相当する。もちろん、地球温暖化の進行を阻むためには、クールビズ以外の工夫が必要だ。そこで、今週号では誰でも出来る身近な家庭の省エネサイトを紹介しよう。

省エネが地球温暖化を防ぐ
●省エネのサイトを主宰しているのはECCJ(財団法人省エネルギーセンター)、本号で紹介するのは、生活の省エネのホームページに掲載されている家庭の省エネ大事典で、検索エンジンにそのまま入力すればサーフ出来る。このサイトの特徴をそのまま引用すると、『本文中では、省エネによって削減できたエネルギー量を、データに基づき、電気代・ガス代等の金額に換算しています。さらにそのエネルギー量を「原油換算」で示しています。家庭での省エネが節約だけにとどまらず、省資源・地球温暖化の防止につながっていることを、数字で示しました…』というもので、エネルギー金額換算だけではなく、原油換算で示してあるのでとても便利だ。

ここを工夫すればこんなに節約
●家庭の省エネ大事典を構成しているのは、@AIR CONDITIONING(エアコン、ガス・石油ファンヒーター、電気カーペット、電気こたつ)、ALIGHTING(照明器具)、BENTERTAINMENT(テレビ、パソコン)、CKITCHEN(電気冷蔵庫、ガス給湯器、電子レンジ、電気ポット、ガスコンロ、食器洗い乾燥機)、DBATH&TOILET(風呂給湯器、温水洗浄便座)、ECLEANING(洗濯機、掃除機)、FCAR(自動車)…で、それぞれに具体的かつ有効な省エネの方法が示されている。

●@のAIR CONDITIONINGを見ると、外気が31度の時に、夏の冷房時の室温を27度に上げると、2.2キロワットのエアコンを一日9時間使用すると仮定すると、年間で電気 30.24キロワット (約670円の節約)、原油換算 で7.77リットルの節約になる。また、フィルターを月に1回ないしは2回清掃するだけでも年間で電気31.95キロワット(約700円)、原油換算で8.21リットルも節約される。

実用的な省エネレッスン
●また、各コンテンツに省エネレッスンというコラムが設けられ、これも大いに参考になる。例えば、冷房時の工夫としては、『ドア・窓の開閉は少なく』、『レースのカーテンなどで日差しをカット』、『外出時は、カーテンを閉めると効果的』、『扇風機を併用。風がカラダにあたると涼しく感じる』などの実用的なアドバイスは今日から心がけることの出来るものだ。このサイトを見ると、われわれがいかに大事なエネルギーを浪費してきたかも思い知らされる。

2006/5/1

犬と猫の楽しいサイト!!
ペットと快適に暮らしたい



●日本ペットフード工業会によると、2005年における日本の犬・猫の飼育数は犬1,306万8,000匹、猫1,209万7,000匹、合計2,516万5,000匹に達し、0歳から19歳までの合計人口2,394万人を大きく上回っている。飼育率は全世帯で犬32.0%、猫18.6%に達し、現在ペットを飼っていない人でも、今後犬を飼いたい人は二人以上世帯で50.3%、猫は28.8%にも達している。ちなみに、2000年の全世帯の飼育数は犬1,005万4,000匹、猫653万8,000匹、合計1,659万2,000匹だから、この5年間の伸び率がいかに大きいかが窺い知れる。ペット飼育数増加の原因は少子高齢化の影響を受けて、ペットを購入する世帯が年々増えていることで、それを映して、ペット産業の市場規模は2004年に1兆円を超え、数年後には2兆円を超えるという声が出ている。ここまで、犬と猫の数が増えてくると、どのように人間とペットが心地よく共存していくかが重要になる。ここで、現在一緒に住んでいる犬や猫とより仲良くなる、また、将来、犬や猫と一緒に住もうという人のために参考になる定番サイトを紹介しよう。


犬の行動と秘密を優しく解説
●このサイトは洗剤及び家庭用品メーカー、『花王』が主宰している“KAO PET HOME”(花王ペットホーム)で、『花王ペットホームページ』で入力すればサーフ出来る。このサイトは、@犬を知る、A猫を知る、Bお楽しみ箱、C花王ペットケア製品のご紹介…の4つのコンテンツで構成され、新製品の販売時にはプレゼントキャンペーンが実施されるので見逃せない。

●@の犬を知るには、『ママ』タイプ診断、ディリ−ヘルスケアGUIDE、愛犬と暮らす生活事典、犬のなんでも相談室、ペットSOS、ペットサービス体験隊、犬の不思議サイエンスで構成されている。『ママ』タイプ診断では、愛犬への接し方を5段階でチェック、飼い主を“ついついご褒美ママ”、“しっかり育児ママ”、“べったり依存ママ”、“ペットはペットママ”に分類、愛犬とより良い関係を作るためのアドバイスをしてくれる。愛犬と暮らす生活事典では、犬と暮らすための基礎知識、犬の気持ちや行動を理解するポイントなど、愛犬と快適に暮らすための『医・食・住情報』が、犬の不思議サイエンスでは、犬の体や行動の秘密を写真や図を使って、やさしく解説しているので、犬を飼っている人だけではなく、これから飼おうとする人は是非参考にしたい。


実用的な猫のトイレズム

●Aの猫を知るには、愛猫と暮らす生活大事典、猫のなんでも相談室、ペットSOS、ペットサービス体験隊、猫の不思議サイエンス…など、犬を知ると同様のコンテンツが用意されている。なかでも、興味深いのは猫のトイレズム研究だ。猫は飼い主と家で同居するケースが多い。そのため、飼い主は清潔なトイレを提供して、愛猫に快適に排便させることは非常に重要で、飼い主がもっとも苦労するところでもある。そのように見ると、猫のトイレズム研究は実用的なコンテンツだ。お楽しみ箱では、うちの子写真館、おしゃべり広場など、犬・猫好きの交流の場が用意され、そこでは飼い主の微笑ましい“親馬鹿ぶり”を見ることが出来る。このサイトは犬や猫の飼い主でなくても楽しめるのが嬉しい。

2006/4/3

新入社員に役立つサイト
先輩たちもマナーの再点検


●4月といえば新入社員が一斉に社会に飛び出す月だ。希望と期待に胸を膨らませ、大きな志を持って入社したものの、よくよく考えれば、つい数週間前に学校を卒業したばかりで、どのように社会と付き合えば良いのか判らないというのが、新入社員の本音といえるのかも知れない。新入社員たちが真っ先にとまどうのは、学校では教えてくれないビジネスと社会マナー。しかし、何かトラブルを起こしても、相手は新入社員という理由だけで容赦はしてくれない。また、ビジネスマナーを一から教えてくれる会社も多いようで、実際は少ないのが現状だ。そこで、今週は新入社員のために“ビジネスマナーのいろは”を教えてくれるサイトを紹介しよう。現在、活躍中のビジネスマンもこのサイトにサーフして、自らのビジネスマナーの再点検をするのも良いかも知れない。

ビジネスマナーの基本の基本
●新入社員にお薦めのサイトは、NTT番号情報(株)が主宰している『インターネットタウンページ ビジネスマナータウンページ』だ。このサイトを参考にして、ビジネスマナーの書籍が発売されるほどの、いわば、ビジネスマナー集の定番といっても大げさではあるまい。このサイトにサーフするには、前述したタイトルをこのまま入力すれば済む。

●『ビジネスマナータウンページ』を構成している3つの柱は、社会人基本マナー、生活豆知識、お役立ちツールだ。そして、社会人基本マナーを構成しているコンテンツは、@基本マナー(9例)、A電話マナー(2例)、B接客マナー(9例)、C席次(4例)、D国際マナー(1例)、E携帯電話(11例)、FEメール(13例)、Gファクス(9例)で、主宰がNTT関連企業だけに電話及び携帯電話、FAX送信にあたってのマナーを丁寧に解説しているし、ビジネスのやり取りがメールで多く行われるとあって、Eメールの作法にも目が行き届くなど、現代にあったマナーを紹介してあるのが嬉しい。もちろん、ことば使いの基本、敬語使いのポイントと使い分けなど、『基本の基本』も解説しており、痒いところに手が届くような内容になっている。

実用的な文書の書き方を伝授
●多くの社会人が苦手としているのが冠婚葬祭。冠婚葬祭は日常的でないだけに、結婚式に招待されたり、葬儀に参列する時は、恥をかかないかとつい心配したりする。しかし、生活豆知識に目を通せば、少しは安心するだろう。生活豆知識に含まれるコンテンツは、@結婚式(3例)、A弔事(17例)、B贈答・進物(11例)、Cテーブルマナー(4例)で、弔事では仏式、神式、キリスト教式の作法や、贈答・進物では、結婚祝いの目安や香典の目安など他人には聞きにくいことを解説しているので目を通すと良いだろう。

●お役立ちツールは、@ビジネス文書(10例)、社外文書(社外文書実例集10例、一般手紙文1例、ハガキ・封筒5例)、A社内文書(6例)、B英文レター(4例)、C印紙税額一覧表、D敬語実例集(3例)…など、さまざまなケースを想定したビジネス文書の書き方を中心に構成されており、かなり実用的なコンテンツといえる。国際化を意識して英文レターの書き方まで紹介されており、海外の得意先とコミュニケーションを取ろうという新入社員にも役立つ内容だ。

2006/2/20

脚光を浴びるンブラジル
有益なニュースを連日掲載



●BRICs(ブリックス)というと、今ではポピュラーな言葉になったが、そもそもは米国の大手証券会社GS(ゴールドマン・サックス)社が、2003年秋に投資家向けに提供したリポートで初めて使用した言葉で、BRICsはBrazil(ブラジル)、Russia(ロシア)、India(インド)、China(中国)の4ヵ国の頭文字を取った造語だ。GS社は、『BRICsが今後世界経済をけん引していく』とレポートしたが、ここ数年間の経済成長は好調そのもので、国際商品市況を分析するうえで無視出来ない勢力になっている。BRICs諸国のなかでも特に注目したいのは、エタノールで脚光を浴びているブラジルだ。これだけブラジルの注目度がアップしながらも、ブラジル発の情報が少ないと嘆きたくなる人も出てこよう。しかし、心配は無用だ。実は、『ブラジルならこれ!』というサイトが存在する。

ブラジルが身近に見えてくる
●今週号で紹介するのは『ブラジル・サイト』、2004年10月25日に一度本誌に掲載しているが、当時と比べてブラジルの注目度が格段にアップしたため、再登場させた。検索エンジンで、『ブラジル』ないしは『ブラジル・サイト』と入力すればサーフ出来る。ブラジルといえば、かつてはサッカーやカーニバルなどを想像する人が少なくなかったが、ブラジル・サイトをサーフすると、新興大国のリード役の躍動感はもちろん、なぜブラジルが国際市場に大きなインパクトを与えているのかがハッキリと見えてくる。

●ブラジル・サイトを構成している柱は、@エンターテインメント(サッカー、ブラジル観光、ブラジル音楽、イベント情報、ワッハッハぶらじる)、Aトピックス(コラム、エコブラジル、ポリティカ=政治、経済&ビジネス、日系社会、ニュース特報)、Bデータベース(ブラジル社会、ぶらじる人物鑑、ADDRESS&GUIDE、為替情報)、Cコミュニケーション(スケッチブック、リンク集、掲示板、アルバム、メルマガ)で、スポーツ芸能ネタから政治経済にいたるネタが随所に散らばっている。大げさにいえば、ブラジルにいなくてもブラジル人以上に“ブラジルの今”を知ることが出来る。

トップページの更新情報は有益
●ブラジル・サイトは多様な利用法があるが、経済・投資方面に興味があるなら、トップページの更新情報とAのトピックスを毎日注意深く目を通したいもものだ。2月14日の更新情報の主なタイトルを列挙すると、『ブラジルは90億9100万ドルの対米貿易収支黒字を計上』、『アルゼンチンで口蹄疫発生 ブラジルは輸入を停止』、『2重の征服を果たしたブラジル』(注:エタノールとエネルギー関連記事)、『サンパウロ州西部に今後5年で40基の製糖プラントを建設』、『アルコール燃料の値上がりでもフレックス車の売れ行きは好調』、『2006年のコーヒー収穫高は4200万俵の見通し』、『韓国への牛肉とエタノール輸出を目指すブラジル』、『2005〜06農業年度の穀物収穫は1億2440万トンの予想』など、興味深い記事が掲載されており、今後の商品市況を分析するうえで役立つこと請け合いだ。また、環境問題に特化したエコブラジルも是非目を通してもらいたいコンテンツだ。



2006/1/23

コメ上場を前に予習する
亀田製菓のコメ関連サイト



●2005年における日本の商品取引所の年間出来高は1億1,311万5,382枚に達し、3年連続の1億枚乗せを果たした。毎年のように上場商品が増加し、各産業のリスクヘッジの受け皿が広がり、資産運用の機会が増えていることが日本の商品先物市場の活況につながっているが、2006年最大の焦点は、コメの先物取引が67年ぶりに復活するかどうかだ。東京穀物商品取引所と関西商品先物取引所の東西の料取引所はコメの先物取引を申請、農水省は昨年12月28日に両取引所の申請を官報に公示し、4月中に結論が出る段取りになっている。コメ先物取引の復活が日本の先物市場を更に活気づかせるのは確実で、今からコメに関するさまざまな情報を入手しておきたいものだ。そこで、今週号ではコメに関するサイトを紹介することにした。


米菓メーカーのサイト
●コメに関する統計データや流通の仕組みなどを知ることも大事だが、コメに関する知識をやさしく丁寧に解説しているサイトがあるので紹介しよう。そのサイト名は大手米菓メーカーである亀田製菓(株)が運営している『お米の国の物語〜「お米」、「米菓」に関する楽しい情報百科』で、“亀田製菓”及び“お米の国の物語』と入力すれば、サーフ出来る。

●このサイトを構成している二本柱はは、『お米百科』と『あられ・おせんべい百科』だ。肝心の『お米百科』を形成しているコンテンツは、@お米って何?(日本の稲作)、Aお米の歴史(米の起源と歴史)、B米どころ新潟の稲作(新潟県の自然と農業の役わり)、Cご飯の国の栄養学(わたしたちの主食)、Dお米をおいしく食べよう(ご飯の味)、Eお米Q&A…で、初めてコメに接する人が興味を持ちそうな話題を取り上げている。


コメの歴史と文化を知る
●@の『お米って何』では、“ 稲の栽培・種類”や“米づくりの一生”、加工食品の一覧…を解説し、Aの『お米の歴史』では、日本米の起源、稲の伝来、米による支配、日本の米の年表、古来からの日本人の食事、稲への信仰、米と芸術…など、コメと日本人とのかかわりなどを文化的な視点で判りやすく解説している。Bの『米どころ新潟の稲作』では、新潟県の自然と農業のかかわり、気候、米づくりのようす、稲作農家のくらし…など、新潟県の農家がどのようにコメを生産しているのかが浮き彫りにされている。また、ここでは日本人の食生活の移りかわりや水田や農地を整える努力…などを掲載しており、新潟県における稲作農家の努力に頭が下がる思いがする。


ご飯をおいしく食べる
●Cの『ご飯の国の栄養学』では、米のいろいろな栄養素、健康一番の日本型朝ご飯、日本型食事のキーワード、お米はとっても経済的…などのコラムを掲載、コメが日本人にとって必要な主食であることを改めて認識させる内容になっている。Dの『お米をおいしく食べよう』では、米の食味、買う前に知っておきたい乾燥・貯蔵・精米のこと、ご飯のおいしい炊き方、残りご飯の保存も米料理のバリエーション…など、どのようにすれば、米をおいしく食べられるかを解説、Eの『お米Q&A』では、訪問者のコメに関する素朴な疑問に答えている。

2005/12/5

アルミにこだわりを持つ
ライトメタルな癒しを体験


●インターネットは情報の宝庫と断言しても差し支えない。これまで、自分が知らなかった事象に突如興味が芽生えても、検索エンジンにキーワードを入力すれば、基本は容易に判る。詳しく知りたければ、ウェブの管理人が設置している掲示板にメッセージを書き込めば返事が戻ってくるという具合で、情報入手は思った以上に簡単だ。今はブログなどのやりとりの場も提供されており、インターネットを上手に利用すれば、これまで知らなかった分野の情報通に化けることも可能だ。情報を知りたい人に応える目的かどうかは別にして、自分の興味ある分野を徹底的に掘り下げて公開しているサイトが多く存在し、それらのサイトが競い合っていることもウェブ上での情報充実の背景で、ネットサーファーはそれを利用しない手はない。

硬軟自在なコンテンツ
●今週号で紹介するサイトは、その名も『アルミニウムマニア』、サイト名を検索エンジンに入力すれば容易にサーフ出来る。単純にアルミ好きの管理人が、『一般庶民には受けない“アルミネタ”で勝負している』、『アルミ出会い系サイトでライトメタルな癒しを体験してください』とトップページで述べているが、これまでアルミニウムにまったく興味のない人でも、このサイトにサーフすればアルミ好きになること請合いだ。

●『アルミニウムマニア』を構成しているコンテンツは、@アルミの横顔、Aスペシャルコンテンツ、Bアルミニウムニュース、C新切れコラム、Dある?なび、Eお薦めアルサイト、Fアル・ゲッチュ、Gベスト10(お気に入りアルミ)…などで、一見専門的に見えて、素人なら敬遠してしまうようなことを、読者の興味をそそるような切り口で掲載している。

●@の『アルミの横顔』では、『アルミの履歴書』、『アルツハイマー会』、『アルミナのお部屋』、『日本アルミニウム紀行』、『アルミ暗黒地帯』、『地金価格データ』など硬軟自在のコンテンツが用意されている。

アルミの用途が目に見える
●『アルミの履歴書』では歴史と特徴、『アルミナのお部屋』では、ボーキサイトから取り出したアルミナの知らざれる用途を解説したうえで、アルミニウムが宝石、セラミクス、医薬品、耐火物、ガラス、化学、プラスチック、研磨剤などの分野でどのように使用されているかを具体的に解説しており、アルミビギナーにも判りやすい。『日本アルミニウム紀行』では、大阪、富山、静岡、沖縄のアルミ産業の概況と歴史を紹介している。特に、大阪とアルミニウムとの関連は密接なものがあり、『なるほど』と読者をうなずかせるような内容といって良いだろう。『地金価格データ』は1984年以降のアルミニウム新地金月別平均データを掲載しており、相場を見るうえで参考になる。

●『ある☆なび』は、ホームページをアップしている企業、団体等などのリンク集、『お薦めアルサイト』は管理人お気に入りのサイト集だ。前者がアルミ関連の企業、団体などのサイトを紹介しているのにとどまっているのに対し、後者は管理人お気に入りのサイトをプッシュしている。一見、アルミには関係のなさそうことがアルミに関係があることを気付かせてくれるサイトだ。


2005/10/24

20世紀の全てが判る!!
あの時、何が起こったのか



●今年は戦後60周年の節目の年だ。そのせいか、テレビや新聞などでは1945年以降の日本の60年を回顧ないしは分析する特集を何度も行っている。歴史という大局ではなく、個人の人生の節目節目、つまり、自分史のなかで何が起こり、この時にどのように受け止めていたのかを顧みる人は多い。また、幼児から子供、思春期、成人と段階を経て、人は歳を重ねていくが、誰もが知っている大きな事件や、他人にとっては些細な出来事がその人の人生や思想に大きな影響を与えることもあるだろう。今週号では、戦後60年だけではなく20世紀を振り返ることの出来るサイトを紹介しよう。


その当時の世相が見えてくる
●20世紀の出来事を回顧できるサイトは、その名も『ザ・20世紀』。このサイトを訪問するには、検索エンジンでこのままサイト名を入力すれば良い。トップページには、『20世紀の世相、流行、出来事などを1年1ページで紹介。19世紀以前にも拡大し全部で約200ページ』の紹介文があるが、実際には1世紀から19世紀までの出来事が簡略にまとめられ、そのうえ20世紀から現在に至るまでの出来事が詳細に、しかも、読者の興味を引くように制作されている。『ザ・20世紀』はボリュームがタップリなだけでなく、出来事をクリックすれば詳細が掲載されているコンテンツにリンク出来るなどの工夫がされており、かなり優良なサイトといえる。

●『ザ・20世紀』の核になるのが年表だ。基本的には自分が知りたい年を指定すれば、その時の世相、流行、出来事の記載してあるコンテンツにサーフ出来る。各年のコンテンツには、@重大ニュース、A政治(外交・軍事、行政、立法、地方自治)、B司法・裁判、C国際、D経済(会社創立・合併、物価、物価、新商品・ヒット商品、食品・嗜好品)、E社会(ファッション、交通・運輸、通信)、Fことば(流行語、話題の発言)、G人(結婚、物故)、H出版(ベストセラー、作品掲載、雑誌創刊)、Iテレビ(番組、CM)、J映画(日本、外国)、K音楽・芸能(日本のヒット曲・流行歌)、Lスポーツ(野球、大相撲、サッカー)、M囲碁将棋、M科学技術(宇宙、天文)、N主な出来事…などの分野がそれぞれ用意され、教科書の副読本の年表と違って、『生きた歴史』が見えてくる。


参考文献とリンク集も充実
●年表以外のコンテンツも充実している。『政治の100年』、『日本が関わった20世紀の戦争』、『20世紀の冤罪事件』、『20世紀の流行語』、『話題の人々』『テレビ番組の半世紀』、『スポーツの100年』、『今日は何の日』など比較的ポピュラーなものから、『20世紀事件現場』、『真相は?』、『切手でたどる現代史』(記念切手と主な出来事)、『封書・はがき用切手の変遷』などマニア向きのコンテンツが用意され、訪問者の好奇心をくすぐっている。

●『ザ・20世紀』は訪問者を意識して、さまざまな工夫を駆使して制作されているが、実際には多種多様な分野の資料を細かく検証して出来上がったものだ。『ザ・20世紀』では、どの資料を調べたのか、また、どのサイトを参考にしたのかを明確にしており、更に詳しく調べたい人は、『参考文献』や『リンク集』を眺めると良いだろう。

2005/10/10

脚光を浴びるバイオ燃料
地球環境と脱石油に寄与!!


●原油高騰の影響がここにきて表面化してきた。原油高によるコスト上昇を転嫁する動きが出て、タイヤ、砂糖、練り物などが値上げされ、航空会社も日本航空が国内線運賃の値上げを表明、全日本空輸も検討を始めた。また、ポリ袋の有料化も法制化される可能性が強まるなど、今後も原油高騰が庶民の日常生活に影響を与えるのは必至だ。そのような状況下で、脱石油、脱ガソリンの流れに加速がついてきた。その主役は公害物質の少ないエタノールとバイオディーゼル燃料だ。脱ガソリン・省ガソリンをコンセプトにした車の開発が急速に進んでおり、2005年の石油高騰がエネルギー革命を起こすといっても大げさではあるまい。

NGOが詳細かつ明快に解説
●最近では、『エタノール』、『バイオ燃料』、『バイオディーゼル』という言葉が新聞、雑誌、テレビなどマスメディアに登場する回数が石油高騰前より格段に増えている。しかし、そのような状況下でも、実際にはこれらがどのようなものか理解している人は少ない。そこで、『ジャーニー・トゥ・フォーエバー』という小さなNGO(非政府団体)が『エタノール』、『バイオ燃料』、『バイオディーゼル』の解説を判りやすく、詳細に解説しているので紹介しよう。このサイトを訪問するには、『ジャーニー・トゥ・フォーエバー』と入力すれば済む。『ジャーニー・トゥ・フォーエバー』は、世界各地の食と環境と地域の自立についてインターネットを通じ世界中の参加者たちと一緒に考え、現地の人たちが直面している問題に取り組んでおり、『エタノール』、『バイオ燃料』、『バイオディーゼル』もその一環として取り上げられている。

●トップページには、多くのコンテンツが掲載されている。どれもが興味深いものだが、お目当てのサイトにサーフするには、『バイオ燃料〜地域で育てるエネルギー』をクリックすればよい。『バイオ燃料』では、バイオ燃料の概念とその燃料を作る理由が明確に提示されている。例えば、トウモロコシは飼料用、食用で消費されていたのが、『バイオ燃料』を作ることで、農家の販売先の選択肢が広がる可能性や、農産物を『バイオ燃料』の原料にすることで、地球の温暖化を阻止し、その結果、農作物が育つと強調している。

情報週で現状を知る
●『バイオ燃料』のコンテンツから『バイオディーゼル燃料』にリンクすることが出来る。ハンバーガー・ショップのマクドナルドからもらってきたドロドロの廃食油60リットルからバイオディーゼルを作ったというエピソードを紹介、バイオディーゼルがどのような燃料かを説明、ディーゼル排ガスと発ガンリスク、地球温暖化への影響にも言及している。また、『バイオ燃料』のコンテンツから『ガソリン車にもエタノールを』にリンクすることが出来る。ここではエタノールの歴史や特徴、手作り企画のエタノール燃料はもちろん、効用、エネルギーの効率性などを解説しているが、30種類の作物からエタノールを生産することが出来るとか。エタノール燃料への不安についても言及しており、『学ぶ』という観点から見れば“ピカイチ”のサイトといえよう。また、『バイオディーゼル情報集』、『エタノール情報集』には世界と日本の実例などが豊富に掲載されており、目を通すと良いだろう。

2005/9/19

ランキングマニアに推奨
トレンドを容易に把握する


●本誌の人気記事の一つに全国の商品取引所の出来高がある。ここでは、商品別、取引所別に分けて、ランク付けしている。ランキングを見て、前月に比べて状況がどう変わったのか、前年に比べてどうだったか、数字だけを見て、さまざまな想像が頭を駆け巡る。新聞を眺めてもランキングらしき記事が多く掲載されており、知らぬ間に目が止まってしまう。どのような分野でどのようなものに人気が集まって、どのようなものが売れているのか、誰もが興味を持つはずだが、実際に自分で調べようと思うと案外骨が折れる。しかし、何の苦労もなしに多くの分野のランキング情報を容易にゲット出来るサイトがあり、ランキング好きのネットサーファーを喜ばせてくれる。

さまざまなジャンルで順位づけ

●このサイトの名前は、『何でもランキング 早見表玄関』で、検索エンジンに『何でもランキング』と入力するだけで存分に楽しむことが出来る。表紙には、@エンターテインメント(音楽、映画、ビデオ、DVD、書籍、芸能、ゲーム、TV)、Aコンピュータ(パソコン、インターネットなど)、Bスポーツ、(野球、サッカー、相撲、ゴルフなど)C社会(経済、政治、世界、日本、マーケット、ビジネス、出来事)、Dくらし(生活、家電、健康、車、交通、レジャー、グルメなど)、E教養(文学、歴史、自然、こよみ、雑学)、F何でもランキング(全『表名』リスト)、Gランキングデータ(Yahooランキング、NIKKEIランキング、オリコンランキング、SANSPOランキング、楽天ランキング、売れ筋ランキングなど)、H売れてるDVD、I売り上げランキング(CDシングル・アルバム、ベストセラーなど)、J注目データ(ヒットチャート、視聴率ランキング、ゴルフ賞金王など)…ジャンルが掲載され、そのジャンルから詳細な項目にサーフして、自分が知りたいランキングやデータを調べることが出来るようになっている。

検索機能をうまく使う

●もう少し具体的に見ると、Cの社会には、経済・政治・世界・日本・マーケット・ビジネス・出来事という項目が用意され、そこからさまざまなランキングや経済データにサーフすることが出来る。経済には為替、金利、公定歩合の表や株価の騰落ランキング、高額納税者番付表や法人申告所得ランキングなどが掲載されている。各ジャンルから詳細な項目に分類され、そこで自分が調べたいランキングやデータを見るという方式であるため、閲覧出来るものは膨大だ。

●これだけランキングやデータが多いと、整理しにくいと思われるかも知れないが、カテゴリー別で調べることが可能で、更に検索機能を使えば、知りたい数字やランキングを知ることが出来るので非常に便利だ。

ランキングを見て商品を購入
●人気ネットショップサービスでは注目売れ筋ランキングが掲載され、人気商品リストを見ることが出来る。仮にランキングを見て購入したいと商品があったら、このサイトにリンクされている楽天市場やアマゾンで商品や書籍、DVDなどを購入することが出来る。単にデータやランキングを紹介するだけではなく、商品を購入出来るこのサイトはインターネットが広く普及したからこそ出来る時代の副産物といってよかろう。

2005/9/5

ニュースを簡単に入手!!
映像と音声付きで無料購読


●『インターネット活用術』の掲載を開始したのは1998年からで、足掛け8年の歳月を数えるようになった。1998年はインターネット人口が初めて1,000万人を超えた年だったが、パソコンを中心にしたハード、通信技術の日進月歩的な発達、さらに通信料の低価格化を背景に、2005年は7,000万人を突破している。音声や画像などの情報を容易に短時間で取得出来るようになって、利用者のライフスタイルも変わりつつある。ネットで買い物をすることが出来、金融サービスを受けることが出来るようになった。また、これまでは月間数千円を払って購読しなければならなかった新聞も各誌の情報を簡単に取得出来るようになり、8年前に比べると様変わりの様相だ。今週は生活に役立つ各メディアの総合ニュースをサーフ出来るサイトを紹介しよう。

最新のニュースのサイト

●各メディアの総合ニュースをリンクしているのは、ポータルサイトgooの総合ニュースで、検索エンジンで『goo 総合ニュース』と入力すればサーフすることが出来る。このサイトにリンクされているのは20件(うち2件が有料)で、映像も音声も画像もコミュニケーションも楽しめる。

●放送局関連では、ABC WEB NEWS(ABC朝日放送による動画ニュースサイト。地元関西のニュースと全国・海外のニュースを記事と映像で配信)、ANN NEWS(テレビ朝日のニュース番組『ANNニュース』。幅広いジャンルのニュースを映像で配信)、FNN フジニュースネットワーク(FNNによる総合ニュースサイト。政治・国際・経済・社会などのニュースに加えて、天気情報、カメラマン日誌など様々な映像を配信)、NHKオンライン(NHKの総合ポータルサイト。政治・経済・国際・社会・地域・スポーツの最新ニュースを映像で配信)、TBS News i (TBSによる総合ニュースサイト。様々なジャンルのニュースを映像で配信。過去配信分も見ることが出来る)…のニュースをネット上で見ることが出来るので便利だ。

映像と画像、音声を駆使する
●また、かつては『活字が売り』だった新聞社も、YOMIURI NEWS STREAM(読売新聞社が映像や音声を中心に、ニュースやエンターテインメント情報を提供)、asahi.com :ビデオ (朝日新聞の動画コーナー。国内外のニュース、記者会見速報、セリエAゴールダイジェストなど、多彩な動画を公開している)、 MSN-Mainichi INTERACTIVE 動画ニュース (MSN毎日インタラクティブによる動画ニュース。『岸井成格の一答両断』のコーナーでは、毎日新聞編集委員の岸井成格氏がその時々の話題を解説したビデオクリップを配信)。『web東奥 −皇室特集』(青森県の新聞社「東奥日報」ウェブ版の動画ニュースのコーナー。特集として、皇室ニュースを動画で配信している)を掲載、本紙との差別化をハッキリさせ、個性を前面に押し出している。もちろん、放送局や新聞社以外にも、News Web Japan(軟硬様々な特集を提供するウェブマガジン『Web現代』内にあるニュースサイト。各種記事以外にも、動画・音声などの情報が利用可)、音声図書館(主要新聞の主要記事を音声で聴ける)などもお薦めのコンテンツだ。

2005/8/15

小豆なら『穀の丸勝』
北海道発の情報をキャッチ



●日本の商品取引所に上場されている商品は、金、白金、原油、ガソリン、灯油、大豆、トウモロコシ、ゴム、コーヒーなどの国際商品が主流になっているが、そういったなかで奮闘しているのが小豆だ。小豆は、かつて『赤いダイヤ』と称せられ、花形商品として脚光を浴びてきた時代があった。その理由は、北海道が小豆の主産地で、生産量は天候によって大きく左右されるからだ。春は遅霜、夏は干ばつや冷害、秋は早霜の有無によって生産量が左右され、ダイナミックな相場展開を演じやすい特徴がある。今回は小豆のユーザーからトレーダーが、『小豆のことなら丸勝』と太鼓判を押している、『穀の丸勝』を紹介しよう。


作柄がリアルで判る
●小豆の関係者が注目しているサイトは北海道を代表する雑穀会社丸勝(本社:帯広市)が運営している『穀の丸勝』で、検索エンジンでサイト名をそのまま、容易にサーフ出来る。トップページは十勝の山並みをバックにした広大な小豆畑で、じっと見ているだけで心が豊かになる。『穀の丸勝』を構成しているのは、@平成17年度作況写真、A北海道豆類作況(十勝豆類作況、支庁別豆類作況)、B支庁別豆類作況表、B北海道気象情報(平均気温と反収、日照時間と降水量、暦年平均気温積算表、C北海道豆類情報(豆類作付面積と収穫量、近年の豆類作付推移、豆類移出検査実績、小豆移出検査実績、1908年以降北海道小豆生産高)、D全国豆類情報(小豆の全国作付面積、大豆の全国作付面積、そばの全国作付面積、小豆の生産量と輸入量、E過去作況写真(小豆、大正金時、大手亡、白目大豆、黒大豆)、F豆料理の紹介…など、多岐にわたっている。


過去のデータで現況を推測する
●@の平成17年度作況写真は、地の利を活かして、帯広市、芽室町、清水町の豆類の全景写真、苗写真、スキャナー写真を掲載、十勝にいなくても生育状況をリアルタイムで見ることが出来るので便利だ。Aの北海道豆類作況では、十勝支庁が発表した、昭和61年から直近までの生育状況を一覧表にまとめて掲載し、昭和8年から直近までの支庁別豆類作況表にまとめており、主産地の十勝と他の支庁の作柄傾向が容易に把握出来るので実用的だ。

多くの関係者が絶賛するのは、Bの気象情報だ。ここでは、昭和50年以降の平均気温をベースに帯広、札幌、旭川の各年平均気温グラフを作成し、その年の反収も掲載した『平均気温と反収』、帯広市豊凶ベスト3の積算気温と反収とともに帯広の今年の積算気温を掲載した『積算気温と反収』、更に、昭和61年以降の帯広の日照時間と降水量を表にまとめ、各年をクリックするとグラフ化したデータを見ることが出来る『日照時間と降水量』、帯広、札幌、旭川の平均気温を各月の上、中、下旬ごとに積算したものを一覧表にして掲載し、各年をクリックするとグラフ化したデータを見ることが出来る『暦年平均気温積算気温』で構成され、天候と小豆の反収との関係が目で見て判るようになっている。Cの北海道豆類情報は、北海道豆類作付面積と収穫量、近年の十勝豆類作付推移、北海道小豆の作付面積と生産量推移…などのデータを閲覧することが出来、過去との比較が簡単に出来る。『穀の丸勝』は小豆を取引する者にとって役立つサイトであることは間違いない。

2005/8/1

10月の上場に備えたい
鉄スクラップの基礎を知る

●中部商品取引所は、今秋10月11日に鉄スクラップ先物取引をスタートすることを明らかにした。鉄スクラップの上場は世界で初めてのことで、同取引所は鉄スクラップ先物取引のパイオニアになる。なお、取引対象商品は製造業の加工工程から発生する『新断スクラップ』だ。ちなみに、鉄スクラップの市場規模は年間1兆円規模で、投資家の意欲を左右するボラティリティーは金やガソリンに比べてきわめて高いという。また、全ての資源に対して、リサイクルの必要性が叫ばれている環境を見ると、鉄スクラップの上場は社会的にも大きな意義があるといって良いだろう。今週号では、上場前の研究という視点から、鉄スクラップ関連のサイトを紹介することにした。

スクラップで鉄を蘇らせる
●今週号で紹介するのは、社団法人・日本鉄リサイクル工業会のサイトで、検索エンジンに『日本鉄リサイクル工業会』と入力すれば、簡単にサーフすることが出来る。このサイトを構成しているのは、@ごあいさつ、A日本鉄リサイクル工業会について、B鉄のリサイクルについて、C環境問題への取り組み、Dニュース最新情報、Eマーケット情報、Fリンク…の7つのコンテンツだ。

●@のごあいさつをそのまま引用すると、『みなさんの身近なところでたくさんの鉄がリサイクルされているのをごぞんじでしょうか。空缶、スチール家具、乗らなくなった自動車や建物など建築物を解体した時に出る鉄骨や鉄筋など、使わなくなった鉄製品は、その大部分がスクラップとして集められ、溶かされて再び新品の鉄に生まれ変わっています。鉄スクラップのリサイクルは、天然資源のほとんどないわが国のもつ貴重な鉄鋼原料の供給という重要な役割を担い、明治以降のわが国の発展とともに歩み続けてきました。現在では、日本で一年に生産されるおよそ1億トンの鉄のうち3千万トン近くが鉄スクラップのリサイクルにより作られています…』というあいさつ文を読むだけで、鉄スクラップの特徴が理解出来る。

●また、Bの鉄のリサイクルについてでは、鉄スクラップの流通ルート、発生・収集、加工処理方法と製品、製鋼と製品、国際商品― 輸出入、電炉および高炉による製鋼法、製品の種類と検収規格…などの『鉄スクラップの基礎知識』的なコンテンツが判りやすく解説してあるので、ぜひ、目を通したいところだ。Cの環境問題への取り組みでは、鉄スクラップがどれだけ社会貢献しているかを解説、『社会の優等生』でることを強調している。

データ、最新情報も用意
●Dのニュース・最新情報では、平成13年以降の鉄スクラップ関連のニュースを掲載し、全体の流れが判るようになっており便利だ。また、Eのマーケット情報では、国内の動向、海外の動向、更に価格推移表が用意されており、鉄スクラップにこれまで全く縁のなかった人でも、過去の価格パターンを把握することで出来る。また、Fのリンクでは、鉄スクラップの企業や業界団体、更に業界関連のメディアに容易にサーフすることが出来るので10月の上場開始を前に、お気に入りの情報源を活用することが出来る。さて、上場まであと2ヵ月余り、この期間を最大限に利用して、鉄スクラップを身近に感じるようにしたいものだ。


2005/7/18

中部取がHPを改装!! 
今秋に鉄スクラップ上場


●今年、注目を集めているのが愛知県だ。2月17日に中部国際空港(セントレア)がオープンし、3月24日に愛・地球博(愛知万博)が華々しく始まり、夏休みには万博会場目指して全国中から人が集まってくる。中部国際空港開港と愛知万博がもたらす経済効果を、愛知県は『間接効果を含め2兆2,000億円、2万2,000人を超える雇用効果が期待出来る』としている。この二つのイベントは中部経済の発展に大きなプラスになるが、そのような状況下で元気いっぱいなのが中部商品取引所(中部取)だ。中部取は石油製品(ガソリン、灯油、軽油)と鶏卵を上場しているが、2004年の出来高合計は石油、貴金属、アルミ、ゴムを上場している東京工業品取引所の7,445万枚(シェア51.6%)に次ぐ3,319万枚(シェア23.0%)を記録し、エネルギー部門では世界第4位という活躍ぶりだ。更に、今秋には鉄スクラップを上場する運びになっており、今年は中部取から目が離せない。

英語と中国語版も用意
●上げ潮に乗っている中部取のサイトが7月11日にリニューアルされた。そして、新装開店されたばかりのサイトにサーフするには、このまま『中部商品取引所』と入力すれば良い。まず、メインページの画面で、目に飛び込んでくるのは『時代の扉をいま開く』というキャッチフレーズだ。時代の扉を開けて、中部取を世界に開放するかのように、サイトは英語でも中国語でも読めるようになっており、世界標準を目指す心意気がうかがえる。

●中部取のサイトを構成しているのは、(1)ビギナーズページ、(2)取引ガイド、(3)現物価格、(4)刊行物、(5)相場表、(6)C−COMニュース(C−COMは中部商品取引所の英語名での略称)、(7)証拠金/値幅制限、(8)ヒストリカル・レポート、(9)C−COMについて、(10)ピックアップニュース、(11)C−COMニュース、(12)プレスリリース…で、その他にも『板寄せの魅力』、『次期商品候補』『取引所パンフレット』、『マーケット情報』、『タマゴ情報』を掲載している。

鉄スクラップの情報を入手
●このサイトは取引所のサイトであるだけに、現在はもちろん過去の相場データ、取引にかかわる証拠金などの情報提供は完璧といえる。これから、商品先物取引を始めようとする人、まだ始めたばかりの人にお薦めなのは、(1)のビギナーズページだ。ここでは、商品先物取引の基本を判りやすく解説しており、ビギナーだけではなくベテランも一度再確認すると良いだろう。

●また、中部取のサイトで目を離せないのが、今秋に上場が予定されている『鉄スクラップ』の情報だ。中部取は『次期商品候補』のコンテンツで、『鉄リサイクル資源流通安定化検討委員会報告書』を掲載、鉄スクラップの上場意義や流通、需給などを細かく紹介している。また、(10)のピックアップニュースや(11)のC−COMニュース、(12)のプレスリリースでも、随時、鉄スクラップ関連の情報を提供しているので、中部取のサイトを訪問すると良いだろう。更に、『タマゴ情報』では、“市況解説”や“今日のタマゴ情報”を掲載しるなど、一般的に情報を入手しにくい銘柄に対してフォーローするなど、自らが上場している商品に対してのバックアップは万全といえる。

2005/6/20

データで世相が読める 
社会経済の実態を把握!!


●何気なく新聞を見ていると判らないが、いざ意識して新聞を開くと、社会経済のデータが氾濫しているかがよく判る。例えば、日本経済6月14日付朝刊にざっと目を通すと、『TOBの実施件数』、『民間エコノミストの景気の先行き』、『株式投信残高』、『携帯電話端末の販売台数』、『電力10社の発電設備比率』、『世界の穀物需給』などの数字やグラフが所狭しと並んでいる。新聞や雑誌などでは、経済や社会はもちろん、農業、産業、サービス、観光などあらゆる分野のデータが掲載されているが、データが単なる数字の比較に終始して味気ないと思っている読者は少なくないはずだ。そこで、『データは身近に感じてこそ価値が出る』、そう信じて疑わない人のためのウェブサイトを紹介しよう。

興味深い主催者の私見
●今週号で紹介するウェブサイトは『社会実情データ図録〜Honkawa Data Tribune』だ。このウェブサイトの趣旨は、『社会経済の実情を統計数字など客観的なデータに基づくグラフによって判りやすく把握出来るように作成したもの』というものだが、データの実情に一歩踏み込む姿勢を感じ取ることが出来、更に、さまざまなデータが単に数字というだけではなく、現実的な現象として感じ取ることが出来る。そして、このウェブサイトを訪問するには、そのまま『社会実情データ図録』と入力すれば良い。

●トップページは索引の羅列で、やや殺風景な印象を受けるが、データの豊富さとユニークさには敬服する。このウェブサイトを構成している分野は(1)食品・農林水産業、(2)開発援助、(3)人口・高齢化、(4)健康、(5)生活、(6)社会問題・社会保障、(7)労働、(8)教育・文化、(9)エネルギー、(10)環境・災害、(11)経済・GDP、(12)物価、(13)貿易、(14)金融財政、(15)行政・政治、(16)産業・サービス、(17)科学技術、(18)情報通信技術=IT、(19)運輸交通、(20)観光…などで、一般の人が知りたいデータはほぼ網羅されている。このウェブサイトはデータの更新が頻繁で、6月1日から13日までに、『子育ての辛さの内容(少子化の背景)』(3日)、『製造業企業における利益の源泉』(6日)、『ブロードバンド料金の国際比較』(10日)、『性行動の各国比較』(11日)、『パチンコホールの収入額の推移』(13日)の硬軟自在のデータを数字に加えて、主宰者のデータに対する客観的な分析だけではなく、率直な私見を交えて解説しているので面白い。

データの追加も頻繁に行う
●また、特筆したいのは、前に発表したデータの更新、文章の書き換えを頻繁に行っていることだ。例えば、2004年6月28日にアップした『中国における耐久消費財の平均保有台数』は今年5月30日に最新の数字に更新しており、そこから、『中国の食料消費対世界シェアの推移』、『中国国内の地域格差とその推移』に容易にリンクすることが出来、訪問者の便宜を図っているのが嬉しい。ユニークなものでは、主宰者が調べた『新聞各紙の全面広告ページ比率』がある。それを見ると、全面広告を取り除けば、各紙ともほぼ同じ頁数で紙面を構成していることが判る。このウェブサイトは、タイトル通り、社会の実情がデータを通じて見えてくる貴重なサイトといえる。

2005/6/6

気象人御用達のサイト 
データも読物も面白い

●昨年の日本列島は暖冬で始まり、東京で過去最高の真夏日の数が史上最高、台風も史上最高の上陸数を記録し、晩秋にかけては雨が多く、野菜や豆類の価格高騰を招いた年になった。今年は北日本を中心に記録的な豪雪となり、春は例年に比べ遅く訪れ、5月になっても思うように気温が上がらず、農作物の生育遅れが懸念されている。野菜、じゃがいも、小豆は日本の商品取引所で取引されているが、それらの生産量は各産地の天候に大きく左右されるのはいうまでもない。従って、農産物の取引をスムーズに行うためには、天候の動向を的確に把握することが重要になる。今週号では気象データ満載のサイトを紹介しよう。

気象人のためだけでないサイト
●今回紹介するサイトは(株)ウェザー・マップが編集・発行している『気象人』だ。サイトの紹介文、『気象人は気象専門WEBマガジンです。気象業界に携わる方、気象予報士の方、気象に興味がある方、気象データを入手したい方、報道関係者の方などを対象とし、インターネット上では手に入りにくい過去のデータを中心とした構成になっています。自分たちも使って便利な、いわば“まかない飯”のようなサイトを目指しています…』から判るように、気象データ満載のサイトで、検索エンジンで『気象人』と入力すれば簡単にサーフ出来る。

●『気象人』を構成しているコンテンツは、@気象ダイアリー(毎日の天気図、気象衛星画像をカレンダー形式で表示。クリックすると、さらに大きなサイズの画像、その日の天気の特徴や主要都市の天気・気温なども閲覧出来る。社会的な事件や出来事も取り上げており、気象に興味の無い人にもお奨め)、A天候のまとめ(1ヵ月間の天候の特徴をまとめたもの。平年値との比較については図やグラフで見ることが出来る。気温、降水量、日照時間など過去の記録を更新した地点も掲載している)、Bトピックス(気象現象や生物季節、自然災害をはじめ、気象に関するさまざまな話題を取り上げている)、C気象の本棚(本や雑誌、新聞等に掲載された文章を毎月紹介している。『ぜひこの本を取り上げて欲しい』、『以前読んだのだがどの本だったかわからないので知りたい』といったリクエストにも応えている)、D暦と出来事(毎日の暦、過去の事件や出来事をまとめたカレンダー。気象災害や記録なども詳しく掲載している)、E海況・エルニーニョ(異常気象の元凶といわれるエルニーニョ現象・ラニーニャ現象の現在の動向を中心に、最新の海況データを掲載)…で、データだけでなく、読物としてもかなり面白い。

利用者の便宜を図る
●上記のコンテンツは2002年4月からバックナンバーがあり、希望者にはWEB上に紹介していない天気図や雲、データなどを含めたCD−ROMを実費(税込9,450円)で提供するなど、利用者の便宜を図っている。また、サブコンテンツのデータベースでは台風、梅雨、気温の平年偏差と天候の特徴、エルニーニョとラニーニャ、1945年以降の気象災害、気温・降水量・日照時間の平年値を簡単に調べられるようになっている。また、読者のページでは『気象の小窓』で関係者のコラムが掲載され、一読に値する。気象人だけでなく一般の人にも十分に楽しめるサイトといえよう。

2005/5/23
明るく楽しく節約する
主婦の知恵を存分に発揮


●今年のゴールデンウィークはカレンダーの並びが良いこともあって、10連休という人も少なくなかった。そのためか、大型連休中に海外旅行に出掛ける人は史上最高を記録したとか。しかし、どんなに連休が長くても、海外旅行や国内旅行に出掛けるには軍資金が要る。自分自身の収入を遠慮なくレジャー費用に充てることの出来る独身貴族ならいざ知らず、家族総出で旅行に行くとなると一気に財布が軽くなり、連休後は青息吐息になりかねない。それでなくても、金利は限りなくゼロに近い状況で、増税の追い討ちをかけられ、おカネが貯まりにくい時代だ。来年の黄金週間の大型レジャーを満喫するには今から節約して、“お宝”を捻出するしかあるまい。

主婦の体験がベース
●来年こそは家族でゴールデンウィークに旅行と思っている人は今から節約を始めることが肝要だ。そこで、今週号では、節約サイトでは名が広く知られている『0円から始めよう! ゆめきらネット』を紹介しよう。このサイトを訪問するには、そのままサイト名を入力すれば済む。『0円から始めよう!ゆめきらネット』のコンセプトは、管理者のメッセージをそのまま借りると、『年収300万円時代の中で主婦がどこまで節約したり、お得情報を活用しながら乗り切るか!使える裏技を駆使し

て貯金体質を目指したいと思っています。インターネットを活用したり、主婦独自の観点で気になる話題などや体験を面白おかしく公開…』というもので、このサイトのポリシーそのものだ。肝心な点は、明るく楽しく節約すること、眉にシワを寄せて悲壮な気持ちでの節約は、かえってストレスとなり、自分が思うような結果を残すことが出来にくい。

意識を持って節約する
 ちなみに、『0円から始めよう!ゆめきらネット』を構成しているコンテンツは、(1)私にとって節約・貯蓄・家計簿とは!?、(2)節約術あれこれ〜こんな節約・あんな節約取り入れてみる?、(3)管理人体験ルポ〜興味があるけど試したらどうなる?を実践、(4)暮らしのアンテナ〜生活の中でのお得情報、(5)徹底的活用法〜せっかく使っているインターネット活用しなくちゃ、(6)キャンペーン情報・耳寄り情報〜今だけお得…などで、他にも節約リンクやみんなの節約技(コメント付きアンケート)が掲載されている。

●(1)私にとって節約・貯蓄・家計簿とは!?では、節約に対する管理人の心構えを披露している。そのなかで、印象的なのは『夢リスト』を作成すること。目標は人それぞれだが、リストを作成することで、節約の意識をより明確にすることが出来る。このサイトのメインになるのが、(2)の節約術あれこれ〜こんな節約・あんな節約取り入れてみる?だ。このコンテンツは、食費、水道光熱費、通信費、電話料金、生命保険、自動車費、レジャー費、医療費などの節約のテクニックを伝授しているほか、リサイクルやフリーマーケットの上手な利用法を解説している。(3)の管理人体験ルポ〜興味があるけど試したらどうなる?は、エステ無料体験、ヘアカットモデル体験、食事モニター体験、カラーセラピー体験など、身をもって体験したことのレポートで、なかなか面白い内容だった。どうやら、コストのかからないものを試すのも楽しい節約術の一つと見た。

2005/4/18

魚情報ならこのサイト
実践的で好奇心を充足!!


●日本人というと、昔から魚や貝などの海産物が大好きで、体に必要なタンパク質やカルシウム、ビタミンなどの大切な栄養素を摂取しているのが、日本人の長寿の秘密という人もいるほどだ。祝事には鯛や鰹節、昆布を用いたり、『晴れの日』はご馳走に刺身などを食べる人も少なくない。一部に、日本人は魚を食べ過ぎて、魚の生態系を壊す極悪人のような報道もされているが、これも他の国の人が魚を食べないからだろう。実際、世界平均では1年間に1人当たり16キロ弱なのに、日本人は70キロ以上食べているから相当の魚好きといって良い。しかし、最近は若年層を中心に魚離れが起こっている。本物の魚に触れたことはなく、切り身だけの姿しか知らない世代が増えて、今や、鯵(アジ)、鯖(サバ)、鰯(イワシ)の種類すら判らない人が多くなっているとの笑えない話も出てくる。しかし、そういう人でも魚の種類や調理法、更に栄養学的な効用を知れば、魚が身近になるはずだ。今週号は日本人の食生活に欠かせない魚中心のサイトを紹介しよう。

魚を上手に料理するには…
●魚を中心としたサイトは『食の雑学』で、検索エンジンにそのままサイト名を入力すればサーフ出来る。このサイトを構成しているのは、@お魚鑑定団、Aお魚豆知識、B知ってる?あんなことこんなこと、C−ためになる−お魚一口メモ、Dおさかな学級、E雑学の雑学、F栄養学徹底検証、G魚のある風景…などで、魚関連だけなのに実にボリュームがある。

●@のお魚鑑定団では、鮮度の見分け方(魚を買う時や刺身に出来るか判断する時の参考)が紹介されているし、Aのお魚豆知識では、魚の美味しい食べ方、美味しい魚調理のツボ…が、これでもかというほど解説されており、お世辞ではなく『魚料理の教則本』の趣すら感じる。Bの知ってる?あんなことこんなことでは、冷蔵庫の上手な使い方や魚を焼く時に厚みのない頭や尾が焦げない方法など、魚料理の知恵が丁寧に解説してあるので便利だ。

魚のおろし方を知る

●C−ためになる−お魚一口メモでは、『汁も見も美味いシジミ汁を作るには』、『魚は骨まで食べないとカルシウムが取れない』、『焼き魚はひっくり返さずに食べるのがマナー』など、調理法からマナーまでが詳細に、しかも、判りやすく記されている。Dおさかな学級は、料理ビギナーが苦手な人のために魚のおろし方を教えてくれるし、鮮度の見分け方、保存・解凍方、煮方や焼き方、更には魚と健康にまで言及している。E雑学の雑学では、魚以外にも食に関連した雑学が満載され、F栄養学徹底検証では『魚とカルシウムの関係』などの関係が語られているほか、調理法までが紹介されている。
G魚のある風景では、ワイルドな猟師の食事や手軽に出来る魚料理を掲載しており、魚料理のビギナーからスペシャリストまで楽しむことが出来る。

姉妹サイトも面白い
●『食の雑学』の姉妹サイト、『食のレシピ』、『食の市場』もバラエティな内容で楽しめる。また、食の雑学では、希望者に更新案内メールを送信しており、魚料理に興味のある人には随時、新たな情報を提供してくれる。『食の雑学』、魚料理に少しでも興味のある人にはお奨めのサイトだ。

2005/4/11

役立つ統計局のサイト
日本の全てが把握できる


●5年前には、今ほどパソコンが普及していなかったこともあって、インターネットを操る人たちは若年層や中高年層でもマニア層に限られていた。しかし、今はパソコンの普及が進んで、老若男女のあるゆる層の人たちがインターネットを利用して、簡単に情報を入手することが出来るようになった。すぐに調べたいことがあったら、パソコンの前に座って、調べたい項目を検索エンジンに入力すれば、わざわざ本屋や図書館に出向いて、分厚い専門書を開かなくても、机上のパソコンで楽に入手することが出来るし、さまざまなサイトの掲示板やブログなどを通じて、多様な分野の権威者の意見を直接聞くことも出来る便利さだ。かつては部屋を占拠していた大百科事典も不要で、インターネットを通じて、専門家に優るとも劣らない知識を身につけることが出来る時代。情報を発信する側も、質とボリューム、迅速性を全面に出すようになっており、質の高さが目立ってきた。

日本の統計の大本山
●統計の大本山といえば、総務省統計局が主宰しているサイトといって良いだろう。ここにサーフするには、検索エンジンで『統計局ホームページ』と入力すれば済む。総務省統計局は、その名が示すように、日本のありとあらゆる統計を管理している部局で、このサイトをフル活用出来れば、日本の全てを把握出来たといっても過言ではあるまい。

●統計局のサイトを構成しているのは、@統計データ(分野別一覧、50音順一覧、公表スケジュール、統計トピックス、統計表一覧〜Excel集、結果の利用案内など)、A統計制度、B統計学習サイト、Cインフォメーション、D新着情報で、中心になるのは@の統計データだ。

Excelで加工が自由
●@の統計データを列挙すると、国勢調査、人口推計、住民基本台帳人口移動報告、産業連関表、事業所・企業統計調査、サービス業基本調査、個人企業経済調査、科学技術研究調査、労働力調査、就業構造基本調査、就業希望状況調査、小売物価統計調査、消費者物価指数、全国物価統計調査、住宅・土地統計調査、家計調査、家計消費状況調査、全国消費実態調査、社会生活基本調査、統計でみる都道府県・市区町村、地域メッシュ統計、地理情報…などで、分野別でも調べることが出来、更にExcelで統計が提供され、数表やグラフに加工することも出来る。

使い勝手の良さを感じる
●また、サイトのトップページに掲載されている『統計データ・ポータルサイト』をクリックすると、統計で見る日本の姿、統計データへのガイド、ビジュアル統計DB、統計データマップ、統計でみる地域、府省等統計マップなどに簡単にサーフ出来るようになっており、使い勝手は抜群だ。更に、統計局は、公表された主な調査結果の要約や当ホームページの新着情報、統計局からのお知らせなどを月2回程度、 統計メールニュースを希望者に配信しているので、メールアドレスを登録して、情報を入手すると良いだろう。 小中学生向けのやさしい統計サイト『なるほどデータforきっず』、高校生向けの統計学習サイト『Howto統計』も一読すると、楽しくなるので是非一読を…。

2005/3/7
雑誌のデータが満載!!
明日発売の記事が読める


●通勤途上で電車に揺られていると、すぐに目に入るのが雑誌の中吊り広告。中吊り広告のタイトルだけを見ても、その雑誌を読んだような気がするから不思議だ。また、雑誌は、読んだらゴミ箱行きの運命にあると思われがちだが、新聞と比べるとスペースがかなり広いため、一つのテーマをより詳細に解説してくれるし、写真やデータも豊富で、情報源としてかなり役立つ。著名評論家、故大宅壮一氏が遺した雑誌専門の図書館『大宅壮一文庫』には20万冊の雑誌などが保存され、連日、マスコミ関係者、歴史学者などで賑わっているが、それは雑誌がその時の社会情勢を映し出しているからだ。今週は、社会の鏡ともいえる雑誌記事のデータベースを紹介しよう。

10年前の雑誌ラインアップも紹介
●雑誌の情報パワーを満喫したいなら、『雑誌の新聞』をサーフすると良いだろう。検索エンジンでは、そのまま、『雑誌の新聞』と入力すれば、サーフすることが出来る。『雑誌の新聞』の目玉は『明日販売の雑誌』だ。この記事は2月28日に書いているが、3月1日に発売される『週刊朝日』、『サンデー毎日』、『フラッシュ』、『SPA!』、『ブルータス』、『女性自身』の記事ラインアップがキーワードつき、頁数つきで紹介されている。それだけではなく、各誌のバックナンバーを調べることが出来る優れものだ。

●また、トップページで、『10年前に発売された雑誌の中から、その時代を代表する特徴的かつ話題の記事をピックアップした『タイトル一覧形式』(同サイトよりの引用)で紹介している『10年前の今日』は興味深い。ここでは、『ニューズウィーク』、『フォーカス』、『SPA!』、『日経イベント』の記事ラインアップが紹介されているが、これをジックリ目で追っていくだけで、10年前の出来事がハッキリと目に浮かんでくる。

主要27誌のメールサービス
●ちなみに、『雑誌の新聞』の検索対象雑誌は、一般週刊誌12(週刊朝日、サンデー毎日、読売ウィークリー、週刊新潮、週刊文春、週刊現代、週刊ポスト、AERA、ニューズウィーク、フライデー、フラッシュ、 SPA!)、経済週刊誌4(週刊東洋経済、週刊ダイヤモンド、日経ビジネス、週刊エコノミスト)、隔週誌3(DIME、プレジデント、財界)、 月刊誌8(文藝春秋、日経トレンディ、 月刊現代、選択、月刊プレイボーイ、新潮45、暮しの手帖、宝島)、女性誌3(an・an、Hanako、More)で、ウォッチング対象誌はぴあ、東京ウォーカー、ChouChou、CAZ、オズ・マガジン、ダ・カーポ、日経エンタテインメント、Forbes、経営塾、THE21、SAPIO、タイプ、日経マネー、中央公論、サイゾー、女性自身、女性セブン、クレア、ケイコとマナブ、CDデータ、Tarzan、Number、ブルータス、サライ…と他分野にわたる。

●『雑誌の新聞』は前述した雑誌をデータベース化して、話題の人(人物で記事を検索)、インデックス速報(テーマごとで検索)などの検索が容易に出来、使い勝手が良いようになっている。もちろん、キーワードで雑誌の記事を検索することが出来、主要27誌の記事データをリスト化し、雑誌発売日の前夜に電子メール(一部無料)で送信してくれるキメの細かさも嬉しい。

2005/2/21
異常気象を監視する!! 
天候相場に役に立つ情報


●世界の気象の変化を調査しているNASA(米航空宇宙局)の下部機関であるゴダード宇宙研究所は、今年の世界の平均気温が、観測史上最高になる可能性があるとの見通しを明らかにした。温暖化現象による温室効果が地球の気温を上昇させている要因だが、そのせいか、近年は大雨や干ばつなどの異常気象が世界中で頻発しており、いつ、世界の農産物生産に大きな支障が出てもおかしくない状況にある。ちなみに、異常気象の定義は、気温や降水量が過去30年間にないような変動を見せることだが、20世紀終盤から21世紀にかけては、全地球規模で異常気象が日常的に発生しているような錯覚すら受け、異常気象が異常でなくなっている。世界のどこかが絶えず、異常気象に見舞われているといっても過言ではないが、それでは、そのような情報をどこで効率良く収集したら良いのか判らないという人のためにお誂え向きのサイトがあるので紹介しよう。

図表も駆使され判りやすい
●本誌が紹介するサイトは、気象庁のサイトのコンテンツである『世界の天候の情報』で、検索エンジンにそのまま入力すればサーフすることが出来る。『世界の天候の情報』を構成しているのは、@全球異常気象監視速報(毎週水曜日更新)、A月の天候(毎月14日更新)、B季節の天候(3、6、9、12月、14日更新)、C年の天候(毎年1月14日更新)で、週、月、季節と、時系列で更新されるキメの細かさだ。新聞や雑誌に掲載される異常気象地図は、このコンテンツや理科年表を参考にして制作することが多く、それだけ、その情報が便利な証拠といって良いだろう。

●まず、毎週水曜日に更新される@の『全球異常気象監視速報』だが、1週間の世界の主な異常気象と気象災害をレポートしている。ちなみに、最新号(2月2日〜2月8日)では、ブラジル東部の高温とアルゼンチン南部の高温を指摘した。穀物相場では南米の干ばつを背景に買われており、この情報と相場がリンクしているのが判る。また、過去8週間分の情報を入手出来るので、便利だ。Aの『月の天候』は、東アジア・シベリア、 アジア南部、ヨーロッパ、アフリカ・中東、北米、南米、オセアニアの7地区の概況にとどまらず、異常天候分布図、世界の気候表、異常天候地点表などのデータも満載でキメ細かい配慮を感じる。これらの情報を収集して、上手にまとめれば、お手製の『異常気象事典』が出来る。

エルニーニョ情報も多彩
●3ヵ月ごとに発表されるB季節の天候は、台風、大雨・洪水、干ばつなどの『世界の主な気象災害』を 報道資料などをベースにして表にまとめられている。降水量と気温の動向が地図上で示されているので、とても判りやすい。Cの『年の天候』は『月の天候』同様、世界の7地区の概況と気象災害表が用意されるなど、立体的な構成になっており、気象に興味のある人には役立つ情報といえるだろう。

●また、異常気象関連では、『エルニーニョ/ラニーニャ現象の情報』で、同現象の解説はもちろん、エルニーニョ監視指数、同現象に関するQ&Aなどの情報を掲載している。両現象は『異常気象の温床』と呼ばれるだけに、『世界の天候の情報』同様、ゆっくり目を通すと良いだろう。

2005/2/7

利用者が選んだサイト
ネット時代のマネー生活

●本誌で、『インターネット活用術』の連載を始めたのは1998年11月2日、今から6年数ヵ月前のことで、この間のインターネットの発展は凄まじい。インターネット関連の書物を出版しているインプレス社によると、日本のインターネット人口は、2004年12月で6,700万人に達する見込みだ。1,000万人を超えたのが1998年、2,000万人を超えたのは2000年だから、ドッグイヤー的な普及率といえるだろう。今や、インターネットは若年層だけでなく、老若男女、すべての人たちに欠かせないツールになっている。企業、個人がそれぞれに当たり前のように情報を発信しているが、インターネットが普及すればするほど、情報が氾濫する。どのサイトをサーフするかで、メリットを享受出来たり、デメリットをもたらされたりもする。大げさではなく、サイトの選択次第で天国と地獄ほどの違いがある。

読者が選んだサイトはこれだ!!
●どのサイトを選択するか迷った人は、検索エンジンヤフーが主催している『日本のベストサイトはこれだ!』を参考にすると良いだろう。この企画は、今年で9回目になるが、その年を振り返り、話題に上ったサイトや有名・人気サイトのなかから、一般投票によってベストサイトを選ぼうというもので、@ニュース・メディア、A オンラインサービス、Bショッピング・オークション、C旅行・チケット予約、Dコンピュータ・インターネット、Eエンターテインメント、F生活情報、G スポーツ、H懸賞・得するサービス、Iコミュニティ、Jマネー、Kブロードバンド…から部門賞が選出され、その他に新人賞、話題賞、ポータル賞が選出される。読者が興味のある各部門の賞はのちほど、個々にサーフしてもらうことにして、本誌ではマネー部門で選ばれたサイトを紹介しよう。14万6,355票のなかから選ばれただけに、時代を映し出している。

ネット専業銀行が人気
●マネー部門の人気サイトのトップ10は、@イーバンク銀行、A郵便貯金ホームページ、Bジャパンネット銀行、CYahoo!ファイナンス、D三井住友銀行、E新生銀行、FUFJ銀行、Gみずほ銀行、H東京三菱銀行、Iソニー銀行…の順だが、2位に選ばれた郵便貯金のホームページの得票数を3倍以上引き離したダントツのトップがイーバンク銀行だ。

●イーバンク銀行はネット専業の銀行で、興味のある人は、直接サイトにサーフしていただきたい。ネット銀行に仕組みは、このサイトの言葉を引用すると、『メールアドレスでお金が送れる時代です。メール送金サービス「メルマネ」、日本の金融機関初、送金相手のお名前、メールアドレスだけで様々な金融機関(郵貯もOK!)に送金できます。もちろん送金相手がイーバンク口座を持っていなくても大丈夫。オークション等の送金に大変便利です!』とある。カードを作れば、IYバンクで入出金が出来、郵貯との資金移動も簡単とも説明している。イーバンク決済が可能なショップも多く用意され、気軽に利用出来る仕組みだ。マネー部門の3位にはジャパンネット銀行がランクインしている。IT産業は銀行だけでなく証券、商品先物取引業にも進出しており、新しい形のマネーマーケットが形成されつつある。そう見ると、5年後のIT像の姿が想像出来ない。

2005/1/24

節約の知恵を伝授する
年間100万円貯めるコツ

●2005年は『資産運用』という言葉がキーワードになりそうだ。現状を見ると、企業業績は回復しているが、所得水準は改善していない。それどころか、銀行の利子が限りなくゼロに近いなかで、所得・住民税の定率減税の縮小や消費税の増税論議が意識的に流され、そうなると資産運用の基礎となる貯蓄を行うことすら危うくなってくる。しかし、おカネを少しでも増やす努力をしないと、手持ち資金は坂道を転がるように減っていく。厳しい経済環境のなかで、やはり、節約の二文字が頭をもたげてくる。節約、この言葉だけで、何だか気分が落ち込み気味になりやすいが、明るく楽しめる節約もあるはずだ。今回は楽しみながら節約出来るお役立ちサイトを紹介しよう。

多岐の分野で節約出来る
●今週号で紹介するサイトは『節約お役立ちサイト 年間100万円貯まる節約術』で、生活情報誌『読売ファミリー(10月6日号)』やIT情報誌『ヤフーBBマガジン(2005年2月号)』などにも紹介されている。このサイトの管理者は、家族の作った550万円の借金を返すため、『節約』を始め、貯金ゼロからスタート、年収300万円台なのに、2年間で250万円の貯蓄に成功した。その時の体験を基に作られたのがこのサイトで、説得力が十分なため、メルマガは約2万通にものぼっている。なお、ここにサーフするには検索エンジンで『節約お役立ちサイト』と入力すれば良く、節約ロードの第一歩を踏むことが出来る。

●節約しようと思えば、どこからでも出来る。このトップページを見ただけでそう思える。このサイトを構成しているコンテンツは、@節約レシピ、A食費の節約、B公共料金の節約、C車・交通費の節約、D買い物でトクをする!、E無料登録で現金Get!、FメールポイントでGet!、G無料でトクする!、Hネット激安情報、Iお金を貯める、J医療費の節約、Kおしゃれの節約、Lレジャー費の節約術、Mイチオシ節約術、N節約小技プチ得情報、O節約の雑学、P節約コラム…など盛り沢山な内容だ。

節約哲学が浮き彫りになる
●@の節約レシピでは、1人100円以内、200円以内のレシピを紹介している。野菜料理、肉料理はもちろん、デザート、ドリンク類に至るまで多くのレシピを紹介、エンゲル係数をいかに抑えるかに腐心しているのが判る。Bの公共料金の節約では、節電の豆知識として、省エネ基準達成率の良い電化製品の購入を進めている。例えば、300リットルクラスの冷蔵庫を選ぶ際に、省エネ基準達成率169%の冷蔵庫なら年間電気代が約5,060円だが、84%のものは年間電気代が約1万4,030円かかり、年間8,970円の差が5年続くと4万4,850円も違ってくるからだ。裏を返せば、初期購入費はともかく、電化製品の選択次第で、お金を有効に利用出来るかどうかが重要で、目先の支出をケチると損をするという節約哲学が浮き彫りになる。

●それぞれのコンテンツを解説するスペースが無いので、省かせてもらうが、膨大な頁のどこを見ても、関連サイトのバナー広告やリンク先が貼り付けられており、それらをクリックすれば、記事の内容に沿った商品などの解説を読んだり、直接購入出来るので便利だ。いわば、節約サイトのミニ楽天版という印象も受ける。

2004/12/06

コーヒーの定番サイト
基礎知識から統計まで!!


●日本の商品取引所に上場されている銘柄は大別して、工業品と農産品に分類することが出来る。工業品に含まれるのは貴金属や非鉄、石油、ゴムなどで、一方の農産品は大豆、トウモロコシ、小豆、粗糖、じゃがいもなどだが、最近、人気化しているのがコーヒーだ。コーヒーは、日本でもお茶と同じ感覚で親しまれ、喫茶店やコーヒーショップでコーヒーをすすりながらリラックスするための飲み物として楽しむ姿を見かける。今週号では『コーヒーは世界の友だち』をキャッチフレーズにしている社団法人・全日本コーヒー協会のサイトを紹介しよう。

コーヒー関連の諸団体が制作
●全日本コーヒー協会は、コーヒー業界の一層の発展と社会的責務を果たし、コーヒーを愛飲する消費者へのコーヒー関連情報提供等のサービス向上を図るための団体で、1980年7月に設立された。前身は、1953年発足の全日本珈琲協会だったが、その後のコーヒー消費拡大をキッカケに名称を変更し、全日本コーヒー商工組合連合会、日本家庭用レギュラーコーヒー工業会、日本インスタントコーヒー協会、日本グリーンコーヒー協会、日本珈琲輸入協会…の五団体で構成されている。

●この全日本コーヒー協会のサイトにサーフするのは、そのまま協会名を入力すれば良い。サイトを構成しているのは、@What's NEW!!(一番新しい情報を簡潔に知らせ、そのページまでリンク)、Aお知らせ(募集や講座といった情報)、B全日本コーヒー協会とは(協会のあらまし、催事イベント、協会の出版物など)、C基礎知識(詳細は後述)、D健康情報(コーヒーの健康パワーのお話し、コーヒードクターの健康Q&A、健康最新情報)、Eリンク集(会員リンク集、関係団体リンク集)、Fコーヒー関連資料(統計資料、海外情報) …の7つで、なかでも興味深いのがCの基礎知識だ。

内容が面白い基礎知識
●Cの基礎知識では、コーヒーができるまで! (コーヒーベルト、生産国とコーヒーの樹の特徴、栽培から製品まで)、コーヒーは自然飲料! (レギュラーとインスタントコーヒー)、 コーヒーのおいしい入れ方 (レギュラー及びインスタントコーヒーのおいしい入れ方)、おいしさの情報−表示ラベル (賞味期限、レギュラー及びインスタントコーヒーの表示例 )、 コーヒー歴史年表 (世界と日本)、 コーヒー物語 (コーヒーにまつわる四方山話)…などが掲載され、コーヒー生産にかかわるものから雑学的なものまでの知識を容易に吸収することが出来る。

●Dの健康情報では、コーヒーが健康に良いことを示す事例、たとえば、『コーヒーは薬だった!』、『コーヒーでダイエット』、『コーヒーと胃、血圧、心臓、ガンなどについて』などをコラム風に紹介してあるので一読すると良いだろう。Eのリンク集では会員・関係団体のサイトに直接飛ぶことが出来、コーヒーに関する新たな情報にサーフ出来るのは便利だ。Fのコーヒー関連資料では、日本及び世界の生産及び消費関連資料などの統計資料と、海外コーヒーの専門的なレポートやトピックとなるレポートが掲載され、専門家の間でも好評だ。コーヒーは日本人にとって馴染みのある飲料でありながら、案外知られていない農産物、ここはジックリ全日本コーヒー協会のサイトをサーフしたい。

2004/11/22

カゴメ制作のサイト
楽しく野菜と触れ合おう


●12月20日、横浜商品取引所で野菜先物取引が上場される運びだ。野菜先物取引は、だいこん、にんじん、じゃがいも、たまねぎ、ごぼう、はくさい、キャベツ、ねぎ、レタス、きゅうり、かぼちゃ、なす、トマト、ピーマンの14品目の平均価格を現金決済方式で取引するというもので、青果、加工業者、外食業者はもちろん、一般投資家の注目を浴びている。この野菜先物取引、対象となる『野菜』そのものが非常に判りやすいという特徴を持っているのが強みだ。今年は天候不順が続き、野菜価格が高騰したが、そのニュースは連日、新聞やテレビで報道され、青果市場の情報も定期的に報道されている。また、実際にスーパーや八百屋に行けば、野菜の価格が実際にどう変動しているかを実感することが出来る。日常生活で少しだけアンテナを動かせば情報を入手出来る野菜先物取引、上場される日が待ち遠しい。

身近な野菜を楽しく紹介
●野菜先物取引を控えて、野菜を身近に感じるサイトを発見したので紹介しよう。それは『自然をおいしく、楽しく』をモットーに掲げているカゴメ(株)が運営している『カゴメ 野菜生活ネット』だ。『野菜生活ネット』の基本方針は、サイトの掲載文を引用すると、『野菜大好き!食べること大好き!というみなさまに、楽しく「野菜」とふれあっていただきたい!という気持ちから生まれた「野菜生活ネット」。野菜をはじめとしたあらゆる食材や、食と健康にまつわるお役立ち情報が満載』というもので、『食に余り関心のない人』にも楽しく野菜と触れ合うことが出来るサイトになっている。

●『野菜生活ネット』はそのまま、サイト名を入力するとサーフすることが出来る。このサイトは、@ベジコミ掲示板、Aマイコミページ、B野菜大全、Cベジコミツール、Dトピックス…などのコンテンツで構成されているが、お薦めは何といっても野菜大全だ。

見ものは『野菜大全』
●野菜大全には、ミニ知識はもちろん、野菜の栄養、旬、選び方や保存法、更に料理のコツなど暮らしに役立つ情報がギッシリ詰まっている。野菜を食べる部分、すなわち、葉(キャベツ、小松菜、シソ、春菊、はくさい、ブロッコリー、ほうれんそう、モロヘイヤ、レタス)、果(かぼちゃ、きゅうり、トウモロコシ、トマト、ナス、ピーマン)、茎(アスパラガス、しょうが、セロリ、たまねぎ、にんにく)、根(だいこん、にんじん、ごぼう)、プラスいも類(じゃがいも、さといも)…の知識をやさしく、楽しく吸収できるのが嬉しい。

●また、会員登録(無料)をすれば、@のベジコミ掲示板、Aのマイコミページ、Cのベジコミツールを利用することが出来る。ここでは、野菜料理にアイデアや野菜の栽培方法、オススメ食材などの情報を交換する場になっているほか、日刊メールマガジン『野菜でひとこと』を入手することが出来るので、是非活用されたい。Dのトピックスでは、野菜にまつわる情報をさまざまな視点からクローズアップした『野菜のアレコレ大集合』を掲載し、『食と健康』について考えるコーナーもあり、『野菜生活ネット』は野菜を身近に感じることの出来る優良サイトといって良く、野菜先物取引に少しでも関心のある人はすぐにブックマークして欲しい。

2004/11/8

防災に特化した学校
危機管理を学んで身を守る


●日本は火山国で、この国に住み続ける以上は大地震に遭うリスクが存在する。明治以降、多数の死傷者を出した地震は、1891年濃尾地震(死者7,273名)、1896年明治三陸地震(同2万2,000名)、1923年関東大震災(同9万9,331名、行方不明4万3,476名)、1927年北丹後地震(同2,925名)、1933年昭和三陸地震(同1,522名、行方不明1,542名)、1943年鳥取地震(同1,083名)、1944年東南海地震(同998名)、1945年三河地震(同1,961名)、1946年南海道地震(同1,330名、行方不明113名)、1948年福井地震(同3,769名)、1983年日本海中部地震(同104名)、1993年北海道南西沖地震(同201名、行方不明29名)、1995年阪神・淡路大震災(同6,433名)…など。以上を見て判るように、1890年代、1940年代は毎年のように日本のどこかで大地震が起こっている。そのように見ると、一生のうちに誰もが大地震に見舞われるリスクはあるものと最初から心得ているのとそうでないのとでは、大きな違いが出てくる。今週号では、災害から自分の生命を守る防災と危機管理のサイトを紹介する。

防災が何かを学んで実践する
●このサイトは、その名もズバリ『防災・危機管理 e−カレッジ』だ。検索エンジンにはそのままサイト名を入力すればサーフすることが出来る。e−カレッジの名前が示すように、このサイトは一般の人たちが防災・危機管理を学ぶことを目的にしている。多くのコンテンツが掲載されているが、真っ先に訪問したいのは『基礎を学ぶ』だ。このコンテンツを構成しているのは@災害の基礎知識コース、A災害への備えコース、Bいざという時役立つ知識コース、C地域災害の実践コース、D災害時のボランティア活動の実践コース…で、それぞれのコンテンツがレッスンという形態になっており、キチンと理解出来たかどうかのテストまで用意されている。また、各コンテンツは動画を中心に製作されており、テレビを見る感覚で学べるので、家族全員で見ることを薦めたい。

画像つきのレッスン形式
●具体的には、@の災害の基礎知識コースには、地震・津波被害、風水害、火山災害、火災…のベーシックなレッスンがあり、最後に災害の基礎知識コーステストで、自分がレッスンの内容を理解しているかどうかを確認出来るので便利だ。Aの災害への備えコースは、事前の備えチェック、家庭内の安全性チェック、わが家の耐震性チェック、損害保険、災害への備えコーステスト…で形成されているが、防災は備えが一番ということが実感できる。Bのいざという時役立つ知識コースでは、初期消火、救命手当、救助、電気安全、ガス安全、災害時の電話の使用…などの対処法を画像付きで学ぶことが出来るので便利だ。

掲示板で情報が得られる
●その他には、『大地震を3日間生き延びる!』、地方公務員向けに『大地震に備えた責務』などの実践的なコンテンツが用意されている。また、一方的なレッスンだけでなく、防災に係る情報・交流の場として、掲示板が用意され、ここではさまざまな質問に気軽に答えてくれる方式を取るなどのキメの細かさで、是非、ブックマークすると良いだろう。

2004/10/25

光を浴びるBRICs
ブラジルの今を知るサイト


●最近、経済関連で耳にする単語がある。それはBRICsで、Brazil(ブラジル)、Russia(ロシア)、India(インド)、China(中国)の4ヵ国の頭文字を取った造語だ。米国の大手証券会社ゴールドマン・サックス社が、2003年秋に投資家向けに提供したリポートで、この用語を初めて用いて脚光を浴びた。同社は、現在のペースで経済が成長すると、今後30年以内に経済規模で、日本は中国とインドに抜かれるとの予測を出した。また、2039年には、現在の経済規模で大国のトップ6ヵ国である米国、日本、ドイツ、フランス、英国、イタリアの合計をBRICsが経済規模で上回り、2050年には中国、米国、インド、日本、ブラジル、ロシアの順となると予測、今後、BRICsが世界経済をけん引していく姿が容易に想像出来る。今週号では、BRICsの一翼を担うブラジル関連のサイトを紹介しよう。

ブラジル・ビギナーに最適
●ブラジル関連の定番サイトは、その名もズバリ『ブラジル・サイト』。このままサイト名を入力すればサーフすることが出来る。主宰者のメッセージを引用すれば、ブラジル・サイトは『ブラジルと聞いて日本の皆さんは一体何を思い浮かべるのでしょうか?アマゾン?リオのカーニバル?サンバ・ボサノバ?サッカー?もちろん、全て正解には違いありませんが、これだけではブラジルを説明したことにはなりません。ブラジルの“今”は、日々エキサイティングで、魅力溢れる出来事に彩られています。このサイトはこれまで余り紹介されることのなかったブラジルの“今”を、日本の皆さんにより早く、ダイレクトにお届けするサイトです』というもので、ブラジル・ビギナーには最適といえる。

硬軟自在の内容で面白い
●ブラジル・サイトを構成している主なコンテンツは、@サッカー、Aブラジル観光、Bブラジル音楽、Cコラム、Dエコブラジル、E経済&ビジネス、Fポリティカ(政治)、Gブラジル社会、H日系社会、Iぶらじる人物鑑、Jワッハッハぶらじる、Kニュース特報、Lニュース・イン・ジャパン、Mブラジルを語る作品群(関連書籍)、Nアドレス&ガイド(ブラジル関連ショップ)…などだ。サッカーのコンテンツを掲載しているのは、いかにもブラジルらしいが、最近では新たに為替情報をコンテンツに加え、メールマガジンを無料で発行しており、ブラジルの今を、新聞やテレビ・ラジオなど他のメディアより早く知ることが出来る。

興味あるニュースが満載
●ブラジル・サイトで一番利用価値の高いのがEの経済&ビジネスだ。このコンテンツは、特集、経済ウォッチ、ニュース、企業・ビジネス&テクノロジーで構成されている。個人的に興味深かった記事の見出しは『石油危機に対処するブラジル人の知恵』、『砂糖とアルコール景気に沸くサンパウロ州の奥地』、『スタートするアルコールの巨大プロジェクト』、『ロシアがブラジル産食肉の輸入停止の終了で合意』、『ブラジルの石油問題とアメリカ・イラクの戦争の影響』などで、農業関連のトピックスが判りやすく解説されている。これで政治経済のデータが完備されていると5つ星の評価を下すことが出来るが、それでも満足度の高いサイトといえる。

2004/10/11

暦ファン満足のサイト
天文と自然に興味が持てる

●暦(こよみ)は日本人の生活にとって欠かせないものだが、新暦と旧暦、二十四節気など、本来の意味を知らない人が多い。例えば、二十四節気は、『太陰暦を使用していた時代に、季節を現すための工夫として考え出されたもので、1年を24当分にし、その区切りに名前をつけたもの』で、現在でも季節の節目節目によく使われている。今の季節でいえば、寒露、霜降などが二十四節気の一つで、その意味を知れば、季節を楽しむことが出来る。今週号では、暦に関する全てを解説してあるサイトをサーフしてみよう。

700万人近くがサーフする人気ぶり
●このサイトは2000年4月3日にオープンした『こよみのページ』で、本誌でも一度掲載している。内容は当時よりも豊富で、定番サイトとして人気を集め、今年10月6日現在で682万人もの人たちが訪れている。『こよみのページ』は検索エンジンでそのままサイト名を入力すれば、簡単にサーフすることが出来る。『こよみのページ』を構成しているコンテンツ数は30近くもあり、いずれも内容が充実しているので、全てを紹介しきれないのが残念だ。従って、ここでは主なものだけを簡単に紹介することにした。

●一番のお薦めは、『季節のページ』だ。ここでは月ごとの主な行事と二十四節気と七十二候(二十四節気は半月ごとの季節の変化を示すが、これを更に5日ずつに分けて、気象の動きや動植物の変化を知らせる)の何にあたるのかを示し、折々の花暦(10月は木犀、コスモス)では季節を綴っている。別の年の暦も掲載しており、年によって微妙に暦の内容が変化しているのを感じ取ることが出来て便利だ。

●『今日は何の日?』は『今日の誕生花』と、その日が何の日かを掲載している。ちなみに10月6日は『国際協力の日』、『役所改革の日』、『国際ボランティア貯金の日』、『土の日』で、その日の由来を解説している。『役所改革の日』は松戸市に“すぐやる課”が出来た日で、発案者がマツキヨで有名なマツモトキヨシの創業者松本清氏であったことを知ると雑学欲をくすぐられてつい嬉しくなる。

雑学欲がくすぐられる
●雑学欲をもっとくすぐって欲しければ、『暦と天文の雑学』にサーフすると良いだろう。ここでは@年中行事関連記事、A暦・天文の歴史、B月の満ち欠け・潮の満ち欠けのはなし、C現在のこよみ(新暦)のはなし、D暦と暦注(迷信と占い)のはなし、E日常生活の中の天文学(天文の一般常識)、F季節と自然、Gその他の話題・いろいろ、H暦・天体の不思議、I(暦と人生儀礼(様々な祝い事)…などのコラムが満載で、暦に密接に関連する天候や自然現象に関心を持つことが出来る。

●もちろん、日常のカレンダー(年間カレンダー)、各種・暦日の計算(新暦と旧暦変換、一年分の新暦・旧暦対応表変換表計算、新暦・旧暦対応表、秋分と秋分、二十四節気、日付の電卓、キリスト教の移動祝日計算、六曜・干支による日付の選択、土用と土用の間日等の計算、月の朔望一覧、イスラム暦と西暦の対応計算)、太陽・月・星に関連するページ (太陽・月・星と暦、月齢カレンダー、日出没計算、月出没計算、月食シミュレーション、日食シミュレーション)もあり、暦ファンにはたまらないサイトだ。

2004/9/20
メの話題がいっぱい
上場望まれるコメ先物取引


●今、商品市場で大きな話題を呼び、期待が膨らんでいるのがコメの上場だ。江戸時代の大阪・堂島米会所がルーツのコメ先物取引が、戦時下の経済統制で廃止されてから64年の歳月が経過したが、東京穀物商品取引所、中部商品取引所、関西商品取引所がコメ上場実現に向けて、活発に動き始めた。コメは日本人にとって欠かせない食糧、しかも巨大な市場を持つため、リスクヘッジニーズも旺盛だ。一般投資家から見れば、国際商品と違って為替相場に左右されることがないので、馴染みやすい商品ともいえる。しかし、実際には生活に密接なのに、コメのことはほとんど知らないのが実情だ。そこで、今週号ではコメと親しくなれるサイトを紹介することにした。

コメと親しくなる
●コメが身近になるサイトは、その名も『インターネットおコメ館』だ。検索エンジンに、そのままサイト名をインプットすれば、サーフすることが出来る。おコメ館を構成している基本コンテンツは@おコメの歴史、Aごはんの炊き方、Bウソ?ホント?お米を食べると…、C田んぼの広さ、Dおコメの生産量、Eザ★もち米、F古代米の特徴、Gご存知ですか無洗米、Hごはんと栄養、Hお米の保管方法、Iおコメの単位、Jおコメの家計図、Kおコメカレンダー、Lコシヒカリを超えるおコメ、M『黒米』ご存知ですか…で、リンク先の環境館と健康館もサブコンテンツとして有益な情報を提供してくれる。

面白い四方山話
●@のおコメの歴史では、日本にコメが伝来した経緯、どのように食べていたか、武士は一日2食だったことや、江戸時代のコメの流通などについて触れ、Cの田んぼの広さとIおコメの単位では面積と重量に関連する単位を紹介しており、コメに関しての基本の基本を知ることが出来る。Jのおコメの家計図ではコシヒカリ、ササニシキ、あきたこまちなど品種に関連する知識、Kのお米カレンダーでは種もみを選ぶところから田植え、稲刈りに至る生育ステージのポイントを紹介しており、コメがどのような経緯で育っていくかが一目で判るのが嬉しい。

コメはこんなに素晴らしい
●Eのザ★もち米、Fの古代米の特徴、Gのご存知ですか無洗米、Lのコシヒカリを超えるおコメ、Mの『黒米』では、さまざまな米の特徴と調理法を紹介しており、時には古代米を食べたいという感覚にしてくれる。Aのごはんの炊き方、お米の保管法は毎日コメを炊く人たちにとって非常に有益なコンテンツで、これを実践すれば、ごはんが美味しく感じられること請け合いだ。

●Bのウソ?ホント?おコメを食べると…では、『コメを食べると太る』、『ごはんを食べると高血圧になる』などの常識のウソを検証し、Hのごはんと栄養では、ごはん1杯分の栄養価を挙げ、タンパク質やミネラルなど体に必要な栄養素があり、ごはんがパンより低カロリーなことをアピールしている。サブコンテンツの環境館ではコメと水田が地球環境を守っていることなどを、事例を交えながら解説し、健康館ではおコメdeダイエット、クローズアップ玄米、米ぬか大百科を掲載し、コメのメリットを強調している。このサイトをサーフするとコメの素晴らしさが改めて認識出来る。

2004/09/06

災害から地震、台風、
気象ならこのサイト!!
天災から基礎知識まで満載


●今年の夏は、関東地方で40度近くまで気温が上昇、北海道でも連日30度を超える真夏日が続く一方で、四国や北陸、新潟などが記録的な豪雨に見舞われた。更に8月までで台風が観測史上最多の6個の上陸を記録するなど、異常気象づくめの年になった。ちなみに、気象庁は、異常気象を『過去30年間の気候に対して著しい偏りを示した天候』と定義しているが、簡単にいえば、生きているうちに滅多に経験することのない気象現象といいかえることが出来る。異常気象が決して異常でなくなったということだが、人間が生活を営むうえで、気象は切っても切れない関係にある。今回は気象予報のメッカ、気象庁のサイトを訪問しよう。このサイトを一巡するだけで、気象がどういうものかが理解出来るはずだ。

キメの細かい気象情報
●天気予報のメッカ・気象庁にサーフするには、そのまま『気象庁』と入力すれば良い。一般に多く利用されるのは、衛星、レーダーなどハイテク技術を駆使したリアルタイム情報だ。ここでは、気象警報・注意報、予報、情報、アメダス、レーダー、気象衛星、津波警報・注意報、地震情報、火山情報などをリアルタイムで把握することが出来る。例えば、台風が発生した場合はレーダーや進路図とそれに関わるコメントが配信され、地震が起きた後もテレビ速報と同じ速さで、震度などが発表されるので、防災に役立たたせることが出来る。もちろん、@過去の気象データ、A定期的に更新するデータ、図、表、Bきのう・きょうの気象観測データ、Cきのうまでの観測データなど…をウェブ上で容易に閲覧することが出来るので、日常的にこのサイトを利用したいものだ。

災害関連の情報が充実
●気象庁のサイトはコンテンツの数が多く、全てを紹介することが出来ないので、興味深い内容のコンテンツをアトランダムに紹介しよう。9月は防災月間という見地から、一番のお薦めは『災害をもたらした気象事例』だ。ここでは、昭和20年から現在に至るまでの台風や、前線に伴う水害をもたらした気象事例を詳細な気象データとともに掲載しており、過去に起こった台風や豪雨を改めて振り返るのに最適といえよう。また、日本人なら誰もが恐れるのが地震と火山の噴火だ。これらの事象は『地震・火山災害に関するページ』をサーフすれば一目瞭然だ。1872年以降の『過去の主な被震災害』、1701年以降の『過去の主な火山災害』に加えて、『最近の地震の詳細な資料』が掲載されており、いかに日本が地震や火山の被害を受けているかが判る。

●気象庁のサイトにせっかく、貴重な情報がたくさん載っていても、気象用語や基礎知識を知らないと知識は身につかない。少しでも、一般の人が気象の知識を理解出来るように気象庁が用意したのが『基礎的な知識のページの一覧』だ。ここでは@気象関係(台風、雨、予報、観測・通報)、A海洋関係(波浪の基礎知識、エルニーニョとラニーニャ)、B地震関係(日本付近で発生した被害地震、震度の話、地震と火山)、C火山関係(各地区の活火山の解説、火山情報について)、D環境気象・その他(地球温暖化、オゾン層、酸性雨に関する基礎知識)などを判りやすく解説しており、気象庁のサイトはいたれりつくせりの感が強い。

2004/08/16

立体的な構成で面白い
野菜が大好きになるサイト


●ナスやキュウリなど夏野菜の美味しい季節だが、最近はハウス栽培や品種改良などで、一年中食べることが出来、どれが旬の野菜か判らない。また、それぞれの野菜にどのような栄養分があるか、どう調理していいか判らない人も多いはずだ。日本人の平均寿命が世界一なのは野菜に含まれる各種ビタミン、ミネラル、繊維質など有効な成分の摂取が多いからだとの学者の声がある。しかし、それでも、日本人1人当たりの野菜平均摂取量は300グラム以下で、循環器疾患やがん予防の観点からいえば、350〜400グラムは必要という。今週号では、身近なのに案外知られていない野菜の全てを教えてくれるサイトを紹介しよう。

硬軟自在の内容で面白い
●このサイトは、独立行政法人・農畜産業振興機構が主宰している『野菜の情報』で、検索エンジンにそのまま入力するとお目当てのサイトに訪れることが出来る。実は8月2日号に掲載した会員情報『ベジ探(野菜情報総合システム)』もコンテンツの一つだ。『野菜の情報』を構成しているのは、@月間野菜情報、A野菜の栄養、Bキッチンノート(野菜の料理レシピ)、C野菜図鑑、D四季の野菜、E楽しく育てて美味しく食べよう、F野菜のひみつ、G新しい野菜価格安定制度、H野菜に関するリンク集…など硬軟自在の内容で、野菜に余り関心のない人もつい読んでみたくなる内容だ。

役立つ“今月の野菜”と“資料”
●まず、@の月間野菜情報だが、タイトル通り野菜情報が満載だ。このコンテンツは、 視点、今月の話題、情報コーナー、農林水産省から、産地紹介、 海外情報、今月の野菜、機構から、 資料編…の9つのコーナーから構成されている。それぞれのコーナーは内容が豊富で、しかも詳細なのが特徴で、全て紹介しきれないのが残念だ。横浜商品取引所が上場の準備を進めている『野菜バスケット先物取引』の手助けになると思われるのは今月の野菜と資料編だ。8月号では、夏野菜の代表ナスが主役で、原産地、主な種類と品種、主な産地、世界の生産状況、栄養、選び方と保存方法…などを解説している。今月の野菜は月替わりなので、1年後には12種類の野菜が把握出来ることになる。資料編には生産・市況・輸入・消費の動向、気候情報、主要指標などが掲載されており、利用者の便宜を図っている。

興味そそる調理法と雑学

●野菜を敬遠する人の理由に、『野菜の調理法が判らないから…』、そういう人も多いに違いない。でもBのキッチンノートを見れば、野菜料理をしたくなるかも知れない。キッチンノートでは、煮物、煮込み、焼き物、揚げ物、炒め物などの基本からレンジ使用まで、12種類の調理法を紹介し、それぞれのレシピをカラー画像つきで掲載し、今日から野菜料理が出来るようになっているのが嬉しい。

●野菜の雑学に興味があるなら、Fの野菜のひみつを訪問すると面白い。野菜が育つところ(畑、施設)、種・葉・根・花の役割、野菜の旬、栄養成分別ランキング…など16の画像を豊富に使用して子供向きに編集しており、楽しいコンテンツになっている。また、Hの野菜に関するリンク集では、国内と海外に分けて、関連団体のホームページに飛べるので是非活用したい。

2004/08/02

野菜情報満載のベジ探
会員になって情報をゲット

●本誌7月19日号で伝えたように、横浜商品取引所は2004年末をメドに世界でも類を見ない『野菜バスケット先物取引』を上場する運びだ。野菜バスケット先物取引は14品目(はくさい、キャベツ、ねぎ、レタス、きゅうり、なす、トマト、ピーマン、だいこん、にんじん、ばれいしょ、たまねぎ、ごぼう、かぼちゃ)の野菜を組み合わせて、それらの卸売価格(加重平均)を現金決済方式によって取引するもので、関係者から大きな期待が寄せられている。ちなみに、野菜の国内生産額(2002年、農業粗生産額)は2兆1,933億円、コメ(2兆1,774億円)、畜産(2兆4,975億円)と肩を並べる規模さだ。そこで、今週号は野菜の全てが判るサイトを紹介することにした。

ベジタブルだからベジ探
●野菜の多彩な情報を掲載しているのは『ベジ探』、野菜の“ベジタブル”と“探索”を組み合わせたものが、そのままサイト名になっている。『ベジ探』と検索エンジンに入力すれば、サイトのトップページを訪問することが出来る。ベジ探の表紙に『野菜に関する需給情報を収集・分析・データベース化し、必要な情報を提供する、新たな情報提供システム』と記されているが、これを利用するにはまず会員登録が必要で、会員IDとパスワードをもらってから、初めて利用出来る。

●ベジ探を構成しているのは@マイカレンダー、A気象情報、B生産情報、C流通情報、D消費情報、Eリンク集、などで、フル活用出来れば、野菜バスケット先物取引の参考になること請け合いだ。まず、@のマイカレンダーだが、該当日はもちろん、週間、月間、5年間ベースの気象データが表示され、過去の動静が判るので便利だ。Aの気象情報は全国各地の天気予報、警報注意報、地震情報、台風情報、天気図、気象衛星画像、レーダー、アメダス、降水予測などをすぐに見ることが出来、すぐに活用が可能だ。

野菜取引には右腕的な存在
●Bの生産情報は、野菜マップと産地プロモーションの2つから構成されている。野菜マップには、都道府県別の生産農業所得第1位の野菜、品目別主要産地、東京都・大阪府中央卸売市場の主要野菜県別入荷割合…がランキングや各野菜の出回り期などがグラフと地図を交えながら紹介されており、気軽に見ることが出来る。Cの流通情報には、市況日報データ(農水省・青果物取扱高結果)と市況旬報データ(全国生産食料品流通センター・青果物旬別取扱高情報)がアップされ、前者は各産地の取扱量と価格が日別で掲載され、後者は旬別の取扱数量と価格を直近5ヶ月+次月の市況の動きを過去3年分にわたって知ることが出来る。

●Dの消費情報では、FAQ(よくある質問)で消費者が野菜についての質問を関連団体が回答するスタイルをとり、回答が非常に丁寧で好感が持てる。Eのリンク集では、農水省の統計サイトを始め、生産出荷情報、野菜の消費・健康に関する情報、貿易に関する情報…などが掲載されており、野菜に関してより深く知りたい人には最適だ。また、ベジ探のトップページからは各種野菜情報(貿易統計、海外情報、市況動向、家計調査統計)などに目を通すことが出来、ベジ探はまさに野菜情報のユーティリティー的な特徴を持ったサイトで、野菜バスケット先物取引には右腕的存在になる。

2004/07/19

小豆なら『穀の丸勝』
データ、表、写真が満載

●夏の花形は天候相場。国際商品ではトウモロコシと大豆が米中西部の天候に大きく左右される一方で、国内に上場されている商品では小豆とじゃがいもが主産地・北海道の天候に大きく左右される。7月から8月にかけては農作物にとって重要な時期に当たり、収穫期は台風シーズンのため、毎日の気象情報に大きく左右されやすい。裏を返せば、北海道の気象と作柄動向を的確に把握しさえすれば、天候相場は怖くない。今週号では、伝統的な天候相場の象徴である小豆の定番サイト『穀の丸勝』を紹介しよう。なお、(株)丸勝は帯広に本社を持つ北海道有数の雑穀会社で、今年で最後になる東京商品取引員調査部会の北海道小豆産地作況調査では毎年協力を仰いでいる。

リアルタイムの小豆情報
●小豆の情報を知りたければ、『穀の丸勝』という言葉が大げさではないことが、このサイトを見れば実感出来る。『穀の丸勝』と検索エンジンに入力すれば、十勝の山並みに小豆畑を背景にしたトップページにサーフ出来る。このサイトを構成しているのは@平成16年度作況写真、A北海道豆類作況、B北海道気象情報、C北海道豆類情報、D全国豆類情報、E作況写真、F豆料理の紹介、Gニュートピック、Hリンク…などで、『北海道の豆の国十勝より豆類の生育情報を発信いたします。最新の産地ニュースをリアルタイムでお送りします』という『穀の丸勝』のサイトポリシーが前面に出ている。

気象と収穫量の関係
●まず@の平成16年年度作況写真は、十勝管内(帯広市、芽室町、清水町)で栽培されている小豆など豆類の苗写真、苗スキャナー写真、畑全体の写真を1週間に1回アップし、ほぼリアルタイムで生育状態が把握出来る。Aの北海道豆類作況には、十勝豆類作況表(昭和61年以降)と、各支庁別の作況表(平成8年以降)を掲載している。Bの北海道気象情報では、平均気温と単収(昭和50年以降の帯広、札幌、旭川のデータ)、 積算気温と反収(帯広の豊凶ベスト3と積算気温と単収)、日照時間と降水量(帯広の5月21日〜9月30日までの旬別日照時間と降水量、昭和61年から最新のデータ)、暦年平均気温積算表(帯広、札幌、旭川の平均気温を各月の上、中、下旬ごとに積算したものを一覧表にし、各年をクリックするとグラフ化したデータを見ることが出来る)で構成され、気象がいかに小豆の生産量を大きく左右するかが判る。

ブックマークに最適
●Cの北海道豆類情報では、北海道豆類作付面積と収穫量(平成3年以降)、近年の十勝豆類作付推移(昭和62年以降)、北海道小豆の支庁別作付面積と収穫高推移(平成4年以降)、北海道小豆生産量推移(明治41年以降)などのデータが掲載され、Dの全国豆類情報では全国の作付面積(平成3年以降)、小豆の全国生産高と輸入推移(昭和45年以降)、小豆の消費地市場別在庫内訳(平成9年以降)、雑豆輸入通関実績(1993年以降)のデータも掲載しており、過去のデータを拾うのに便利だ。Eの作況写真では、平成8年以降の作況を写真で紹介しており、豊凶が目で見て判るようになっている。『穀の丸勝』、小豆に興味のある人は是非ブックマークして欲しいサイトだ。

2004/07/2

農産物専門のサイト!!
ジックリと情報が読める

●7月から米国でトウモロコシが受粉期、8月は大豆が開花・着サヤ期に入り、日本でも小豆が天候相場のクライマックスを迎える。天候相場は産地の気象動向が農産物の生産量を決定し、その年度の需給をも左右し、相場自体も乱高下を見せ、投資妙味が大きいため、市場人気に加速がつく。問題は、いかに農産物の作柄状況や生育を左右する情報や需給を左右する情報が掲載されているサイトを探し出すことが出来るかどうかだ。今回は詳しい情報が満載の農産物関連のサイトを紹介する。

深い知識を取得出来るサイト
●トウモロコシ、大豆、大豆ミール、コーヒーといった農産物の動向を知るには、『東京穀物市況調査会』のサイトがお薦めで、そのまま『東京穀物市況調査会』とヤフーなどの検索エンジンに入力すればサーフ出来る。ちなみに、東京穀物市況調査会は『東京穀物商品取引所、同仲買人協会及び時事通信社の三者が主体になって、同取引所及びその会員並びにそれらの推薦する者を構成メンバーとし、穀物の生産地及び消費地並びに取引所における公正な取引を助長し、価格の安定に寄与し、流通の円滑化に資するため諸般の調査研究及び広報活動を行い、もって、穀物生産流通の増進を図ると共に、併せて取扱い業者の経営合理化を期することを目的に設立された』団体で、大豆、トウモロコシ、コーヒー、小豆、砂糖、大豆ミール、飼料穀物、油糧種子、穀物一般、畜産一般などのほかに、先物関係、農業一般、貿易、流通、バイオテク、気象などの情報を適宜、ネット上で公開している。

●例えば、6月29日時点で掲載されていた記事の見出しを列挙すると、
・ コーンのファンダメンタルズは強気、旧穀大豆は依然として勢いが残る
・ 米国の作物成育状況=農務省
・ シーズンチャートのささやかな変化
・ カフェインを含まない野生コーヒー発見(科学者)
・ ブラジル、南ア、EU砂糖市場の獲得競争展開
・ 農務省の作付面積の予測はどのように行われているか?
・ 中国:農家、穀物生産に対する活気復活
・ 大豆と小麦は浸水してから何日ぐらい生き延びるか?
・ コーン・大豆の代替品で鶏の飼料コストを下げる(マレーシアの研究)
などで、農産物を取引し、少しでも深い知識を得ようとする投資家にとって役立つサイトになっている。

海外ウェブは情報の宝庫
●東京穀物市況調査会のサイトには、セミナー、会員名簿、海外ウェブ、国内ウェブ、FAQ(よくある質問)、インデプス(米農務省の需給統計)、用語集、TAF(東京農業フォーラム、識者の投稿)、アーカイブ(過去の記事)などのコンテンツが用意されている。そのなかでも、特筆したいのは国内ウェブで、取引所、農業団体、大学、卸売市場、流通団体などのサイトが紹介されており、これだけをサーフしても、とても面白い。また、海外ウェブは大豆14件、トウモロコシ6件、コーヒー4件、砂糖8件、飼料穀物8件、業に特化したウェブサイト9件、農業団体4件、研究機関11件、国際機関10件、バイオテク8件など日本では得ることの出来ない情報が取得出来るので、英語の判る人は是非トライすることをお薦めしたい。


2004/06/21
日米の経済指標を把握
国際商品の取引に役立つ


●日本の商品取引所には多くの国際商品が上場されている。金、銀、白金、パラジウム、アルミニウム、原油、灯油、ガソリン、軽油、トウモロコシ、輸入大豆、大豆ミール、コーヒー、ゴムなどが代表的な国際商品で、毎日、商品取引所で活発な取引が行われている。いうまでもなく、国際商品のほとんどはドル建て価格で輸入され、国内価格は円ドルなどの為替相場に大きく左右される。そして、この為替相場の材料になっているのが日米の経済指標だ。日米の経済指標を把握し、経済の方向性をキャッチ出来れば、為替相場の動向をある程度見通すことが出来、貴金属や穀物など国際商品取引の大きな手助けになることは間違いない。

表とグラフで立体的な構成
●そうはいっても、何が重要な経済指標で、過去の動きがどうなっているかを、明確に指摘出来る人は多くない。しかし、そのような心配は不要だ。というのも、日米の経済指標を専門に取り上げているサイトがあるからだ。サイト名はずばり『日本経済指標と米国経済指標』で、ヤフーなどの検索エンジンにそのまま入力すれば、このサイトに行き着くことが出来る。

●このサイトは@マーケット情報、A日本経済指標、B米国経済指標、C経済統計リンク集…の4つの柱で構成されている。@のマーケット情報は日米に分かれ、米国はNYダウ工業平均株価、NASDAQ、日本は東証平均株価、出来高、TOPIX,長期金利、短期金利、円相場から成り立っている。直近の5週間の数字とグラフが掲載され、しかも同じ画面で見ることが出来るので便利だ。ただし、これらの数字は日米の経済指標が集約されただけで、個々の指標はAとBのコンテンツを見る必要があるのはいうまでもない。

指標が素早くキャッチ出来る

●Aの日本経済指標は経済概況・物価(GDP=国内総生産、景気動向指数、国内企業物価指数、消費者物価指数)、鉱工業(鉱工業指数、機械受注、稼働率指数、乗用車生産台数、建築工事受注、産業用大口電力使用量)、消費(百貨店販売額、スーパー販売額、百貨店売上額、チェーンストア販売額、乗用車販売台数、旅行取扱高、パソコン販売台数、新設住宅着工件数、マンション契約率)、金融・株式(銀行5業態総貸出残高、国内銀行貸出平均金利、日銀券増発率、コールレート、国債10年物利回り、円相場、日経平均株価)、貿易(国際収支、外貨準備高、貿易通関)、企業・労働(現金給与総額、シィ所定外労働時間、常用雇用指数、完全失業率、完全失業者数、有効求人倍率、企業倒産件数・負債総額、銀行取引処分)…のデータが表とグラフにまとめられているだけでなく、発表先のオリジナルにリンクされており、至れり尽くせりだ。

●Bの米国の経済指標は景気、株価、株式、金融、労働、鉱工業、消費、貿易の重要な指標がグラフと表で示され、個人所得、個人消費支出、実質GDP、消費者信頼感指数、消費者物価指数、生産者価格指数、貿易収支、鉱工業生産指数、住宅着工件数、失業率などは指標発表元にリンクしてあるので、新聞報道より早く入手出来るメリットがある。Cの経済統計リンク集は日米で合計44のサイトにサーフすることが出来るので、知りたい数字をいち早く入手したい人、詳細を知りたい人には有益といえる。

2004/06/7

先物協会のサイト探訪
一般投資家とのパイプ役


●ここ数ヵ月にわたって、全国7商品取引所のサイトを紹介してきた。商品取引所は上場商品の価格を公正に決める場で、それを支えているのが全国の商品取引員である。というのも、投資家の取引が円滑に遂行されるには、取引所、市場参加者と商品取引員の三者の間に信頼関係が築かれていることが大前提になるからだ。その信頼関係を堅固にしているのが商品取引員数十社で構成されている『日本商品先物振興協会』で、先物取引に関する調査、研究並びに広報、商品取引所及び関係諸団体との対話、意見調整…を行うなど、日本の先物業界発展に大きな寄与を果たすだけでなく、一般投資家と商品取引員のパイプ役を果たしている。

投資家の利便性を優先

●一般投資家のパイプ役を果たす日本商品先物振興協会(以下、先物協会)のサイトを訪問するには、検索エンジンに『日本商品先物振興協会』、ないしは“J CFIA”(JAPAN COMMODITY FUTURES INDUSTRY ASSOCIATIONの略称)と入力すれば良い。また、本誌で紹介してきた全国7商品取引所のリンクのページからも先物協会のサイトにサーフ出来る。

●先物協会のサイトを構成しているのは@協会概要、A事業内容、B協会会員名簿、C会員企業PRコーナー、D商品先物取引ご案内、E主要上場商品の値動き、F資料室、G関連リンク、H資料請求、Iシミュレーションゲーム…などで多種多彩だ。@の協会概要では先物協会が設立された経緯が示されたうえでビジョンが明確にされ、Aの事業内容では、『市場参加者にとっての商品先物市場の使い勝手と利便性の向上の視点から、制度の不断の見直しを行い、商品先物市場の拡大及び受託等業務の活性化のための施策』を示し、将来ビジョンを明らかにしている。

●Bの会員企業名簿の社名をクリックすれば、その会社のホームページにサーフすることが出来るし、オンライン取引及び外国為替証拠金取引を行っている取引員が判る。C会員企業PRコーナーでは各取引員の現在の顔を知ることが出来る。Dの商品先物取引ご案内では商品先物取引を行う際の最低限の知識を判りやすく解説しており、ビギナーには嬉しいコンテンツだ。Eの状況商品の値動きは全国7商品取引所の主要上場商品の値動きを、他のサイトに移動することなく、このコンテンツで一度に見ることが出来るので、お気に入りにいれておく価値は十分にある。

ゲーム感覚で擬似取引体験
●Fの資料室では、創刊号から最新号までの『先物協会ニュース』や商品取引所法対照法令集が閲覧出来、Hの資料請求では、商品先物取引の基本を理解するための冊子や研究論文集、更に商品先物取引の現況を著した『日経フューチャーズリポート』などを希望者はもらえるので是非応募すると良いだろう。一番のお薦めは『商品先物取引が楽しく理解出来る』が売り物のIのシミュレーションゲームだ。ゲームモードは2つあり、『ビギナーモード』は取引の大まかな流れを知ることが目的の初心者向けのゲーム、もう一つの『アドバンスモード』は実際の取引に近い状況を体験出来るようになっている。アドバンスモードは参加をエントリーし、1ヵ月のゲーム期間中に参加者同士で順位を競うもので、実戦さながらだ。

2004/05/24
食鳥関連の情報が満載
アジアの顔目指す福岡取


●商品取引所は日本全国に7つ存在するが九州の福岡にあるのが福岡商品取引所(福岡取)だ。福岡取のルーツは赤間ヶ関(現下関市)で、ここでは1712〜1736年まで米の取引市場が開かれ、やがて『米商会所』として公認され、毛利藩の統制下で取引が続いていた。赤間ヶ関で米取引が始まったのは、ここが徳川幕府に献上される御城米回送船の寄港地で、取引量が多かったからだ。その後、『赤間ヶ関米商会所』、『赤間ヶ関米穀取引所』、『下関米取引所』と名称を変え、戦前は政府の強力な価格統制で一時閉鎖・解散したものの、戦後の昭和25年(1950年)に『関門商品取引所』として再登場、平成13年(2001年)5月1日付で福岡市に移転し、地理的に近く、しかも経済発展が著しい中国などアジアを視野に入れた取引を続けている。

相場データが充実している
●福岡取のサイトを訪れるのには、検索エンジンで『福岡商品取引所』と入力すれば良い。このサイトを構成しているのは、取引所の紹介、取引のご案内、マーケット情報、関連情報の4つだ。取引所の紹介では@組織・運営、A取引所の紹介、B会員名簿…など福岡取のプロフィールだけでなく、上場商品の特徴を簡単に解説しており、福岡取の顔を知るには最適といえる。取引のご案内は各上場商品の立会時間、取引単位、委託手数料、取引限月、委託証拠金などの情報が掲載され、売買の際のガイドブック代わりになる。

●マーケット情報は福岡取に上場されている相場関係のデータを検索するのに便利なサイトだ。相場表はプルダウン方式で、該当商品を選択すれば、最新の価格情報をゲット出来るだけでなく、1996年以降の相場と出来高が日別、月別単位で検索出来るうえ、商況までも掲載されており、過去にどのような要因で商品が変動したかが即座に判る仕組みだ。会員別の出来高・取組、受け渡し明細、現物価格以外に、各商品の先限週間足チャートも簡単に閲覧することが出来るなど、データ面での充実が目立っている。

アジアを意識した商品を開発
●関連情報を構成しているのは、@取引所日報、A公告、B在庫状況(毎月更新)、Cブロイラー情報、D新規商品の開発、E資料室、F関連リンク集の7つのコンテンツだ。なかでもお薦めはCのブロイラー情報といえる。ブロイラー情報では、関連資料として『ブロイラーの価格変動要因を探る』、『ブロイラーの基礎知識』、『ブロイラー受け渡しに関するQ&A』(全国食鳥新聞制作)を掲載しており、ブロイラーの基礎知識、変動要因、季節習性などを判りやすく解説している。また、農水省統計情報部、農畜産振興機構、配合飼料安定機構、日本食鳥協会が発表しているブロイラー関連のデータにリンクできるようになっており、ブロイラー相場の数字的な裏づけを取るには最適だ。関連リンク集も官公庁団体、新聞出版社、生産流通業者などさまざまな分野にわたっているので、ぜひ利用すると良いだろう。更に、新規商品の開発では福岡取が研究開発に取り組んでいる新規商品、新種取引の紹介をしており、同取引所の方向性を示している。ちなみに研究開発中の新規商品はアジア米(インディカ米)と大豆油、新種取引はトウモロコシオプション取引、食用油脂指数、研究対象商品はアジア地域の共通商品だ。

2004/05/03
独自路線を歩む大阪取
立体構成のニッケル情報


●全国商品取引所連合会が発表した2003年度(2003年4月〜2004年3月)の日本の商品先物取引の総出来高は1億5,579万0,004枚に達し、2003年の暦年ベース(1億5,407万0,971枚)だけでなく、年度ベースでも過去最高を記録した。2003年度の商品先物取引所のシェアは、東京工業品取引所54.4%、東京穀物商品取引所17.0%と両取引所だけで71.4%を占め、残り28.6%を地方取引所で分け合う姿になっているが、無視出来ないのは東京市場にない商品を上場し、独自路線を歩む取引所が存在していることだ。大阪商品取引所(大阪取、Osaka Mercantile Exchange、OME)では、東京市場では取引されていないTSR20号、ゴム指数、ニッケルを上場しており、独自性を打ち出している。

11のコンテンツで構成
●検索エンジンで『大阪商品取引所』と入力すると深緑を基調とした落ち着きのある背景が浮かんでくる。大阪取のサイトは@相場情報、A取引の記録、B最新情報、C先物取引の基礎、DOME紹介、E上場商品紹介、Fメンバーズ紹介、G関連リンク、Hダウンロード、?デジタル日報、Jデジタル月報・年報、Kニッケル記念特集…で構成されている。@の相場情報は上場商品全て価格情報を節ごとに流し、Aの取引の記録では各商品の週間足のチャート及び取組高のグラフと週間市況、更に売買明細(新規売り、転売、新規買い、買い戻し、出来高、取組)を掲載、価格や内部要因などの情報を充実させているのが判る。Bの最新情報は委託証拠金や売買手数料など、取引に関する情報を掲載する“お知らせ”的な色彩の濃い内容になっている。

1997年以降のデータを用意
●Cの先物取引の基礎では、で大阪が日本の商品先物取引発祥の地であることを示し、商品先物取引の概要を簡潔に解説している。Dのメンバーズは大阪取の受託会員と一般会員のリストで、一般投資家の便宜も図っている。EのOME紹介では大阪取の概要を解説し、Fの上場商品紹介ではゴム、ニッケル、アルミニウム、ゴム指数の説明と取引要綱を掲載し、商品が少しでも身近に感じられるような工夫がなされている。Gの関連リンクでは、 国内(官公庁、商品取引、関連団体、 諸団体、商取報道、一般報道、その他)、海外(アジア・豪、アメリカ大陸、欧州・アフリカ)に大別され、多様なサイトにサーフすることが出来るので便利だ。Hのダウンロードは、1997年以降の上場商品のデータが用意されており、過去の価格動向を検証するのに役立つツールになっている。

ユニークなデジタル日報
●Iのデジタル日報、Jのデジタル月報・年報は、取引所が発行しているものをインターネット上の画面で見られるものでペーパーレス化の推進や情報のオープン化という意味では大きな意味を持つ。大阪取のサイトで特に興味深かったのはKのニッケル記念特集だ。ニッケルは2002年9月2日に大阪取で上場され、同取引所の主力商品だ。ここではニッケルのパンフレットはそのままダウンロード出来、更に基礎知識(商品知識、世界の需給、国内の需給、流通フロー、ニッケルの価格)がPDFファイルで出力することが出来るので是非活用すると良いだろう。

2004/04/05
関西取は情報が充実!!
役に立つ冷凍えびサイト


●2003年における日本の商品先物取引の年間出来高は1億5,407万0,971枚に達し、1999年以降、5年連続で記録を更新している。その背景は、商品先物取引所に次々と新商品が上場され、投資対象が広がったことだが、関西商品取引所(以後関西取)では小豆、輸入大豆、粗糖などの既存の商品に加え、冷凍えび、コーヒー指数、コーン75指数上場し、他の取引所にはない独自性を打ち出している。そもそも、商品先物取引は徳川吉宗の治世下の大坂(当時の地名)・堂島米会所の帳合取引がルーツで、関西取の活躍が日本の商品先物取引界を元気づけたことは間違いあるまい。

リンク先の充実ぶりが目立つ
●関西取のサイトにサーフするには、ヤフーなどの検索エンジンで『関西商品取引所』と入力することから始まる。関西取のサイトを構成しているのは、@取引所情報(取引所紹介、上場商品紹介、取引所業務日報、公告、受託会員名簿、取引要綱、証拠金)、Aマーケット情報(冷凍えび、NON−GMO大豆、IOM一般大豆、小豆、コーヒー指数、コーン75指数、粗糖、生糸)、Bその他(ヒストリカルデータ、最新指数値など)の3本の柱だ。@の取引所情報では上場商品の紹介と取引ガイドなどをコンパクトに掲載し、Bのその他では関西取に上場されている商品の過去のデータをダウンロードすることが出来る。また、関連ULRでは、全国の商品取引所はもちろん、世界の商品取引所、関連省庁、業界団体、プレス関係など合計73のサイトにリンクしている。リンク先のなかには、全日本コーヒー協会、全インド海老協会、水産経済新聞、みなと新聞、シュリンプ・ニュース・インターナショナル…など、冷凍えび関連の情報の充実振りが目立っている。

銘柄専用のHPを作成
●関西取のサイトで一番のお薦めはAのマーケット情報だ。というのも、上場されている商品全ての価格情報、チャート、証拠金、取引要綱など基本的なものが掲載されているのはもちろん、コーヒー指数と冷凍えびの2商品は専用のホームページを持っているからだ。コーヒー指数のホームページを構成しているのは、コー-ヒー価格差グラフ、価格の変動要因、コ-ヒ-データ、指数値算出方法、コーヒー用語、コ-ヒー情報リンク…などで、関西取のコーヒー指数だけでなく、東京穀物商品取引所のコーヒーを取引している投資家、これから取引を始めようとする投資家には有益といえる。

●また、冷凍えびのホームページは、銘柄単独としては5つ星を贈呈したくなる内容だ。具体的には、現物価格(毎日)、場外問屋価格(毎月)、受渡明細(毎月)、全国在庫(毎月)、冷凍えび格付表 、指定倉庫一覧、えびデータ、冷凍えび先物取引とは、えび情報リンク、原産国リポート…などの情報が画像つきで満載されており、とても判りやすい内容になっている。

メルマガも毎日配信

●その他には、関西取の商品先物市況、米国為替市況、米国商品先物市況、冷凍えび現物市況、ホットニュースなど最新情報を月曜〜金曜のメルマガで配信するなど、他の取引所にはない特徴を持っている。今後、どのような新たなサービスを提供してくれるかが非常に楽しみだ。

2004/03/15

一般投資家をフォロー
情報充実・中部取のHP


●日本には、東京工業品取引所、東京穀物商品取引所、横浜商品取引所、中部商品取引所、大阪商品取引所、関西商品取引所、福岡商品取引所と、7つの商品取引所が存在するが、2003年の年間出来高が3,153万8,530枚と東京工業品取引所の8,725万2,219枚に次ぐ、ナンバー2の座に輝いたのが中部商品取引所(中部取)だ。中部取は1996年10月に農水省管轄の豊橋乾繭取引所と名古屋穀物砂糖取引所、経済産業省(同時通商産業省)管轄の名古屋繊維取引所が合併し、両省の許可を受け誕生した日本唯一の総合商品取引所で、既存の商品に、ガソリン、灯油、軽油のエネルギー、鶏卵が追加上場され、さらに時代のニーズに応じた上場商品の開発に力を注ぐなど意欲十分で、日本の商取業界においてリーダー的な存在といえよう。

もっと熱く、もっとチャレンジ

●中部取のサイトを見るには、ヤフーなどの検索エンジンで『中部商品取引所』と入力すれば良い。トップページには『もっと熱く もっとチャレンジ』というスローガンが掲げられているが、基本的には左側の目次をクリックすると、サーフしたいコンテンツに行き着くことが出来る。

●中部取のサイトを構成しているのは@市場価格、Aニュース、Bデータ集、Cデイリーレポート、Dマンスリーレポート、Eダウンロード、Fチャート、Gガイド、H先物取引の仕組み、I現物価格、Jプロフィール、Kリンク集、Lサイトマップなどのコンテンツ。相場データから市況情報、更に先物取引の仕組みまでが掲載されるという盛り沢山の内容で、一般投資家にとって役立つサイトになっている。

上場商品の価格情報が充実
●@の市場価格では中部取に上場されている6商品(ガソリン、灯油、軽油、鶏卵、小豆、NON−GMO大豆)の価格と出来高がほぼリアルタイムで見られるようになっているし、Bのデータ集では鶏卵の異動平均価格、出来高、取組高、納会値段、受渡枚数、Cのデイリーレポートでは日々の価格データ、Dのマンスリーレポートでは月間の価格データを掲載、Eのダウンロードでは過去のデータをパソコンに取り込めるなど、キメの細かさを感じることが出来る。また、Fのチャートでは上場商品の週間足を見ることが出来、立体的構成になっている。更に、Gのガイドでは今月の委託証拠金、上場商品取引ガイド、年間業務カレンダーといった取引に直ぐに役立つコンテンツまで用意されているのが嬉しい。

役に立つ週間タマゴ情報

●内容が充実しているのは価格関連だけではない。Hの先物取引の仕組みでは商品先物取引、商品取引所、商品先物取引の必要性、機能、魅力を解説したうえで、Iの現物価格に石油製品の現物価格を掲載しているし、Aのニュースでは取引所に関連した最新情報や検討中の新規商品(A重油、LPG、米、麦、天候)、さらに週間タマゴ情報が掲載されている。週間タマゴ情報には有力商品情報紙、取引員及び中部取自身の見解や鶏卵の基礎知識などが掲載され、相場分析をするのに役立つので、ぜひ利用すると良いだろう。Jのプロフィールでは、中部取の概要や受託及び一般会員名簿が掲載され、一般投資家がスムーズの取引出来るよう道を開いている。

2004/03/1

価格から情報まで満載
投資家を意識した東穀取

日本の商品取引所で、東京工業品取引所(東工取)と双璧を為しているのが東京穀物商品取引所(以下東穀取)だ。東穀取に上場されている商品はトウモロコシ、輸入大豆(一般大豆、Non−GMO大豆)、大豆ミール、コーヒー(アラビカ、ロブスタ)、小豆、粗糖などの農産物で、毎日、活発な取引が行われている。日本は食糧自給率が低く、膨大な数量の農産物を海外からの輸入に頼っているが、商社が安心してヘッジ出来る場所が東穀取である。それに対して、先行きの相場の上げ下げを予想して利益を追求するために、東穀取の上場商品を取引しているのが一般投機家といえる。今週号では、商社などの当業者、一般投機家に有益な情報を常時発信している東穀取のサイトを紹介しよう。

豊富な相場データ

●東穀取のサイトにサーフするには、そのまま東京穀物商品取引所と入力すれば良い。そうすると、薄い青を背景に東京穀物商品取引所という文字が浮かんだ表紙が登場するが、自分が行きたいコンテンツに飛びたいのなら、右下のスタートと書かれたアイコンをクリックして、ポップアップされた新たな情報アイコンをクリックすれば済む。スタートアイコンをクリックしてポップアップするのは、@マーケットプライス、Aインフォメーション、B取引インフォメーション、Cガイド、Dプレゼント&リンクのコンテンツで、@〜Dのそれぞれに細かい情報が掲載されている。

●まず、@のマーケットプライスにアップされているのは、その日の市場価格取組・出来高・売買明細などのディリーレポート一代の高値や開所来の記録などを含めたマンスリーレポート、上場商品のチャート、過去10年間のヒストリカルデータ(圧縮データ)で、相場関連の詳細な情報を得ることが出来る。Aのインフォメーションでは受託会員名簿、定款及び諸規定などが掲載され、東穀取に上場されている商品を取引する際の参考になる。Bの取引インフォメーションでは各商品の証拠金、格付け、受渡し指定倉庫在庫取引時間、取引所カレンダーなど、取引に当たっての基本の基本が網羅されており便利だ。

一読の価値ある各種レポート

●このサイトにはデータが満載されているだけではなく、まだ、商品先物取引を始めて日が浅い人や、これから取引を始めようとする人にとって役立つものを提供している。Cのガイドビデオシアターでは、『隠れた大商品大豆ミール』のなかで、大豆ミールの紹介だけにととまらず、東京穀物商品取引所の概要や役割などが画面を通じて判るし、はじめての商品取引、はじめてのオプション取引、上場商品の豆知識、用語解説なども用意され、至れり尽くせりの内容になっている。

●また、穀物の需給動向を知りたいのなら、トップページの左隅に掲載されている大豆ミール(大豆粕)のアイコンをクリックしてみよう。ここには大豆ミールだけではなく、トウモロコシと大豆の内外の需給動向、穀物需給に大きな与える畜産動向が掲載されるなど、穀物相場の行方を予想するのに不可欠なデータを入手することが出来るので便利だ。また、東京穀物市況調査会の各種レポートを読むと、米国を中心に、穀物を取り巻く世界の状況が把握でき、一読の価値がある。


2004/02/16
シンプルだけど綿密!!
リード役東工取のサイト

●2003年の日本の商品取引所出来高合計は1億5,407万0,971枚で、前年の1億3,847万0,745枚を11%強上回った。年間出来高は1999年の8,117万2,241枚以降、5年連続で史上最高を更新する大躍進ぶりだが、そのリード役を演じているのが“世界のTOCOM・東京工業品取引所”だ(以下東工取)。東工取の年間出来高は8,725万2,219枚で、全体の51.4%を占め、銘柄(取引所別)別のトップ10には、1位=金(シェア17.3%)、2位=ガソリン(同16.7%)、4位=白金(同9.2%)、6位=灯油(同8.6%)、10位=ゴム(2.3%)と5商品も含まれている。また、1999年7月にガソリンと灯油、2001年9月に原油、2003年9月に軽油を上場し、更に、今年5月を目標に金の先物オプション取引の導入が予定されており、新規商品の上場及び開発にも積極的だ。今回は日本の商品先物取引のリーダー格・東工取のサイトを紹介しよう。

ほぼリアルタイムで相場表閲覧
●東工取のサイトへ行くには検索エンジンで『東京工業品取引所』と入力すれば良い。スッキリしたトップページには6つのコンテンツの目次が出てくる。具体的には、東工取のサイトは@TOCOMニュース(理事長メッセージ、TOCOM ニュース、TOCOMアジア原油指数、求人情報)、A相場情報(相場表、会員別取引高表、会員別取組高表、売買明細、受渡高表、原油参考現物価格、倉庫在庫/倉荷証券流通高、出来高推移、データ・ダウンロード)、B取引所案内(取引所の沿革・概要、組織図、財務諸表、情報サービス、交通案内、アルミニウム国内需給)、C取引ガイド(売買立会、上場商品、取引要綱、今月の委託本証拠金基準額等/制限値段幅、受渡供用品、取引参加イメージ、委託者保護制度、取引所カレンダー)、D商品取引員/会員名簿(商品取引員名簿、会員名簿)、E関連ホームページ(市場構造研究所、関連ホームページ、ISV)で構成され、トップページから直接、お目当ての場所にジャンプすることが出来る。@のTOCOMニュースでは中澤忠義理事長が東工取をアピールしたうえで、ビジョンを述べており、取引所の姿勢を明らかにしている。Aの相場情報では相場表を基本的に5分価格で表示するなど、ほぼリアルタイムで確認することが出来るので便利だ。また、出来高、取組、売買明細などの“内部要因”がらみのデータ、受渡高、倉庫在庫及び倉荷証券流通高などを掲載するなどのキメの細かさも見せている。

使い勝手の良い取引ガイド
●Bの取引所案内は、取引所の沿革やアクセス方法などを掲載している。また、取引所の刊行物や東工取に上場されている石油、貴金属、ゴムなどのテレホンサービスの案内なども紹介されているので気軽に利用すると良いだろう。Cの取引ガイドでは立会時間や取引の手法、委託証拠金など実際の取引に役立つ情報が満載で、エネルギーや貴金属などを既に取引している人、ないしは、これから商品先物取引に参加しようとする人たちにとって心強い内容であること請け合いだ。Dの商品取引員・会員名簿は東工取の取引に参加している受託会員のリストで、委託先を選ぶ際の参考にすると良いだろう。Eの関連ホームページには内外の商品取引所や関連団体のリンク先があるので、機会があれば活用したい。

2004/02/2
浜商取が新装開店
有益な情報が満載で便利


●今や、老若男女がサクサクとパソコンを使いこなし、ホームページをサーフしている光景は珍しくない。しかし、10年前にここまでパソコンライフが向上すると思った人は少ないはずだ。日本のインターネット人口は1998年の1,155万人が5年後の2003年には約6,000万人まで増加するなど、裾野が広がった。インターネット人口が増え続けている背景には、@パソコンの性能が格段に向上、Aブロードバンドの登場で通信速度が改善…など、インターネット環境の進化に合わせて、リニューアルするホームページが多くなってきたことがある。

表紙から必要な場所にサーフ
●商品先物業界関連のサイトも模様替えされているが、その代表選手は『横浜商品取引所』のサイトだ。これをサーフするには検索エンジンで『横浜商品取引所』と入力すると、横浜をイメージしたトップページにサーフ出来る。横浜商品取引所はデザインや設計を変えただけではなく、内容を一段と充実させており、関係者の間では高い評価を得ている。

●横浜商品取引所のサイトを構成しているコンテンツは@取引ガイド、Aマーケット情報、B取引所案内、Cヒストリカルデータ、Dポテト情報、Eシルク情報、F関連リンク、Gサイトマップの8つだ。トップページのリンク先をクリックすると、更に細かい項目が画面に出てきて、自分が見たい場所に直接サーフすることが出来る。例えば、@の取引ガイドは、上場商品の基礎知識、取引要綱、委託証拠金、格付け表、業務日程表、そして会員名簿で構成されているが、トップページ(@の取引ガイド)からサブコンテンツ(上場商品の基礎知識など)に直接飛ぶことが出来るので便利だ。

●Aのマーケット情報は市場価格、売買明細、売買高表、取組高表、受渡高表、Bの取引所案内は横浜商品取引所について、取引所の機能、商品先物の方法、定款諸規定、Cのヒストリカルデータではじゃがいも、日本生糸、国際生糸の過去の価格データとチャートをダウンロード出来るようになっていて便利だ。また、Cには相場の値動きを分析するために有益な現物価格のデータも用意されている。

じゃがいもと生糸の情報を提供
●横浜商品取引所のサイトは、上場商品の解説や価格データの提供だけにとどまらず、市況情報を提供している。それはDのポテト情報とEのシルク情報をサーフすれば、すぐに理解出来よう。Dのポテト情報の売り物は横浜ポテト情報と気象情報だ。横浜ポテト情報では週初の営業日に市況解説を中心とした横浜じゃがいも情報と、月に1回、じゃがいもの季節習性や市況などを解説したじゃがネット横浜(先限、期近版)を横浜商取協会が提供しており、市場参加者だけでなく、これからじゃがいも取引を始めようとしている人には有益なコンテンツだ。気象情報は民間気象会社大手、ウェザーニューズ社が提供しているじゃがいも産地の気象情報で、一年中、日本のどこかで生育しているじゃがいもの作柄をウオッチするには最適の情報といえる。Eのシルク情報(横浜商取協会提供)では毎週2回(水・金)、目先の市況、月1回、その月のポイントを中心にした情報はもちろん、需給など各種統計を掲載しており、利用価値は十分だ。

2004/01/19
びんぼーを楽しむ!!
楽しく生きるための知恵


●株式がどん底から上向きになり、政府も景気がやや上向きになったと胸を張るが、現実には社会保障費の値上げや昇給ストップなどで、収入はむしろ目減りしているような感覚を受ける人が多いに違いない。子供の教育費などの負担も家計を圧迫しており、中年サラリーマンは米国でBSE(牛海綿状脳症=狂牛病)が発生しても、一食300円前後の牛丼を昼飯で食べなければならないような、笑えね毎日が続いている。しかし、最近は、そんな悲惨な状況を笑って乗り越える『節約自慢』や『貧乏自慢』の風潮が出てきた。『楽しく節約して、健康に生きる』、これも“今流”のライフスタイルといえる。

金が無くても楽しく生活
●今回、紹介するのは『びんぼーフォラム』というサイトで、検索エンジンではそのまま、『びんぼーフォーラム』と入力すればサーフ出来る。『当びんぼーフォーラムでは、たとえお金がなくても、心まで貧しくならず、いつも明るく元気よく生活を楽しんでしまうような人を、“貧乏”ではなく“びんぼー”と定義しています。あなたもぜひ当びんぼーフォーラムで、アクティブな“びんぼー”になってください』をコンセプトに掲げており、楽しく生きるための知恵を得られる。

●『びんぼーフォーラム』を構成しているコンテンツは@お金を使わずに豊かな生活をするテクニック集、Aお金を使わずに遊ぶならここだ、Bひまちゃんの工場見学レポート、Cびんぼーフォーラム流、休日のすごし方、Dびんぼーフォーラム流、リサイクルのテクニック、E手作り食品自慢コーナー、F家庭菜園自慢、収穫自慢コーナー、Gお得なサイト・企業など各種リンク…などだ。名前は『びんぼー』でも、このサイトをサーフしていると豊かな気持ちで『節約の楽しさ』を満喫出来る。

工場や展示場の見学は楽しそう
●『びんぼーフォーラム』の目玉は@お金を使わずに豊かな生活をするテクニック集に掲載されている『楽しく安上がりなレジャーはなあに?』で、この安上がりなレジャーとは工場と住宅展示場の見学のことだ。ビール工場、マヨネーズ工場、お菓子工場見学の余禄は自社製品の土産で、好奇心も物欲も満たせるらしく、このウェブの管理人は楽しそうにレポートしている。実際、住宅の展示場では、プレハブ工場の日帰りツアーが企画されているらしく、抽選会や昼間の会席料理にありついている。Aの『お金を使わずに遊ぶならここだ』では、東京、埼玉、千葉、神奈川、愛知県の無料で楽しめるスポットを紹介している。おまけをゲットできる施設や格安で使用出来る施設も紹介されているので、家族連れで遊びに行くには最適といえよう。

●それでは具体的に工場や展示場、無料施設で遊ぶにはどうしたら良いのか。そんな素朴な疑問が沸いてこようが心配は要らない。Gのお得なサイト・企業など各種リンク…をサーフすれば、マスコミ関係(10件)、食品メーカー・外食関係(31件、うち酒造関係18件)、住宅関係(4件)、その他・アミューズメント(25件)の詳細が把握出来る。ビール及び日本酒の工場ではフリードリンクが多く、酒飲みには工場見学が応えられなくなりそうだ。もちろん、このサイトには地道な節約法も詳しく掲載されているので、そちらも忘れずに読んで欲しい。
この資料は、取引判断となる情報提供を目的としたものです。
お取引に関する最終決定はお客様ご自身でなさるようにお願い申し上げます。

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