何でも事典2000/9/4-12/11

2001/1/1
21世紀は白が流行色
●いよいよ2001年から21世紀が始まるが、『新世紀』の流行色は『白』になるらしい。化粧品メーカーの資生堂が行ったアンケートによると、『21世紀を色にたとえると何色?』との質問に何と全体の16%を白が占めたという。以下はオレンジ、黄色、ピンクなど明るい色が続いている。暗かった20世紀末に対し、21世紀は明るくなってほしいとの期待感が白を選ばせたということだろう。このアンケートを見て、ファッション業界は『白』を基調にしたデザインを図っているという。

流行は23日おきに生まれる
●世の中のオトーサンは流行に乗り遅れるのを年齢のせいにしているが、それは年をとったからではなく、流行の変化のスピードについていけないからだ。たとえば、1999年に大ヒットした『だんご3兄弟』がヒットチャートの1位を占めたのは、わずか3週間。かつて大ヒットした『およげ!たいやきくん』は11週も続いたから、流行のサイクルが短くなったことが理解できよう。実際、最近の新聞は23日に1回のペースで新しい流行を伝えているというデータがあるが、その新しい流行はわずか2ヵ月後に終わってしまうらしい。21世紀は、よほど敏感にアンテナでも張っていないと、若者でも流行に乗り遅れて当然だろう。

高画素のデジカメは名機か
●21世紀もパソコン全盛の時代になりそうだが、多くの人たちが欲しがっているのがデジカメだ。当初、一般市場に出てきたのは10万画素、最近では300万画素が当たり前になっている。しかし、画素が大きければいいとは限らない。たとえば、メールに添付するような場合には時間がかかって、電話代が余計にかかってしまいかねない。たとえば、ハガキ大の大きさにプリントするなら130万〜150万画素もあれば十分だ。

21世紀はエコの時代だが
●21世紀は環境に優しい時代になることを望む人が多い。いま、ひそかに健闘しているのが『太陽光発電住宅』だ。『太陽光で発電するから電力コストはタダ』、そんなうたい文句で、住宅を購入した人はそれなりに優越感があるが、M社が売り出しているシステム価格は1,200万円、ここから補助金340万円などを差し引き、更に電気代が年間23万円強節約できることを勘案しても、初期費用を回収するには37年かかるという。安価なものでも回収に約23年かかるとか。ただし、太陽光を利用できるのはお日様が顔を出している昼間だけ。夜間はまだ電力会社から電力を買うことになるし、雨や曇りの時は発電量が落ちる。普及するにはまだ時間がかかりそうだ。

干支にまつわるエトセトラ
2001年は大改革の年に
●暦を見ると、2001年(平成13年)は辛巳(かのとみ)歳で、今後20年間の間に行われる大変革の兆しが表れる年だという。この大変革は政治経済体制に止まらず、医療機関や教育制度にまで及ぶとのことだが、本当に大変革の2001年になるかどうか。ちなみに20世紀の巳年の歴史的な出来事を見ると、1905年(明治38年):日露講和条約を締結、1917年:ソビエト政権誕生、1929年:世界大恐慌、1941年:真珠湾攻撃で日米開戦、1953年:ソ連でスターリン死去、1965年(昭和40年):米ソ宇宙遊泳に成功、1977年:スペイン軍政に終止符、1989年:北京で天安門事件が勃発など、政治経済はもちろん科学面でも歴史に残る出来事が起こっている。

蛇は西洋、インドでも神様
●西洋とインドでも蛇がおカネの守り神的な存在になっている。日本の話はあとに譲るが、ギリシア神話でホメロス(ローマ神話でマーキュリー)といえば商売の神様で、ヘルメスは2匹の蛇がからみついた翼の杖を持ち、世界を飛翔している。また、ヒンズー教の三大神シバは四面の顔、三眼を持ち、蛇を首飾りにしている。蛇は西洋でも神様のお使いというところか。

蛇はカネ儲けのシンボル
●今は、なかなか見当たらないが、蛇の抜け殻を財布に入れておく人がいる。それは、蛇の抜け殻を財布に入れておくと、おカネが貯まるとか出世するといわれていたため、蓄財の縁起かつぎをしたのだろう。『おカネが『身』(巳)につく』、『実(巳)入りが良くなる』といった語呂合わせもあるが、蛇は何度も脱皮して成長する…ことが蛇を蓄財の神に祭り上げている。蛇のなかでも最高の霊力を持っているといわれるのが白蛇だ。白蛇は七福神で蓄財の神ともいわれている弁財天こと弁天様の化身といわれる。弁天様の起源は水の神だが、白蛇も恵みの雨を降らせて豊作をもたらす豊穣の神で、それが転じて白蛇が蓄財の神になった。


12/11
どう数える初詣の参拝者
●もう来年のことを話題にしても鬼が笑わない季節になってきたので、初詣に関する話題を紹介したい。正月にニュースなどで神社仏閣の参拝者数が取り上げられるが、あの人ごみでどうやって参拝者の数が判るのだろうか。そもそも参拝者の数を数えるようになったのは警備のためで、調査方法は担当する警察署によって違うらしい。人手の多い明治神宮だと、代々木方面の北参道口、参宮橋方面の西参道口、原宿方面の南参道口の3ヵ所が一方通行となり、この入口に2名ずつ配属された担当者が門を通過した人数をチェックする。ただ、一人一人を数えるのは不可能なため、手前の木と向こうの木との間に100人入ると仮定し、列の一番手前を通過する人数だけ数え、それに100人を乗じるわけだ。従って、一番手前を1,000人通過すれば10万人という計算になる。

お守りの有効期限は?
●初詣などで神社へ行くと必ず家内安全や交通安全のお守りを買う人がいる。それでは、その時に買ったお守りに有効期限なるものがあるのだろうか。厳然たる決まりはないが、神社の願掛けお守りの有効期限は普通は1年間といわれる。神様ともなると多くの人たちの願いを聞いているから、家内安全、交通安全などの漠然とした願いは忘れてしまう。いずれにしても、神社からいただいた御札は神社のお返しするのがならわし、1年経ったらまた新しいものに替えたいものだ。なお、合格祈願に絵馬を奉納し、お守りをもらったような時には、合格した時が有効期限が切れた時になろう。合格して、神社にお礼参りに行った際には、満願成就の絵馬を奉納するのが常識である。

新年会はいつから始まった
●日本人の宴会好きは有名だが、平安王朝貴族の新年宴会は実に手が込んでいる。毎年、元旦になると、臣下の者が天皇に挨拶に出向く。これが『長賀』(ちょうが)という行事で、それが終わると場所を豊楽殿に移し、豪華料理尽きの大宴会が行われた。ここでの宴会は飲めや歌えやのどんちゃん騒ぎ騒ぎではあったが、それなりに整然と行われていたらしい。ここまでが『宴座』(えんざ)といって公式行事が終わる。一次会が終わると、二次会は寝殿の南側の“すのこ敷き”の『穏座』(おんざ)に移って行われる。ここでは堅苦しい雰囲気はなく、まったくの無礼講、席順自由、式次第なしで自由な雰囲気で酒を酌み交わした。酒の肴もさっぱりしたもので、気分をほぐすために、笛や笙(しょう)、琵琶などを互いに演奏して楽しんだという

12/4
喪中とお歳暮
●年賀状を書く時期に入ってきたが、身近な親族を亡くされた方は年賀状を出さないのが慣習だ。そのかわりに年末になると『喪中につき…』という欠礼の挨拶状を送ることになる。ところで気になるのは、喪中にお中元やお歳暮を贈っても良いかどうかだ。本来のしきたりからすれば、死者の出た家から物を贈るのは、他人にけがれをうつすことになり、失礼なこととされた。しかし、現代では、新年を慶賀するという意味を持つ年賀状はともかく、お中元やお歳暮はOKという考え方が常識になっている。というのも死者の出た家から物を贈れないのでは香典返しも贈れないことになってしまうからだ。妥協策ではあるまいが、四十九日を過ぎれば、お中元やお歳暮は贈っても問題ないというのが現代の常識になっている。

暮れに歳暮を贈る理由
●12月になるとお歳暮商戦の真っ只中、デパートはあの手この手で消費者の財布の紐をゆるめようとする。そもそも『歳暮』とは『一年の終わり』という意味だったが、今では歳末の贈答品という意味で使われている。昔は年越しに際して、以下のようなしきたりがあった。すなわち、年始、年神様を迎えるための供物を、暮れのうちに親元や親戚に持参し、配って回った。この習慣が後の世になって、血縁に限らず、世話になった人たちに贈り物をする『お歳暮』という形になった。

忘年会は日本独自の行事
●年末といえば忘年会。酒屋のアルコールの売上げがどんと跳ね上がる。この忘年会、実は日本独自の行事で、それが証拠にフランス語にもドイツ語にも『忘年会』に相当する単語はない。ところで、日本初の忘年会は鎌倉時代に行われた。具体的には『年忘れ』と呼ばれる会が年末に行われていた。しかし、この会は連歌を読むのが目的で、どうも現在行われている忘年会には程遠い。現在の忘年会に近くなったのは江戸時代で、一般庶民が一年間の憂さを晴らすために親しい者が年末に酒を酌み交わすようになった。一方、武士は『新年会』は開いたが『忘年会』は開かず、これで町民との身分の違いを見せたとか。なお、今のようなどんちゃん騒ぎの『忘年会』が年中行事化したのは明治時代、故郷に帰らず、東京に居残っていた学生と官僚が始めた。学生は年の初めは故郷に帰るので年始は集まりにくい、官僚はボーナスが出て懐が温まっているところに御用納めが入り、それならついでに飲もうというのが忘年会の初めだった。なお、『忘年会』という名前が初めて出てきたのは夏目漱石の『我輩は猫である』である。

冒険旅行の世界一
(車イスの旅行者bP)
カナダのリック・ハンセンさんは、1985年3月に車イスによる旅に出発して1987年5月に帰国するまでに、4大陸34カ国を車イスで旅をしてまわった。
(後ろ向き歩行のbP)
米国のプレニー・L・ウィンゴさんは後ろ向き歩行で1年半かかって1万2,875キロメートル歩いた。また、インドのアービンド・パンジャさんは、ロサンゼルスからニューヨークまでの約5,000キロメートルを後ろ向きで走破した。
(徒歩旅行のbP)
米国のキリスト教伝道者、アーサー・ブレシットさんは、大きな十字架を背負って世界7大陸を説教してまわった。歩行距離は合計5万キロ以上にのぼるという。
(芝刈り機による旅行bP)
1997年夏、米国のライアン君(当時12歳)は、自分の街にいる病気の赤ちゃんの救援資金を集めるために、25馬力の芝刈り機に乗って米国横断旅行を行った。
11/27
簡単にポリフェノール摂取
●老化と成人病を防ぐという理由で、注目されているのが抗酸化物質ポリフェノールだ。赤ワイン、チョコレート、ココアに多く含まれていると某テレビ局の健康コーナーで紹介されたため、赤ワインをがぶ飲みしたり、チョコレートをバリバリかじる人が少なくない。しかし、ポリフェノールの多い食品にはカフェインやテオブロミンなど摂取しすぎると体に悪いものも含まれているので過剰な摂取は逆効果になる。実をいうと、ポリフェノールは野菜、果物、緑茶などにも多く含まれており、平均的な食事をするだけで必要にして十分な分量を体に取り入れることができる。某テレビ局の健康コーナーで紹介されると、その商品は爆発的に売れるが、知らぬ間に大きな罪を犯しているものである。

魚は動脈硬化の予防になる?
●『動脈硬化にならない食事法は?』と問われると、ついつい『肉食に偏らず、魚を心がけて食べる』と答えてしまいがちだが、魚をたくさん食べていても、動脈硬化を起こしている人がたくさんいるという疫学調査の報告が出ている。実は、動脈硬化があっても、魚、特に青魚に多く含まれているEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)をたくさん食べると、血小板が固まるのが抑制され、血栓が出来にくいということなのである。それでも、心筋梗塞など動脈硬化が招くとされている病気は、血栓によって動脈が詰まって起こるのだから、結果的に肉よりも魚を食べた方が良いに決っている。

冬至になぜユズ湯なのか
●関東では冬至にゆずの実を浮かべた湯に入る習慣がある。冬至は1年のなかで昼間の時間が一番短い日で、ゆず湯に入って、来たる新年も無病息災に暮らせるように祈ったという。ゆずには風邪の予防や、ひび・あかぎれに効果があり、その成分であるクエン酸と糖分が体を温めてくれるとか。また、一風変わった説がある。それは『冬至』を『湯治』、『ゆず』を『融通』とシャレたもので、この日にゆず湯に入ると支払いに追われる年末もカネに困ることはないとされた。

冬至にカボチャはなぜ?
●それでは冬至にカボチャを食べるのはなぜか。冬至を越えるとと本格的な冬に入るため、その前に栄養満点なカボチャを食べて冬を乗り切ろうとしたらしい。カボチャはビタミンAやCを豊富に含んでおり、風邪を予防するには格好の野菜でもあった。また、カボチャは他の野菜と比べて、皮が厚いため、夏に収穫しても冬まで保存できたことも『冬至のカボチャ』の原因である。

11/13
落選したらただの人か?
●『国会議員、落選したらただの人』という言葉がある。多くの国会議員は会社や団体の役員に名を連ねていたり、弁護士や公認会計士などの資格を持っている人が多い ので路頭に迷う人は少なくないはずだが、仮に“無職”になってしまっても『国会議 員互助年金制度』に加入していれば、十分に生活が出来る仕組みになっている。これは10年以上国会議員を務め上げればもらえる年金で、参議院議員なら2期当選すれば 受給資格を得ることができるというから効率は抜群だ。仕組みは普通の年金制度と同じ、在職期間中に掛け金を納めるだけ。落選しても引退しても最高50年間受け取ること が出来るという。ちなみに、受け取り金額は退職時に支給されていた歳費の150分 の50、3分の1に達する。更に10年を超えると1年ごとに150分の1が加算されると いう。これを見ると議員はやはり“ただの人”ではなさそうだ。

国会には3種類
●国権の最高機関である国会には3つの種類がある。まずは『通常国会』で、憲法第52条により、年1回、12月に召集される。開会式は天皇臨席のもと、参議院議場で行われる。予算や関連法案を審議し、会期は最初から150日間と定められている。臨時国会は憲法第53条によって、内閣または各議員の4分の1以上の要請があった時に行われる。外交・予算など緊急を要する法案を審議するもので、会期は2回まで延長可能だ。最後に特別国会だが、憲法第54条によって、総選挙から30日以内に召集される国会で、内閣総理大臣などの指名を行う。臨時国会同様に2回の会期延長ができる。 国会の種類はともかく、有権者にとって何より重要なのは、本当に有益な法案は審議を尽くして採決して欲しい・・・ということで、党利党略だけで運営されるとしたら 不幸だ。

金バッジのお値段は
●選挙に当選すると胸に燦然と輝くのが金バッジだ。バッジは直 径2ミリ、11弁の菊の花弁をかたどって金色に輝くので『金バッジ』といわれるが、熾烈な選挙を勝ち抜いて胸につける金バッジの価格は、衆議院のタック・ピン型が1 万0,500円、水雷型が1万円、参議院のタック・ピン型が1万2,915円、水雷型で1万3,440円(いずれも税込み)と、参議院の方が高価だ。衆参で価格が違うのは衆議院が金メッキ、参議院が金張りであるからだ。当選すると必ず1個は無料でもらえるにもかかわらず定価がついているのは議員が紛失したり、紛失したことにして予備に 買い求めるためだとか。

11/6 
地球の氷が全部融けたら?
●最近、気になるのは温暖化現象である。世界中の気温が年々上昇し、冬の期間が短くなっているといわれるが、問題は地球上の氷が全て融けた場合だ。専門家によると、地球全体の氷の総量は2,300万立方キロメートル。そういわれても見当はつくまいが、簡単にいうと地球の陸地の10%が氷に覆われている。ちなみに、その内訳は、80%が南極、10%強がグリーンランド、そして10%弱が局地の島々及び高峰の山頂だという。これらの氷がすべて融けると海水が全体の1.7%しか増えないが、水位は55メートルも上昇するというから、温暖化現象を軽視することはできない。

なぜ天気は西から変わる
●天気予報でしばしば耳にするのが『お天気は西の方から崩れてきます』という気象予報士の言葉だ。天気が回復するのも西からだが、それは何故だろう。実は日本の天気は、上空を流れている偏西風=ジェット気流によって変化する。偏西風は、地球の自転に合わせて、たえず西から東へと流れ、中国大陸やユーラシア大陸で発生した移動性高気圧や低気圧を運んでくるので、日本の天気は西の方から変わるというわけだ。ただ、南から温かい空気が入ったり、北から寒冷前線がやってきたりする場合が少なくないので、必ずしも『西から天気が変わる』わけではない。

月の出、月の入りはどの瞬間?
●日の出、日の入りは『太陽の上のへり』が地平線にかかった瞬間をいうことはご存知だろう。もう少し詳しくいうと、日の出は太陽のへりが地平線に顔をのぞかせた瞬間、日の入りは太陽が全く見えなくなった瞬間をいう。それなら、月はどうか。月の場合は、月の中心が地平線にかかった場合と定められている。この理由は月は満ち欠けがあるためで、三日月でも月の中心を見極めることができるからである。

猫が顔を洗うと雨になる?
●猫が前足で顔をなでるポーズは来客の前触れで、これが招き猫のイメージになった。もう一つ猫のポーズから俗言となったのは『猫が顔を洗うと雨になる』というものだ。顔を洗うことを地方によっては『こする』、『ふく』、『なでる』と表現しているが、猫を観察しているうちに出てきた言葉であることは確かだろう。しかし、『猫が顔を洗うと晴れる』とする俗言もあり、猫の洗顔が天気予報の大きな助けにはならないことを示している。猫と天候の俗言には『猫が鼻をなでれば雨』、『猫が3回続けて顔を洗うと晴れ』、『猫がよく寝ると雨』、『猫が騒ぐと夕立』など多くあるが、それだけ猫と人間の関わりが深いということだろう。


びっくり人間の世界一
(熱心なパブ通いbP)
英国人のブルース・マスターさんは、1960年から通算2万9,203件のパブを訪れたという。旅行などに行った時は必ず、可能な限りその土地の『地ビール』を飲むそうだ。

(最もよくモノマネされる人bP)
エルビス・プレスリーで、モノマネをする人は世界に4万8,000人以上いる。英国ロンドンには、ポール・チャンさんという中国系のそっくりさんの営んでいるレストランがあり、エルビスファン達を喜ばせているという。

(最もたくさんの手紙を書いた人bP)
元大蔵官僚で建設大臣も務めた野田卯一さんは、寝たきりになっていた母ミツさんに、自身が海外に出た1961年7月から彼女が亡くなった1985年3月まで1,307通の手紙を書いた。

(最も長く続いた日記bP)
ジンバブエのアーネスト・ロフタスさんは、12歳だった1896年5月4日から日記をつけ始め、1987年7月7日、103歳で亡くなるまで続けた。

10/23
風邪にはチキン・スープ
●『チキン・スープは風邪に効く…』。これは“米国版・おばあちゃんの知恵袋”のようなものだが、このほど、この知恵に科学的な根拠があることを米国ネブラスカ大学医療センター・研究グループが明らかにした。同グループはチキン・スープに含まれる幾つかの成分が免疫システムに作用し、特に炎症を和らげるため、喉の痛みなど風邪やインフルエンザの症状に効くと医学界に発表した。研究者の一人、スティーブ・レナード博士は妻の作ったタマネギ、サツマイモ、ニンジンなどの入ったスープを研究室で分析した結果、スープの成分が咳や鼻詰まりを引き起こす粘液の分泌を促進する好中球(白血球に含まれる)の活動を抑えることが判った。婦人の作ったチキン・スープで、博士はその効能を発見したわけだが、まさに夫唱婦随の見本のような出来事といえよう。

落ちなかった梨が大評判
●『震災は忘れた頃にやってくる』とは物理学者で随筆家の寺田寅彦の名言だが、10月6日に不幸にも鳥取県西部地震が発生してしまった。しかし、大地震に見舞われたにもかかわらず落ちなかった梨を『鳥取西部じしん梨』と命名し、JA鳥取西部が受験生の合格祈願向けにインターネットで販売することになった。同JA管内の会見町では、出荷を1週間後に控えていた「新興」が地震被害で、その8割が落下したが、無事だった2割の梨を売り出した。価格は“合格”、“御縁”にちなんで10キロ5,555円(税込み、送料別)で売り出したが、営業効果があったかどうかは聞いていない。

年賀状はいつから
●11月初めになると年賀状が大々的に売り出されるが、それでは誰がいつ年賀状を出すようになったのだろうか。郵政省によると、年賀状を一般の人が出すようになったのは1873年(明治6年)に郵便葉書が発売されてからで、料金の安い葉書を年賀の挨拶に使うようになり、急速に発展したという。現在のようにあらかじめ決められた期間に投函された年賀葉書が郵便局で保管され、元旦から順次配達するようになったのは1906年(明治39年)で、1935年には私製葉書使用者のために『年賀切手』が発行された。なお、』お年玉つき年賀郵便葉書が郵政省から発売されたのは1949年(昭和24年)からで、当時郵政審議会専門委員である林正治氏の発案で作られ、現在に至っている。なお、年賀葉書の元祖は、平安時代に明雲という高僧が、藤原実綱へ出した書状の冒頭に、新年を喜ぶ『新春の御慶』という言葉を書いたことだといわれている。

10/16
招き猫は花柳界の縁起物
●ここ数年、静かなブームになっているのが招き猫だ。猫が前足を耳のあたりで動かしている格好は、まさに『おいで、おいで…』をしているようで、中国の古文書酉陽雑俎(ようゆうざっそ)でも『猫が面を洗うとき耳を過ぎれば、即ち客至る』と記してある。そして、この俗言が、客を呼び込み、福を招くという縁起物の招き猫を作らせたといって良いだろう。招き猫が一般に普及するようになったのは明治時代、花柳界で客を呼ぶ縁起物として用いられたとか。ちなみに、三味線が猫の皮から作られていることから、芸者を『猫』と呼んだことも、招き猫が花柳界で可愛がられた理由といえよう。

右手はカネ、左手は人を招く?
●招き猫をよくみると、右手を上げているのと、左手を上げているのがある。右手を上げている招き猫はカネを招き、左手を上げている招き猫は人を招くといわれているが、実際には誰かが後から作った法則といったほうが良いかも知れない。最近は風水招き猫が登場して、色によって置く方角が決められているものまで出てきた。

遊女の愛猫が招き猫に
●招き猫のルーツについて諸説があるが、猫=芸者説に基づくと『薄雲の愛猫』説が一番有力だ。薄雲は江戸・吉原の遊女だが、大の猫好きで玉という三毛猫を可愛がっていた。ところが玉は薄雲の後を追って便所まで後をついていく有様で、客商売の邪魔と思った主人は、薄雲が便所に行くときに、腰刀で玉の首をはねた。すると、玉の首は便所の下に飛び、そこにいた蛇の頭にくらいついたという。玉が便所についてきたのは薄雲を蛇から守るためだったのである。薄雲は不憫に思って、玉の死骸を西方寺(現東京・豊島区)に納め、猫塚を建てて供養した。それをみて哀れんだ客が、長崎から取り寄せた伽羅の木で招き猫を刻んで薄雲に渡した。そして、薄雲はまるで玉の生まれ変わりのように可愛がったという。彼女が生きていたときに、伽羅製の招き猫の模造品を作って浅草で売り出したのが招き猫のルーツになったらしい。

猫は寝る子!?
●猫はよく寝るから寝子=猫という説がある。猫が1日に眠る時間は14〜18時間で、睡眠時間が長い動物に入る。ちなみに豚とウサギの睡眠時間は8時間、ゴリラは12時間、牛や羊は3時間、馬は1時間、キリンに至っては1時間しか眠らないという。猫が長時間の睡眠をとる理由は暇をもてあましているからだ。牛や馬は食べ物を咀嚼するのに時間がかかるが、猫は獲物を捕らえ、食べたら寝るだけなのである。


ペットの世界一
(金持ちのペットbP)
米国の富豪エラ・ウェンデルさんは1931年、ペットのプードル犬(名前トビー)に1500万ドルを遺贈した。また、ベン・リーという富豪が飼っていた猫も、遺言により1500万ドル受け取った。

(ペットの葬儀bP)
1920年、米国ニュージャーシー州の靴屋エディディオ・ルソマノさんの飼っているカナリア(名前ジミー)が死んだ時、葬儀には1万人の会葬者が集ま。葬列には2台の馬車と15人編成の音楽隊が続いた。

(最も醜いペットbP)
アフリカ・サンド・ドックのチチは、『全米醜い犬コンテスト』で5度もチャンピオンになった。飼い主によると、『がにまたのブタに似ている』という。また、地元紙は『エイリアンのようだ』と表現した。チチは『もっとも醜い犬』という漫画の主人公にもなった。

(芸の多いペットbP)
カナダのトイ・プードル(名前チャンダ・レーア)はピアノ演奏、数の数え方、単語綴りなど300以上の芸を持つ。

10/9
風邪には豆腐が一番
●めっきり秋めき、これからは風邪のシーズンに入る。すでに風邪をひいた人も少なくないが、早く直すには休養と栄養を取るのが一番だ。風邪をひいた人のための食事の定番は『おかゆ』、炭水化物もたっぷりで、体を温める効果はあるものの、がタンパク質が足りない。栄養面でいえば、風邪ひきには大豆を原料とする豆腐の方が適しているだろう。とくに、体が熱っぽい時には汗になって対外に流れ出したタンパク質の補給になるし、湯豆腐にすれば体が温まる。豆腐なら病人でも食べやすいというメリットもある。今度、風邪をひいたときには一度豆腐を試してもらいたいものだ。

愛煙家には味噌汁
●タバコに含まれるニコチンはビタミンCを破壊することで知られている。1日に必要なビタミンCは250ミリグラムだが、1本のタバコで250ミリグラムのビタミンCを破壊してしまう。従って、愛煙家がビタミンC欠乏症になりやすいことが理解できよう。また、ニコチンは血管を収縮させ、血圧を上げて、動脈硬化を促進する働きもある。そうならないように、愛煙家は大豆製品や海藻類、しいたけ、タマネギなど生活習慣病予防に効果のある食品を摂取することをお勧めしたい。とくに効果的な食品は豆腐とワカメ入りの味噌汁だ。というのも、豆腐とワカメには、タバコがもたらす成人病を予防する効果があり、味噌汁の成分にはニコチンを溶かし、対外に排出する効果があるからだ。

酒飲みには焼き鳥と枝豆
●酒飲みのお約束メニューに焼き鳥と枝豆があるが、よくよく考えると非常に合理的だ。まず、焼き鳥だが焼かれることによって脂肪分が落ちるので非常に良いタンパク源になるし、定番のレバーにはメチオニンという必須アミノ酸が多量に含まれていて、肝臓の働きを強める働きがあるからだ。同様に、システィンというアミノ酸は肝臓につく脂肪を分解する働きがあるとか。一方、枝豆も酒飲みには又とない援軍だ。枝豆の良質なタンパク質には肝細胞を再生する働きがあるし、コリンと呼ばれるビタミン類が脂肪肝を防ぐ役割をしてくれるからだ。

飲む前に生卵?
●ロシア人はアルコール度の高いウォッカを飲む前にバターの塊を口に放り込む。バターがアルコールに解けやすく、脂肪分を含んだアルコールは、そのまま腸に行くので悪酔いしないという。飲む前に生卵を飲むのは、『ウォッカにバター』と同じ原理だが、生卵はバターほどアルコールを吸収しない。従って、気休め程度の効果しか期待できない。

10/2 スポーツの世界一
(マラソンのbP)
男子マラソン(42.195km)の最高記録はベレイネ・デンシモ選手(エチオピア)の2時間06分50秒で、1988年4月17日オランダのロッテルダムで樹立した。一方、女子はテグラ・ロルーペ(ケニア)が、同じくロッテルダムで1998年4月19日に記録した2時間20分7秒。

(短距離走のbP)
男子100mの世界記録はドノバン・ベイリー選手(カナダ)の9秒84。1996年のアトランタオリンピックで打ちたてた。ピーク時には時速43.45キロを超すという。ちなみに、カール・ルイス選手(米国)の最高時速は43.37キロ。

(金メダル獲得のbP)
金メダルを最も多く獲得した選手は、男子個人では陸上のレイモンド・ユーリー選手(米国)の10個で1900〜1908年に取得した。女子個人は体操のベラ・チャスラフスカ選手(チェコスロバキア)の7個で1964〜1968年に取得。

(パラリンピックのbP)
視覚障害者の100m記録はA・マナガロ選手(イタリア)の10秒96。手足の一部を失った選手ではアジボラ・アデオエ選手(ナイジェリア)の10秒72。視覚障害者の走り幅跳びではエンリケ・セパダ選手(エチオピア)の7m23cm。

カレーが先かライスが先か
●ライスにカレーがかかっている料理の名前は、ライスカレーが正解なのか、カレーライスが正解なのか、といった大真面目な論議がある。どうやら「カレーをライスにかけるからカレーライス」というのが多数派らしい。しかし、文人が書いた作品を見ると、『日本三大洋食考」を著した山本嘉次郎氏(1974年没)はライスカレー派だし、織田作之助(1947年没)の名作『夫婦善哉』で主人公が食べたのもライスカレーだった。山本嘉次郎氏によると「らいすかれー」という記述は明治9年にある。あの『少年よ大志を抱け』という名言で有名なウィリアム・クラーク氏が、札幌農学校着任時に、生徒たちの体が貧弱なのを見て、寮生にライスカレー以外の米食を禁じたとの記録がある。ライスカレーでもカレーライスでも、昔も今もカレーは老若男女の人気メニューであることに変わりない。

弁当は秀吉が作った
●ランチタイムで助かるのが持ち帰り弁当屋の存在だ。限られた小遣いで、温かい弁当を食べることができるのは魅力で、現代にマッチしている。それでは、弁当が普及したのはいつだろうか。実は豊臣秀吉が権力を握っていた桃山時代に、携帯食として作られたという。弁当の語源に、旅をする人数に当てて食事を弁じる、というものもあり、人数分の食料を用意したのが始まりという。秀吉は慶長3年(1598年)に京都醍醐寺で豪華な花見の宴を催したが、その時には金箔を散りばめた弁当箱に懐石料理を詰めて出したとか。

薄いのがアメリカン?
●薄目のコーヒーがアメリカン、そう理解している人は少なくない。そのため、『今日は体調が悪いからアメリカン』にするという人がいるようだが、実際には『アメリカン=薄いコーヒー』というのは大間違いだ。そもそもアメリカンコーヒーは豆の焙せんを浅いりしたコーヒーのことで、香りと酸味を引き出しやすく、さっぱりした味になる。味はライトでもカフェインは少ないわけではないので、がぶ飲みは禁物だ。もっとも、コーヒーを薄めたものを『アメリカン』と称して、テーブルに出す不届きな喫茶店もあるので注意されたい。

低塩と減塩の違いは?
●高血圧、腎臓病などの病いにかかっている人の頭を悩ませているのが塩分の摂取法だ。食生活に欠かせない味噌、醤油に塩分が多く含まれているが、それでは「低塩」と「減塩」ではどちらの塩分が少ないのだろうか。醤油でいえば、減塩醤油は普通の醤油と比べて、塩分は2分の1以下、減塩醤油は2割ほど抑えたもので、もちろん、味噌も低塩の方が体に良い。

9/4 鳥類の世界一
(速く飛ぶ鳥bP)
ハヤブサは獲物を捕まえる時や、高度の上空から舞い降りる時など速度が時速270キロにも達する。一方、最もゆっくり飛ぶ鳥はアメリカヤマギシで、時速8キロ。ちなみに、ダチョウは最高時速72キロで走ることができる。

(数の多い鳥1)
アフリカにいるコウヨウチョウは、成鳥が約15億羽いると推定されている。毎年2億羽殺されているが総数には問題ないという。

(小さい鳥1)
キューバに生息しているマメハチドリは体長が5センチ程度、体重が1.6グラム。クチバシと尾で体長の半分を占めている。また、ツノホウセキハチドリは1秒間に90回も羽ばたく事ができる。

(飛行距離のbP)
アジサシは、フィンランドから足輪をつけて放たれ、半年後に2万6,000キロ離れたオーストラリア・ヴィクトリア州のロタマー島で再び発見された。また、セグロアジサシは巣立ちしてから3〜10年間も空中を飛びつづける。
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