何でも事典

2009/11/23

弥生時代に伝来
●寒くなると恋しくなる野菜が大根だ。原産国は地中海地方及び中東で、古代エジプトから食用とされていた。日本に伝来したのは弥生時代、今、食べている大根は在来種と中国ダイコンを交雑して出来たものらしい。江戸時代から練馬、三浦半島が特産地として知られ、今に至っている。大根は、その名の通り“大きな根”に由来しているようだ。なお、サトウダイコン(テンサイ)は、ホウレンソウの仲間であるアカザ科に属し、大根とは別種の植物。

主流は青首大根
●大根の主な品種は、@桜島(胴回りが巨大)、A聖護院(京野菜。球形)、B辛味(汁気が少なく辛味が強い。主に蕎麦などの薬味に使用)、C守口(細長い。森口漬などに使う)、D源助(加賀野菜。短く太いため、おでんに向いている)、E練馬・三浦・浅尾(いわゆる白首大根)、F宮重(青首大根)、G紅大根(長崎原産の大根)とさまざまだが、Fの宮重系の青首大根が主流だ。その理由は、白首大根が根を地中深く張るのに対し、青首大根は浅いため、農家の収穫作業が楽なためだとか。

消化助ける働きを持つ
●食材としての大根は栄養満点だ。ビタミンA、B、Cがたっぷり、鉄分、リン、カルシウムも含み、おまけに低カロリーでダイエットフードとしても欠かせない。また、見逃せないのは消化酵素ジアスターゼが含まれていることだろう。ジアスターゼは熱に弱く、加熱すると消化作用が失われてしまうので、その効果を十分に発揮するには大根おろしで食べるのが一番といえよう。なお、成熟した種子は『ライフクシ』という生薬名を持ち、健胃、去痰効果があり、中国医学では肥満防止の薬としても知られている。

健康増進に最適な切り干し
●冬にかけて収穫された大根を細切りにし、天日で干したのが『切り干し大根』、通称、切り干しだ。乾物であるため常温で保存が可能(夏季は茶色に変色するため、春を過ぎたら冷蔵庫での保存が好ましい)。太陽の光をタップリと吸収しているため、同量の大根に比べ、カルシウムは15倍、鉄分は32倍、ビタミンB類は10倍と多く、食物繊維も多く含まれている。植物繊維は、コレステロールを体外に排出し動脈硬化を予防、便秘を改善し大腸ガンを予防する作用を持つほか、食後に胃腸で水分を吸収し膨らみ、少量でも満腹感が得られるため、ダイエットにも効果的だ。更に、弱った肝臓や胃腸を回復し食欲を増進させる作用や、保温作用により冷え性を予防する働きがあり、日常の食生活に積極的に取り入れたい。


なんでも世界一

(最大の熱帯雨林保護区)
ブラジルのアマゾン川北部流域のアマパ州に設けられたトゥムクマック国立公園は、面積が3万8,875平方キロメートルあり、絶滅の危機にさらされた動植物が何種類も生息している。

(生物多様性が最も高い場所)
生物多様性(多くの種の生物がともに生きていること)が最も高いと考えられているのは、125万8,000平方キロメートルに及ぶ熱帯アンデス地域である。ベネズエラ、コロンビア、エクアドル、ぺルー、ボリビア、アルゼンチン北部にまたがる地域で、これまでに4,500種の植物(世界の植物種の15〜17%)、1,666種の鳥、414種の哺乳類、1,309種の爬虫類と両生類が記録されている。

(最大の植林計画)
世界最大の植林プロジェクトは“グリーン・グレート・ウォール”である。砂漠化による農地の荒廃や、必要以上の農地拡大とたたかうために、中国北西部に全長4,480kmの森林地帯を作っているところ。1978年に開始、2050年までに合計3,560万haの土地に植林予定。

2009/10/26

松茸列車が走った
●秋の味覚の代表は松茸。アカマツなどの松林に生えるため、その名がついた。独特の強い香りを持ち、日本において食用きのこの最高級品として位置づけられている。この松茸、過去にたくさん収穫され、庶民の秋の味覚として親しまれていた。それが証拠に、国産の松茸を満載した『松茸列車』が毎日東海道本線を走ったほどだ。しかし、松茸が生える松林の環境が大きく変化して収穫量が激減、今は国産で消費を賄うことが出来ず、韓国や北米、北欧から輸入している。なお、北朝鮮産については、2006年10月の核実験をキッカケとする経済制裁で輸入がストップしている。

庶民が食べたのは江戸時代
●日本におけるきのこの食文化は古く、紀元前2000年頃の縄文時代中期の遺跡から、縄文人がきのこを食用としていたことを示す遺物(きのこ型土製品)が多数発見され、岡山市の弥生時代の百間川兼基遺跡からも松茸の土人形が出土している。日本書紀には『応神天皇に茸が献上された』との記述があり、万葉集にも奈良の高圓山の松茸を読んだ短歌が登場、平安時代に貴族たちが松茸狩りを季節の行事として楽しみ、桃山時代には武士も松茸狩りをしていた。江戸時代になって、やっと庶民も松茸を食し始めたようだ。

欧米人は苦手な臭い
●昔から、『香り松茸、味しめじ』という言葉があるように、松茸は土瓶蒸しや松茸ご飯などで香りを楽しむことが多い。松茸の香りの元は珪皮酸で、日本人に馴染み深い大豆に近い臭いだが、欧米などでは『軍人の靴下の臭い』とか『数ヵ月も風呂に入っていない不潔な人の臭い』などといわれ、嫌われることも少なくない。ちなみに、松茸の学名・トリコローマ・ナウセオテムはラテン語で『臭い茸』という意味だ。

難しい人工栽培
●2003年に。椎茸と松茸の菌を合成して、松茸の人工栽培に成功したと称する『融合松茸』が大手メディアに取り上げられた。しかし、その正体は単なる椎茸だった。高価な松茸を椎茸やエリンギなどのように簡単に栽培することが出来れば、松茸が身近な存在になるのだが、ここまでバイオ技術が発展しても、安価な松茸は提供出来ない。松茸の菌糸体を培養することは可能というものの、商業栽培される茸に比べると、成長は遅く、しかも人工基質上で発生させることはまで出来ておらず、大量生産は難しい。一部バイオ企業は松茸のゲノム解析に成功し、成長するカギとなる遺伝子の特定に精力を注ぎ、人工栽培の道を模索しているが、果して、いつ日の目を見るのやら…。


火山の世界一

(最大の活火山)
米ハワイ州に位置するマウナロア山は、海抜4,170mで、幅広いなだらかなドーム形をしている火山。長さは120km、幅は50kmで、最後に噴火したのは1984年。カルデラ(火山の噴火によって出来た大きな円形の窪地)であるモクアウェオウェオは広さ10.5平方キロメートル、深さ150〜180メートル。

(最も活発な活火山)
世界で最も活発な活火山は、米ハワイ州のキラウエア山。1983年から連続的に噴火を繰り返し、1秒当たり5立法メートルもの溶岩を噴き出している。

(最も大きい蒸気の輪)
イタリア南部のシチリア島にある活火山、エトナ山は、ヨーロッパで最も高く、最も活動が盛んな火山。この火山は、噴火口の1つが変わった形をしていて、そこから巨大な蒸気の輪が出ている。直径は約200mで、最大の蒸気の輪とされている。最大10分間はその形のまま、火山の上空1,000mまでゆっくり漂っていく。

2009/10/12

宇宙の世界一

(太陽系で最も強い風)
海王星では太陽系で最も強い風が吹く。1989年、アメリカ航空宇宙局(NASA)のボイジャー2号探査機により、時速2,400kmの風が測定されている。

(宇宙最大の構造)
現在発見されている宇宙最大の構造は、グレートウォール(銀河の連なり)だ。この巨大な構造は、1989年、マーガレット・ゲラーとジョン・ハクラ(ともに米)が発見した。広さが約2億7,000万×7億光年で、厚さが約1,500万光年と考えられている。1光年は1年に光が移動する距離で約9.5兆km。肉眼では見ることが出来ないが、グレートウォールは、北の空全体に広がっている。

(最も明るい天体)
宇宙で最も明るい天体だと考えられているクエーサー(とても遠くにあるのに恒星のように明るく見える天体)、APM08279+5255は、太陽の4000兆〜5000兆倍明るく、ほかに発見されているクエーサーと比べても10倍明るいと考えられる。

2009/9/21

棒が飛ぶからトンボ
●秋の代表的な昆虫はトンボ、空を飛ぶ光景を目にするようになった。トンボ(蜻蛉)の最も古い呼び名は奈良時代の『秋津(アキヅ)』で、その後、『セイレイ、カゲロフ(蜻蛉)』と呼ばれた。平安末期に『トウバウ』、『トバウ』となり、『トンボ』と呼ばれるようになったのは江戸時代からで、比較的新しい言葉だ。『トン』は『飛ぶ』、『ボ』は『棒(ボウ)』ないしは『ハ(羽)』の変形と考えられている。英語ではトンボをdragonfly(ドラゴンフライ、竜の姿をした虫の意)という。

日本には200種類生息
●トンボの種類は全世界で約5,000種類、そのうち日本には200種類が生息している。日本一大きいものは頭部から胴体の先まで10センチ近くもあるオニヤンマ、小さいものは1.5センチほどのイトトンボだ。トンボは卵、幼虫、成虫という成長段階を経る不完全変態の昆虫で、幼虫時は腹腔中に一種のエラを持ち、淡水の中で過ごす水生昆虫で、“ヤゴ”という名で知られる。ヤゴは淡水に棲む蚊の幼虫であるボウフラなどを食用にする。成虫の頭部は丸く、約270度もの視界を誇る複眼を持っている。発達した長い2枚の翅(はね)を交互に羽ばたかせて飛行するだけでなく、空中で静止することも出来る。

クモの巣に体当たり
●トンボは肉食で、カ、ハエ、チョウ、あるいは他のトンボなどの飛翔昆虫を空中で、6本の脚を籠のように組んで、獲物をわしづかみにする。脚には太い毛がたくさん生えていて、捕まえた獲物が逃げにくいようになっている。なお、南米のハビロイトトンボは、巣を張っているクモに体当たりして、落ちてきたところを捕食するというからすごい。

前にしか進まない
●トンボの別名は『勝ち虫』で、縁起物とされた。前にしか進まず退かないため、『不退転』の精神を持つとして武士や軍人に喜ばれた。そのことを示すように、兜や鎧、刀の鍔などの武具や陣羽織や印籠の装飾にも使われた。また、中国の影響からか、トンボが精力剤になるというふれこみで漢方薬として服用された。

西洋では不吉な昆虫
●西洋において、トンボは不吉な虫と考えられた。西洋文化では、竜そのものが不吉であり、Dragonflyという英名そのものが、それを示している。ヨーロッパでトンボを『魔女の針』と呼んだり、その翅がカミソリになっていて、触れると切り裂かれるとか、嘘をつく人の口を縫いつけてしまうという迷信もあり、トンボが人を刺すという誤解もあった。

2009/9/7

地質の世界一

(最大の海の洞窟)
米オレゴン州沿岸、フローレンス近くにあるシー・ライオン洞窟は、波に削られて出来た長さ400mの通路と、長さ95m、幅50m、高さ約15mの空洞で出来ている。

(最も深い谷)
チベットのヤルン・ツァンポ峡谷は、深さが平均5,000mある。最も深いところは5,382mにも及ぶ。

(宇宙から発見された最も大きい地質学的特徴)
モーリタニアのサハラ砂漠にあるリチャット構造は、沢山の円が重なったように見える堆積盆地(土が積み重なって出来た盆地)で、直径は約50km。はじめは何かの衝突によるクレーターだと考えられたが、現在では、高く盛り上がった岩が自然現象で削り取られた跡だとされている。

(最大のドリーネ)
中国四川省にあるシウ・ツァイ・テンは、世界最大のドリーネ(雨水などが石灰岩の地面を溶かして出来たすり鉢状の窪地)で、幅は500m、深さは660mある。

2009/8/3

野外でも1ヵ月生存
●夏を代表する昆虫はセミ(蝉)だろう。カンカン照りのなか、蝉しぐれを聞くと一層暑さが増してくる。セミは熱帯や亜熱帯の森を中心に分布するが、なかには亜寒帯や草原に分布するものもいる。世界に約3,000種が生息し、テイオウゼミのように羽を広げると13センチという巨大なものから、イワサキクサゼミのように2センチと小さいものまで生息している。飛翔能力は高く、羽音を立てながら、かなりの速度で飛ぶ。なお、幼虫として地下で生活する期間は3〜17年間、地上に出ても1ヵ月近く生存する。

地球温暖化の影響は?
●日本に生息するセミは30種類余り。西日本と東日本、低地と山地、都市部と森林とで生息する種類は異なる。また、南西諸島や小笠原諸島では固有種が生息し、本土のセミと似ていても鳴き声が異なったりする。主なセミを列挙すると、ハルゼミ、ヒメハルゼミ、イワサキクサゼミ、ニイニイゼミ、ヒグラシ、ツクツクボウシ、ミンミンゼミ、エゾゼミ、アブラゼミ、クマゼミ、テイオウゼミ、ジュウシチネンゼミなど。クマゼミは地球温暖化の影響で、生息地が西日本の平地から東日本にも広がっている。

オスしか鳴けない

●セミの鳴き声や鳴く時間帯で、種類を識別することは容易だ。日本産のセミでは、クマゼミが午前中、アブラゼミやツクツクボウシは午後、ヒグラシは朝夕、ニイニイゼミは早朝から夕暮れに鳴くことが多い。セミは種類によって鳴き声はさまざまだが、実は鳴くことが出来るのはオスの成虫だけ。オスの腹腔内には音を出す発音筋、発音膜、音を大きくする共鳴室、腹弁などの発音器官が発達し、鳴いてメスを呼ぶ。共鳴室はほとんど空洞で、これがスピーカー替わりになる。なお、メスの腹腔内は大きな卵巣で満たされ、鳴くことが出来ない構造になっている。

中国と沖縄で食用に
●実は、セミの抜け殻は中国で漢方薬として使われている。痒み止め、解熱作用があるが、日本では『消風散』という薬に抜け殻が処方されている。中国、東南アジア、米国、沖縄などでセミを食べる習慣がある。中国河南省では羽化直前に土中から出た幼虫を捕まえ素揚げにして塩をふって食べるし、山東省では河南省と同様の食べ方以外に、煮付け、揚げ物、炒め物などで食べる。また、雲南省のプーラン族は夕方に弱ったセミの幼虫を拾い集め、茹でて羽をむしりとり、蒸してからすり潰して、“セミ味噌”を作って食用にする。沖縄でも羽と脚をもいだセミを火で炙って食べるとか。



速さの世界一

(実現可能な最も速いスピード)
宇宙で実現可能な最も速いスピードは、光や電磁波、赤外線、X線などによってのみ達成出来る。なお、光のスピードが、最も速いのは真空を通る時で、秒速約30万kmである。

(最も遅い光)
2001年1月、米国の2つのグループの科学者たちが、ほぼ静止状態にまでスピードを遅くした光を創り出したと発表した。

(最初の超音速飛行)
世界最初の超音速飛行は、1947年10月14日、米カリフォルニア州ムーロック湖上空で、ベルXS−1ロケット機に乗ったチャールズ・イェーガー大尉(のちに准将)が行った。彼は高度1万2,800mで、マッハ1.015(時速1,078km)を記録した。

(人が乗っている飛行機での最高速度)
が乗っている飛行機で測定された最高速度は時速7,274km。1967年10月3日、米カリフォルニア州上空で、米空軍のテストパイロット、ウィリアム・ナイト少佐がX15A−2ロケット機を操縦して記録した。

2009/7/27

クラゲは海月と水母
●梅雨が明けると、各地の海水浴場は人だらけだ。しかし、7月も後半に入り、土用波が立ち始めると、おちおち海水浴を楽しめない。その理由は、クラゲが海に大挙押し寄せて、体の柔らかい部分を刺されたりして、不快感を味わうからだ。ところで、クラゲは漢字で『海月』と『水母』と書くが、どのような違いがあるのだろう。『海月』はポルトガル人がクラゲを見て、『海の月』と表記したのを漢字化したもの、『水母』は中国語のクラゲをそのまま拝借したものだ。クラゲには骨がないが、民話に乙姫が病気の際に、亀が猿の生き肝を取りに行く話があり、その時にクラゲが余計なことをいったばかりに、土壇場で猿に逃げられた。その罰として骨を抜かれたという民話が残っている。

水流がないと生きられない

●クラゲは、細胞動物門に属し、淡水、または海水中に生息し浮遊生活をする種の総称だ。体全体はゼラチン質で柔らかく透明、多くは傘のような姿をしている。普通は触手を持って捕食生活をしている。クラゲというとプカプカ浮いているイメージがあるが、全く遊泳能力がないわけではない。傘を開いたり閉じたりすることで、進行することが出来る。といっても常時泳ぎ続けているクラゲは少ない。水槽でクラゲを飼育する場合は、水流がないと次第に底に沈んでしまい、沈みかかると浮き上がってくるが、やがて力尽きて死んでしまう。泳げても流れに乗らないと生活出来ないということだ。

殺し屋も存在する

●クラゲは種類によって毒を持つものがある。触れるとちくちくする程度なら良いが、なかには、激しい傷みを与えるもの、呼吸困難や肺水腫を引き起こすものもある。カツオノエボシ、ハブクラゲなどは生命にかかわるとして恐れられている。また、大量発生することが多く、全米科学財団によると、日本だけでも年間2億円近い漁業被害が出ているという。なお、クラゲの大量発生の理由は人間による水質汚染や魚の乱獲などで、人災といってよいかも知れない。

食用や肥料などで貢献
●クラゲは人間に被害を与えるだけではない。中国や日本ではクラゲを食用としている。典型的なのは、エチゼンクラゲやビゼンクラゲを細切りにして乾燥させ塩漬けしたものを水で戻して酢の物や和え物にする料理。あのコリコリ感がたまらないという人は多い。また、オワンクラゲから発見された蛍光を発する特殊なタンパク質と、その遺伝子が分子生物学の分野で利用されているほか、大量発生したエチゼンクラゲを畑の肥料として使用する試みもある。

2009/7/20

インターネットの最初

(インターネットにつながる最も古いベンチ)
2001年8月6日、英サフォーク、ベリーセントエドマンズに、世界で初めてインターネットに無料でつながる公園ベンチが登場した。

(最も古いスパムメール)
世界で初めてのスパムメール(自動的にたくさん送られる迷惑メール)は、1978年5月3日12時33分に、デジタルエクィップメント社(米)で働くゲイリー・チュルク(米)が送信した。米国防省のARPAnet(同省高等研究計画局ネットワーク)の397の電子メールアカウントに、新しいコンピュータの売りこみメールが送られた。

(最初の電子メール送信)
1971年、米マサチューセッツ州ケンブリッジ、ボルト・ベラネック・ニューマン社のエンジニア、レイ・トムリンソン(米)が、2つのコンピュータ間でメッセージの交換が出来るかどうか、実験的にメッセージを送ってみた。彼は、メールアドレスの受取人名とネットワーク上の場所を区別するため、間に“@”という記号を入れることにした。

2009/7/6

発明の世界一

(人類初の車輪の使用)
輸送用として記録に残る人類最初の車輪は、5500年前のメソポタミア(現在のイラク)で使われていたものだ。車輪が使用される以前は、重い荷物は並べた丸太の上に置き、転がして運んでいた。

(最初の電子レンジ)
1946年、米マサチューセッツ州レキシントンにあったレイセオン社で。研究技師のバーシー・スペンサーが“レーダーレンジ”と名付けられた初めての電子レンジを公開した。

(最初の蓄音機)
蓄音機(レコードプレーヤー)はシャルル・クロ(フランス)によって初めて考案された。彼は、それについて論文を書き、1877年4月30日にフランス科学アカデミーへ提出した。

(最初のカラーテレビ)
1928年7月3日、ジョン・ロージー・ベアード(英)が英ロンドンにある自分のスタジオで、初めてテレビのカラー映像を公開した。

(最初の望遠鏡)
1608年、オランダの3人の眼鏡製造者がそれぞれ望遠鏡を作ったと主張。発明者の称号はハンス・リッペルスハイに与えられた。

2009/6/29

日本橋で養蜂始まる
●6月22日、『日本橋ミツバチ・サロン・プロジェクト』がスタートした。このプロジェクトは、東京穀物商品取引所の敷地を利用して、ミツバチを飼育、最終的にハチミツを採取するというものだ。すでに、銀座でもミツバチを飼育しており、菓子店では銀座製のハチミツをタップリ使ったお菓子が売られている。これを見て、老舗の和菓子店でもハチを飼養する動きが出ているとか。ミツバチは花の蜜を蓄えて蜂蜜を作ることで知られている。巣箱で飼養することが多いが、野生の集団を人工の巣に導いて蜂蜜を採ることも行なわれている。日本橋で飼われたばかりの日本ミツバチ、皇居や浜離宮、隅田川沿いの花の蜜をタップリ吸って、美味しい蜂蜜を提供してくれる日は近い。

メス中心の世界
●ハチの世界では、女王バチ、働きバチなどの役割が決められている。ハチの社会はメスが中心で、働きバチも全てメスだ。オスは特定の時期に女王蜂と交尾、子孫を増やすためにのみ産まれる。女王バチの腹には精子を貯めておける特殊な袋があり、一度交尾すると長期間にわたり産卵し続けることが出来る。女王バチという名がついているが、老化や怪我などで繁殖能力を失うと、働きバチによって巣の外に追い出される。幼虫の時からローヤルゼリーなどの餌を与えられてきた女王バチは自分で餌を取ることが出来ないので、すぐに餓死してしまう。女王バチを失った巣では、すぐに新しい女王バチを立てる。

オスはなまけもの?

●ミツバチのオスを表わす英語名“drone”は『なまけもの』を意味する。花粉や蜜を集めたり、巣の中を掃除したり、幼虫の世話をしたりするメスの働きバチに比べるとオスバチは繁殖以外の用途がないからだ。

スズメバチを撃退

●ハチの大敵は人間をも恐怖に陥れるスズメバチ。西洋ミツバチにとっては天敵だ。スズメバチ一匹だけで、巣が全滅することは珍しくない。しかし、日本ミツバチはスズメバチを果敢に撃退する術を持っている。スズメバチが日本ミツバチの巣を襲おうとすると、慌てず、巣で待機する。タイミングを見計らって、一気に100匹以上のハチがスズメバチを団子状に取り囲み、噛み付いて身動きが取れないように固定したうえで、自らの体温を上げて、スズメバチを熱死させてしまうのだ。スズメバチの致死体温は45度くらいなのに対して、日本ミツバチは48度ほど、15〜20分ほどで自分たちより20倍近くも大きいスズメバチを倒してしまうから驚きだ。

2009/6/22

正式名はマイマイ
●梅雨時になると目にするのがカタツムリ。そもそも、カタツムリとは陸に住む巻貝の総称である。海に住む貝はエラで呼吸するが、陸に住む貝は肺で呼吸するため、『陸貝』(りくがい)と呼ばれる。正式名称は、“カタツムリ”ではなく“マイマイ”。カタツムリは、冬眠⇒目覚め⇒交尾⇒産卵⇒幼貝⇒成長と四季の変化に応じた生活をしている。カタツムリの食物は落ち葉や朽木など植物質が多いが、なかには肉食種もいる。また、殻が右巻のものが主流だが、左向きの殻を持つものもいる。なお、カタツムリは雌雄同体の生物として知られる。

ブドウ園で養殖
●カタツムリで連想するのが、フランス料理に出てくるエスカルゴ。といっても、ただのカタツムリではない。エスカルゴは専用のブドウ畑で、寄生虫がつかないように衛生的に養殖されたリンゴマイマイ科の一種で、主にヨーロッパと米国で食用にされている。養殖は盛んに行なわれ、スペイン・バレンシア地方、ギリシアでも大量に消費されている。なお、缶詰などに使用されるエスカルゴはアフリカ原産のカタツムリが多い。中国や台湾などでは『白珠』といわれる白いアフリカマイマイの品種が多く養殖されている。一般には、アフリカマイマイの方が硬く、味覚という面では、本家フランスに軍配が上がるようだ。

かつて日本でも食用だった
●今は、鳴りを潜めているが、日本でも、昭和初期までカタツムリを食べる食習慣があった。子どもたちは、おやつに焼いて食べたり、咳や喘息の薬として殻を割って生食することもあった(カタツムリは寄生虫の宿主であるため、衛生的に養殖されたもの以外の生食は危険)。また、殻ごと黒焼きにした民間薬として使用され、今もなお黒焼き専門店があったり、粉末にしたものが売られている。また、カタツムリの仲間であるキセルガイは『カンニャボ』と呼ばれ、肝臓治療薬として販売されている。

全国にカタツムリ信仰
●カタツムリ信仰が全国各地に点在している。東京都府中市の大国魂神社では、境内の大イチョウの根本に生息するキセルガイを煎じて飲めば母乳の出が良くなるという信仰があるし、埼玉県秩父市では、子どもの耳ダレに験があるとされる『だいろ神』というカタツムリ神があり、祠にはカタツムリの殻が奉納されている。なお、『だいろ』は方言でカタツムリをさす。キセルガイは乾燥や飢餓に強く、殻の中に入ったまま、数ヵ月生存するため、度や出征に赴く人たちは神社の樹からとって御守りにした。


最初の乗り物

(最初の自転車)
自転車の原型は1839〜1840年、カークパトリック・マクラミン(英)が作った。その複製は現在、英ロンドンの科学博物館にある。

(最初の自動車)
最初の自動車は、1769年10月にパリ兵器工場で、ニコラス=ジョセフ・キュニョー(仏)が作った軍用蒸気トラクター。最高スピードは時速4kmだった。

(最初の乗用車)
世界で最初に乗客を乗せた自動車は、リチャード・トレビシック(英)が作った蒸気自動車。1801年12月24日に初めて、英コーンウォールのカンボーンで8人を乗せて走った。

(最初の公共電車)
最初の公共の電車は、1881年5月12日、ドイツのベルリン近く、リヒターベルデで運転が開始された。100ボルトの電気を使って走り、路線の長さは2.5km、最高速度は時速48kmだった。最初の運転で26人の乗客を乗せて走った。


2009/6/8

トカゲの世界一

(最小のトカゲ)
トカゲの最少記録は、スパエロダクティルス・パルテノピオン(トカゲの一種)とハラグアトカゲで、鼻先から肛門までの長さが平均16mmしかない。は虫類、鳥類、ほ乳類を合わせた約2万3,000種のなかでもダントツに小さい生き物だ。

(最大のトカゲ)
最大のトカゲはコモドオオトカゲ。オスの体長は平均2.25m、体重は約59kg。インドネシアのコモド島、リンチャ島、パダール島、フローレス島に生息する。

(最長のトカゲ)
パプアニューギニアに生息するハナブトオオトカゲは。体長が最大4.75mある。ただし、体長の70%近くがしっぽである。

(最も危険なトカゲ)
アメリカドクトカゲは、下顎によく発達した8つの毒腺を持ち、成人2人を殺せるほどの毒液を蓄えている。このトカゲに噛まれた34人のうち、8人が命を落としたという報告もある。体長は大きいもので60cm。メキシコとアメリカ南西部の乾燥地帯に生息する。

2009/5/25

カやハエなどが主食
●梅雨入り前後の風物詩は、植物がアジサイ、鳥がツバメだ。ツバメは雨が降る前に低空で飛ぶ姿を見せるが、それには大きな理由がある。湿度が高くなると虫の羽が湿気を吸って重たくなって、地面に近い場所しか飛べなくなる。その虫をツバメは捕食するからだ。ツバメが一日に食べる虫はカやハエ、アブ、ユスリカの他、小型の蛾、蝶、トンボ、カゲロウ、シロアリなどで、人間に害を与える虫たちを退治してくれる。ツバメが“益鳥”と呼ばれるのは、このように、害虫退治をしてくれるからだ。

巣立ちまで共同作業
●子育て中の親ツバメが巣にエサを運ぶ回数は1時間当たり約40回、1日の活動時間は13時間だから500匹以上の虫をヒナに与える計算だ。一つの巣で繁殖する子ツバメは平均5羽で、1羽100匹近くの虫を食べる。また、親ツバメが自分で食べる虫の数は子ツバメの2〜3倍で、200〜300匹の虫を食べていると推測される。ちなみに、ツバメは一夫多妻で、巣作りからヒナの巣立ちまで雌雄共同で行なう。抱卵はおもに雌の仕事で、雌が餌取りや水飲みに出かける時だけ、雄が代わって卵を抱く。また、ツバメには子育てヘルパーがいることで知られる。つがいを形成出来なかった未婚者や繁殖に失敗したツバメがヒナに餌を運んだりして、子育ての手伝いをするというから、ほほえましい。

三大天敵は…
●ツバメの三大天敵は、カラス、ネコ、ヘビ。都市部ではヘビの害は少ない。また、巣が軒下など高い場所にあるので大きなネコの被害は少ないが、たまたま巣の近くに駐車した車をジャンプ台にして襲ったり、巣に出入りする親ツバメが低空で飛んでいるところを待ち伏せして襲ったりもする。深刻なのはカラスの被害、親ツバメが目を離している時を狙って、ヒナを狙う。ツバメが民家の軒下に好んで巣を作るのは、三大天敵にとっての天敵ともいえる人間から身を守ってもらうためだ。

良好な関係示す言い伝え
●人間とツバメの関係が良好なことを示す言い伝えはたくさんある。以下はその一部だ。
『ツバメが巣をかける家は縁起が良い』(千葉、新潟、愛媛、宮崎)。『ツバメが巣をかける家は病人が出ない』(栃木、千葉)。『ツバメが三度巣をかけると千万長者になる』(愛知)。『ツバメは衰える家には巣を作らない』(山形)。『ツバメが家の軒に巣をかけると豊作。かけぬと不作』(長野)…などで、家に巣を作ると小豆飯を炊いて祝う地方もあるから、いかにツバメが人間に愛されてきたか判る。


カメの世界一

(最も速いカメ)は虫類が水中で出した最速記録は時速35km。自分の身の危険を感じたオサガメが出した。

(最ものろのろしているカメ)
セイシェル諸島で行われたスピード実験で、あるオスのアルダブラゾウガメは、メスのゾウガメに誘われたにも関わらず、43.5秒間に4.57m(時速0.37km)しか進むことが出来なかった。

(最小のカメ)
世界最小のカメはシモフリヒラセリクガメで、甲羅の長さは6〜9.6cm。また、世界最小の海ガメはケンプヒメウミガメで、甲羅の長さは50〜70cm、体重は最大で80kg。

(最大のカメ)
世界最大のカメは、“ゴライアス”と名付けられたガラパゴスゾウガメ。1960年から、死亡する2002年11月まで、アメリカ・フロリダ州セフナーにあるライフ・フェローシップ鳥類保護区で暮らしていた。ゴライアスは体長が135.8cm、幅が102cm、体高が68.5cm、体重が417kgあった。

2009/4/20

地球の半分以上で観測
●本誌前週号で日食の話題に触れた。そこで、今号では『月食』(月蝕と動意)の話題を特集しよう。月食とは、『地球が太陽と月に間に入り、地球の影が月にかかって月が欠けて見える』自然現象のことだ。日食と違うのは、月が地平線より上に見える場所なら、地球上どこからでも、同じ時間に観測出来ることだ。月食の始めや終わりだけしか見られない場所まで含めると地球の半分以上で観測出来る。

発生頻度は日食より少ない
●月食が起こる頻度は、多くの場合は年に2回で、起こらない年もあれば、3回ある年もあり、かなり不規則だ。日食が年に必ず2回起こることを念頭におけば、月食の発生頻度は日食に比べ少ない。21世紀に入って月食が見られたのは、2001年1月10日(皆既月食)、同7月5日(部分月食)、2004年5月5日(皆既月食)、2005年10月17日(部分月食)、2006年9月8日(部分月食)、2007年3月4日(部分日食)、同8月28日(皆既月食)、2008年8月17日で、次は2010年1月1日(部分月食)まで見ることが出来ない。

地球の影が赤褐色の理由
●地球の影のなかに太陽の光は届かないため、理論上は月食中の月に日光があたらず、真っ黒になって見えないはずだ。しかし、実際には、月食中の月は黒ずんだ赤褐色で光っている。影に入った月が光っているのは地球の大気がいたずらしているからである。地球の影はハッキリした輪郭の円形ではなく、大気による屈折により影の中に光が入り込んでいくため、影なのに真っ暗にならない。また、同じ影の部分でも、月の中心部の方が暗く、縁に近い部分ほど赤色や黄色、緑色の部分が多くなってくるという。

月食の撮影をするには
●月食をより楽しむには、双眼鏡や望遠鏡があると良い。 天体望遠鏡があれば、月を大きくすることが可能で、 月食中の月面の色の変化などを詳しく観測することが出来る。ただし、倍率を高くし過ぎると、月が視野からはみ出してしまうので注意が必要だ。 スナップ写真を撮影するのと同じカメラでも欠けた月の形を写すことは出来るが、皆既月食中は月が暗くなるので、シャッタースピードの事前調節が必要だ。一眼レフカメラを利用する場合は、ストロボをたかず、ピントは無限大のマークに合わせて、シャッタースピードも露出オーバーにならないよう気をつけたい。皆既月食中は、数秒以上の露出をかける必要が出てくるので、三脚やレリーズなどの道具を用意したい。

2009/4/13

トカラ列島で何かが起こる
●これまで、注目されていなかった島が世界中で注目されている。それは鹿児島県南西諸島に属するトカラ列島だ。12の島(うち無人島は5)からなる秘境中の秘境といわれる場所で、人口は100人以下の島がほとんどだ。この秘境が世界的に注目を浴びている理由は、ここで7月22日に皆既日食を観測することが出来るからだ。特に、悪石島は、島のすぐ北側の海上を皆既帯の中心線が通っているため、世界各地から観測者が集まる。皆既日食観測ツアーの料金は一人当たり20万〜30万円が主流で、中には客船利用(にっぽん丸)で68万円というものもある。なお、この日に食の部分(月に隠れる部分)は札幌が約50%、東京は約75%、福岡で約90%、那覇では92%になる。

次は2035年9月2日
●皆既日食は1963年7月21日の北海道東部以来、46年ぶりに見られる。今回、皆既日食を“かぶりつき”で観測出来る悪石島では、9時35分25秒に“食”が始まり、皆既食は10時56分28秒、そして、12時21分に26秒に終わる。この瞬間を見るために、高いツアー料金を支払うわけだが、天気が悪いと皆既日食の醍醐味は味わえない。なお、次の皆既日食は2035年9月2日、北陸・北関東で、今後26年間見ることが出来ない。なお、金環食は2012年5月21日にトカラ列島、九州・四国・中部・東北の一部、関東の大部分で、2030年北海道の大部分で観測することが出来る。

●『日食』は、古代から重大な関心を持たれていた。『晋書』天文志では、太陽を君主の象徴として、日食時に国家行事が行なわれると君主の尊厳が傷つけられ、やがて家臣に国が滅ぼされる前兆として、忌み嫌われた。日本の朝廷でも持統天皇以降、暦博士が日食の日を密奏(天皇に報告)して、その日に国家行事や一般政務を中止したという。また、天照大神が天岩戸に隠れて、世の中が真っ暗闇になったという神話は、日食を表わしたものだという説もある。

一生で2回だけ観測!?
●『日食』とは、月が太陽の前を横切るため、月によって太陽の一部、もしくは全部が隠れる現象だ。太陽が月によって全部隠される現象を『皆既日食』と呼ぶ。また、太陽が月より大きく見えるために月のまわりから太陽がはみ出して見える現象を『金環日食』、あるいは『金環食』と呼ぶ。太陽の一部しか隠されない現象を『部分日食』になる。日食は世界中、どこかで起こっている現象だが、同一地点で『皆既日食』を見ることが出来るのは、一生でせいぜい2回程度ということらしい。

2009/3/23

第1回五輪は36.75キロ
●22日、『東京がひとつになる』を合言葉に、3万5,000人のランナーが東京マラソンに参加、“お江戸ロード”を駆け抜けた。現在、マラソンの距離は42.195キロだが、1894年に開催された第1回アテネオリンピックでは36.75キロ、優勝タイムは2時間58分50秒で、決して速いタイムとはいえなかった。その後、40キロ前後の距離で行なわれていたが、第8回パリ大会で距離を一定しようということになり、第4回大会のロンドン大会の距離が採用された。

初ゴールは2時間54分
●もともと、ロンドン大会で決められていた距離は42キロ。それが195メートル延びたのは、王女アレキサンドラの『スタートを窓から見たい。ゴールは競技場のロイヤルボックスの前にして欲しい』というわがままを主催者が聞き入れたためだ。なお、ロンドン大会のマラソンで最初にゴールしたのはイタリアのピエトリ選手、記録は2時間54分46秒だった。しかし、ピエトリ選手はゴール直前でフラフラになり、係員が手を貸したため失格、2番目に2時間55分19秒でゴールした米国のヘイズ選手が繰り上げ優勝した。

ワイヤーを使って計測

●マラソンは公道を走るレースで、競技場のように正確な距離を測ることは出来ない。日本陸連(日本陸上競技連盟)によると、『コースは道路の端から30センチ中に入った部分を測定する』とことになっている。計測法はワイヤーロープを用いるのが主流。直径5ミリ、50メートルの鋼鉄製のワイヤをメジャーとして使用して、尺取虫のようにして測る。42.195キロだと844回も繰り返し、1回5分の作業と仮定しても70時間もかかる。この作業に30人と車両3台が必要で、日本陸連にコースを公認してもらうには新設時に税込21万円、2年ごとの継続時に同10万5,000円の費用がかかる。コース計測は原始的な方法で行なわれているが、今後はGPSなどデジタル計器による計測が一般的となるだろう。

高低差も公認の条件

●実は、距離が42.195キロと正確なだけでは、マラソンとして公認されない。当然、測定の誤差があるからだ。日本陸連は測定誤差をプラス0.1%、42メートルと定め、42.195メートルを1メートルでも足りなかった場合は、公認レースではなくなる。主催者は距離が不足するリスクを防ぐため、42.195キロより長く設定するのが普通になっている。更に、コース公認の条件としては、スタート地点とゴール地点の高低差が0.1%以上下っていると公認されない。

2009/3/16

名作映画の世界一

(興行収入が最高額の映画)
マーガレット・ミッチェル(米)のベストセラー小説をもとにした『風と共に去りぬ』(米、1939年)は、全世界で3億9,340万ドルという巨額の収入を記録した。この額は、現在の37億8,510億ドル7,801ドル(約3,800億円)にあたる。

(興行収入が最高額のアニメーション映画)
ウォルト・ディズニー(米)の最初の長編映画『白雪姫』(米、1937年)は、全世界で1億8,490万ドルの興行収入を上げた。これは現在の16億ドル(約1,600億円)に相当する。映画製作には4年かかり、150万ドルを費やした。この金額は現在の1,330万ドル(約13億円)にあたる。

(興行収入が最高額のホラー映画)
ウィリアム・フリードキン(米)が監督をした『エクソシスト』(米、1973年)は、全世界で2億9,270万ドル(約300億円)の興行収入を記録した。この映画の製作費は1,200万ドル(約12億円)であった。

2009/3/2

地質の世界一

(最も深い谷)
チベットのヤルン・ツァンポ峡谷は、深さが平均5,000mある。最も深いところで5,382m。これは米アリゾナ州にある峡谷“グランドキャニオン”の3倍以上の深さだ。

(最も長い地溝帯)
東アフリカ大地溝帯は長さが6,400km、幅が平均50〜60kmある。谷の端を囲む断層崖(地層がずれて出来た崖)の高さは、平均600〜900m。この地溝帯(地層のずれによって出来た地表の裂け目の連なり)はヨルダンからはじまり、アフリカ南部のモザンビークへとのびている。

(宇宙から発見された最も大きい地質学的特徴)
モーリタニアのサハラ砂漠にあるリチャット構造は、たくさんの円が重なったように見える堆積盆地(土が重なって出来た盆地)で、直径約50km。当初は何かの衝突によるクレーターだと考えられていたが、現在は高く盛り上がった岩が自然現象で削りとられた跡とされている。

2009/2/23

今、人気のニンニク注射
●最近、耳にするのが『ニンニク注射』。労働時の疲労回復やスポーツなどのパフォーマンス向上が評価され、隠れた人気だ。“ニンニク”の名がついているが、実際には注射液に含まれておらず、ビタミン注射の類と思ってもらって結構だ。主成分はビタミンB群とグリコーゲンで、注射をするとニンニクの香りが漂うため、その名がついた。ニンニク注射は、ヒデこと中田英寿が在籍したJリーグのチームドクターが、選手の力を発揮させることを目的に編み出し、その年の天皇杯を勝ち上がった。費用は初診で4,500円、再診で2,600円ほど。ただし、Jリーグでは、現在、ニンニク注射はドーピング扱い、昨年は有名選手が出場停止になった。

ビタミンB?の吸収率高める
●肉や魚料理の臭みを取るのに、ニンニクが使われることが多い。特に、焼き肉との相性は抜群だ。ニンニクに含まれるアリシンという成分がタンパク質と結びついて、肉の臭みを消してくれる。また、ニンニクは肉の臭みを消してくれるだけではない。肉類に含まれるビタミンB?の吸収率を高める役割も果たしている。ビタミンB?はとてもデリケートな成分で、肉だけを食べても身体に吸収されず、そのほとんどが尿となって排泄されてしまうが、ニンニクと一緒に食べると何倍も吸収率が高くなる。

弱火でジックリ加熱
●ニンニクに含まれる有効成分のアリシンを効率良く摂るには生が一番。しかし、生で食べるのは抵抗がある。アリシンは180度を超えない程度で炒めたり、焼いたりすれば有効成分はそのままで、美味しく食べられる。イタリア料理でパスタや炒め物料理を調理する時に、オリーブオイルとニンニクを入れて、弱火でジックリと加熱するが、これが大変効率の良い調理法だという。また、ニンニクの醤油漬、酒漬、蜂蜜漬などは保存がきいて、おいしくニンニクを口にすることが出来る。

健康増進に欠かせない
●ニンニクの民間療法を本紙2月9日号で紹介した。ニンニク自体は薬ではないが、実際に食べると健康維持に良いことが実感出来る。ニンニクが効き目を発揮すると思われる症状を羅列すると、老化防止、糖尿病、抗がん作用、風邪、貧血、美容、血栓症予防、肝臓、アトピー、神経痛、疲労回復、便秘、更年期障害、精力増強、胃潰瘍…など豊富だ。また、イタリアでは、古来から、ニンニクには殺菌効果があり、虫下し、怪我、虫刺されに使われていた。ニンニクが世界中の台所に欠かせないのは、歴史が証明している。

2009/2/16

植物の世界一

(最も重いリンゴ)
世界で最も重いリンゴは、2005年10月24日に青森県弘前市の岩崎智里が収穫した“スタークジャンボ”で重さは1.849kg。

(最も重いレモン)
世界で最も重いレモンは、イスラエルのアロハン・シェモルが育てたレモン。2003年1月8日に5.265kgあった。

(最も葉数の多いクローバー)
世界で最も葉数の多いクローバーは18枚。2002年5月25日、日本の岩手県花巻市矢沢でクローバー研究者が育てていたクローバーの鉢植えのなかから発見された。その後、同研究者が鉢植えのなかから21枚葉や27枚葉を発見しているが、より多い葉があると予測されることからギネス申請は見送られているという。

(最も大きなハロウィンのカボチャ)
世界で最も大きなハロウィンのカボチャは2005年10月31日にスコット・カリー(米)によって彫られた。そのもとになった巨大カボチャは同年10月1日に米ペンシルバニア州で収穫されたもので重さは666.32kgあった。

2009/2/9

こんなにある民間療法
●ニンニクには、疲労回復や精力増強効果があるが、それ以外にも様々な民間療法があるので紹介しよう。
・ケガの消毒…応急措置として、ニンニクの絞り汁を3〜5倍程度に薄めて、それをガーゼなどに染み込ませ、患部に当てればニンニクの強い殺菌力で消毒される(刺激が強過ぎて痛みを感じる時はやめる)。
・肩こり・筋肉痛…すりおろしたニンニクとショウガを薄力粉適量と水を混ぜ、ガーゼなどに厚く塗って患部にあてる。ニンニクが乾いたら取り替える。
・腰痛…ニンニク2〜3片を柔らかく蒸し、ガーゼ状の袋に入れて風呂のなかに入れる。ニンニクのエキスが風呂の湯にとけて血行が良くなり腰痛に効きめがある。
・水虫…ニンニクをすりおろし、その汁を患部にたっぷり塗るか、布に染み込ませて患部にあてる。ただし、水虫はしつこいので根気よく繰り返すこと。
・風邪…ニンニクとショウガをすりおろしたものに蜂蜜を入れて、お湯で割って飲む。

修行中の坊主は食べられない
●ニンニクを食べてはいけない人は、吸血鬼ドラキュラと修行中の坊主くらいだ。仏教の影響で修行中に『精のつくニンニクと酒を寺に持ち込むな』という理由で嫌われたが、現在は関係なさそうだ。それを別にすれば、胃の弱い人はすりおろしなどの生ニンニクを食べるのは空腹時に避けた方が良いだろう。

ガン予防の優等生
●ガン予防では、ニンニクは『野菜の優等生』といわれる。実は、アメリカ国立ガン研究所が世界各地の調査や研究を基にガン予防に役立つ食材としてお墨付きを与えたのがニンニクだ。ニンニクに含まれる“S−アリルシスティン”などの水溶性イオウ化合物が発ガン物質を活性化する酸素の働きを抑える作用があるという。ガン予防効果をより発揮するには、ニンニクを刻むか潰すかして、それをしばらく置いて加熱したほうが良いらしい。

韓国は日本の24倍も消費
●ニンニクの1人当たりの年間消費量は、日本が400グラムなのに対して、韓国は9.6キロと、日本の24倍に達している。韓国の一般家庭では、キムチや焼き肉などニンニク料理をたくさん食べる習慣があり、一般家庭は1ヵ月に50個ものニンニクを食べるといわれている。1日に食べる適量は調理法でも違うが、一般的に2〜3片といわれている。食べ過ぎても毒にはならないが、すりおろしたニンニクだと胃の弱い人には刺激が強過ぎる。

2009/2/2

映像にまつわる世界一

(最初の機内映画)
航空機内での初めての映画上映は、1925年4月、イギリスのロンドンからフランスのパリまでを飛ぶ、インペリアル・エアウェイズのフライトでのことだった。上映された映画は、ファーストナショナル社の『ロスト・ワールド』(米・1925年)。
(死後にアカデミー賞を受賞した最初の人物)死後にアカデミー賞を受賞した初めての人物は、『風と共に去りぬ』(米・1939年)の脚本を手がけたシドニー・ハワード(米・1939年8月23日死去)。1940年2月29日に行われた授与式で、1939年度の脚本賞を獲得した。

(最初の動画)
1885〜1887年、ルイ・エーメ・オーギュスタン・ル・ブランス(仏)は、米ニューヨーク、ワシントンハイツにある聴覚障害研究所で、白塗りの壁におぼろげな映像を映し出すことに成功した。

(最初のテレビCM)
最初のテレビCMは、1941年6月27日の米ニューヨークにあるNBCのWNBT局で放送されたブローバ社の時計のCM。

2009/1/19

ニンニクはエジプトがルーツ

●元気を出させてくれる食品といえばニンニクを思い浮かべる人が多いだろう。そのニンニク栽培の歴史は古く、紀元前4500年の古代エジプトまで溯る。古代エジプトでは、ピラミッドの建設に従事した労働者が体力増強の目的で食べていた。ツタンカーメンの墓からもニンニクが発見されている。その後、ニンニクは様々な作物とともにシルクロードを通って中国に伝わった。なお、日本に伝来したのは約2,000年ほど前で、『古事記』(712年)にニンニクを表わす
『蒜』の字が出てくる。

語源は仏教用語の『忍辱』
●ニンニクの語源は諸説ある。有力なのは僧侶が隠して食べていたという説だ。僧侶は荒行に耐えうる体力を養うために食したとされ、強烈な臭いとあらゆる困難に耐え忍ぶという意味の仏教用語『忍辱』(にんにく)がなまってニンニクになった。日本では、ネギ、ニラ、ニンニク、ラッキョウ、ノビルは『五辛』といって、不浄、悪疫を払うといういわれがあったそうだ。なお、英語の“garlic”は、葉が槍のようにとがっていることから、アングロサクソン語の“gar”(槍)と“leak”(辛い味)に由来する。

あの臭みで身を守る
●ニンニクの特徴の一つは臭いこと。その正体は、ニンニクに含まれている『アリイナーゼ』という分解酵素だ。ニンニクを切ったり潰したりすると、『アリイン』という成分に作用して、『アリシン』という強烈な臭いのある物質に変化する。更に、『アリシン』が分解して、ニンニク特有の臭いと辛みを持った『アルキルスルフィド』などに変化して耐えられないほどの臭いになる。この臭いは、ニンニクが害虫や病原菌に対して、自らの身を守る『生体防御物質』と考えられている。

食後の緑茶で臭いを消す
●ニンニク料理を好きな人は多いが、臭いが強烈なため、敬遠されることも少なくない。少しでもニンニクの臭いを消すためには、食事をした直後に緑茶を飲むと良いそうだ。これは緑茶の成分であるカテキンの殺菌・消臭効果によるものとされている。また、緑茶ほど臭いを消すことは出来ないが、食後30分以内に牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品を摂るとニンニクの消臭効果があるようだ。なお、ニンニク料理が豊富なイタリアではガムを噛んだり、歯磨きをしたりなどの工夫をするが、隣国・韓国では国民の多くがニンニク料理を食べるため、消臭に気を使う人は少ない。食後の臭いが気になるなら、低臭がセールスポイントのマイルドニンニクをお薦めしたい。


哺乳類の世界一

(陸上最大の肉食動物)
陸上に生息する肉食動物のなかで最も大きいのはホッキョクグマ。おとなのオスは体重が400〜600kgあり、鼻から尻尾までの体長は2.4〜2.6mある。

(最も長い舌を持つ哺乳類)
南アフリカに生息するオオアリクイは身体の大きさに対して哺乳類のなかで最も長い舌を持つ。体長は平均1〜2mなのに対し、舌は通常60cmある。

(巣を作る最大の哺乳類)
ヨーロッパイノシシのおとなは体重が175kgあるが、こどもは小さく他の動物に狙われやすい。そのため、母親は巣を作り、こどもを守る。

(最も多くの名を持つ哺乳類)
ピューマは北アメリカと南アメリカに広く分布し、その土地ごとに名を持つ。そのため、最も多くの名前を持つ日入類といえる。クーガー、マウンテンライオン、レッドタイガー、キャタマウント、フロリダパンサーなど、英語だけでも40以上の名がある。

2009/1/12

ゲップが地球温暖化の原因
●牛は哺乳類で人間に次ぎ数が多いが、そのゲップが地球温暖化の原因だ。牛や羊などの反芻動物は、食べたエサなどを第一胃に生息する微生物の醗酵作用により分解、体内に取り込んで栄養源としている。しかし、醗酵作用の際に発生するのが二酸化炭素やメタンガスで、牛のゲップとして大気中に放出され、地球温暖化に悪影響を与える。たかが牛のゲップと侮るなかれ。何と、牛のゲップから放出されるメタンガスの総量は大気中のメタンガス全体の25%にも達しているというから問題だ。

野牛と畜牛の体型の違い
●牛の種類は多い。欧州由来の畜牛の品種は約40種、アジア由来が5種、日本由来だけで6種を数える。野牛(野生の牛)では、水牛、バイソン、バッファロー、ヌー、ヤクなどもいる。畜牛と野牛の体型的な違いは、畜牛が『頭が小さく体の後方にいくにつれて大きくなる楔形をしている』のに対し、野牛は『扇形の均整のとれた体つきをしている』点。自然を駆け回っている野牛と、食肉やミルクを人間に与えるために、ひたすらエサを与えられている畜牛の体型が違ってきて当然だろう。

熟成期間が長いのが特徴
●『牛肉は腐りかけが美味い』というが、果して、本当だろうか。牛肉に限らず多くの食肉には何種類もの酵素がしばらく生きていて、その酵素が自己消化と呼ばれる作用で、肉の旨みを引き出す。これを『熟成』と呼ぶが、鶏は約10時間、豚肉は5日なのに対して、牛肉は5〜10日間と長いのが特徴だ。ただし、店頭には比較的熟成の進んだ牛肉が並んでおり、購入した肉は早めに調理して食べたいものだ。

“さし”は筋肉の脂肪

●美味しい牛肉の象徴は『霜降り』。霜降りは、牛肉の中に含まれた脂肪分が、まるで霜を降らせたかのように見えるところから名付けられた。ただし、脂肪がついていれば良いわけではない。皮下脂肪よりも牛の筋肉中にどれだけ“さし”(脂肪)が入っているかが重要で、さしが多く入っているほど食肉のランクが高くなっていく。ランクは大きく分けて5段階で、最上級の牛肉は心を溶かすような美味しさだ。

牛脂を使って美味しく食べる
●安い牛肉を美味しく食べたいのなら、肉屋で最高級の牛脂を分けてもらうと良いだろう。ステーキやすき焼きをする前に、牛脂をフライパンや鍋などにまんべんなく塗りつけただけで、最高級の牛肉に近い味が楽しめる。牛肉の旨味や風味を決定するのは肉そのものの柔らかさや歯応えだけではなく、脂肪の質と量であることが判る。

2009 新春特集号

干支にまつわるエトセトラ

哺乳類の中で人に次ぎ多い
●牛は、哺乳綱ウシ目(偶蹄目)ウシ科ウシ亜科の動物。野生のオーロックス(絶滅)をもとに、新石器時代に家畜化された。哺乳類のなかでは人に次ぎ多い。牛のオスをブル(bull)、メスをカウ(cow)、更に去勢した牛をオックス(ox)と呼ぶ。日本では、東北地方で『べこ』と呼ぶが、牛の鳴き声(ベー)に『こ』をつけたものだ。家畜である牛は、食用では肉牛が牛肉や牛脂、乳牛が牛乳を採るため飼養され、役牛としては農耕や運搬などの動力として古くから利用されてきた。牛皮はカバンや靴、衣類などの皮革製品、牛糞は肥料や燃料、更に建築材料としても利用されている。

神と崇めるヒンズー教
●牛を神の化身、神の使いとして崇める宗教は多い。その最たるものがインドを中心に広く信仰されているヒンズー教だ。『牛は神の動物』という認識から、教徒は決して牛肉を食べない。1996年10月に、狂牛病を恐れたスイス政府が23万頭の牛を処分すると発表したところ、ネパールに本部を持つ世界ヒンズー協会が、費用を負担して全頭引き取るとの書簡をスイス政府に送って話題になったことがある。仏教でも『牛頭天王』が信仰されている。憤怒相をした牛の頭をした神で、京都では“祇園さん”の愛称を持つ八坂神社に厄除けとして祀られている。

ヒカリモノが大好き!?
●牛は4つの胃を持つことで知られ、一度飲み込んだ食べ物を胃から口中に戻し再び噛む『反芻動物』だ。しかし、実際に胃液が分泌されるのは第4胃だけ。第1胃から第3胃までは食道が変化したもので、草の繊維を分解する細菌類があり、消化を助けている。なお、牛はキラキラ光るものが大好きな習性があり、釘や鉄片を飲み込み、自らの胃を痛めることが少なくない。そこで考えられたのが特殊なパイプで作った磁石。牛の第2胃に挿入し、金属を集める仕組みで、磁石を取り出すときはより強い磁石を使う。

牛にまつわる言葉
●牛にまつわる言葉や慣用句を紹介しよう。多くの言葉には、牛の鈍重なイメージが重なっているように見える。
『牛の歩み』、『牛の涎(よだれ)』、『牛を馬に乗り換える』、『牛に引かれて善光寺参り』、『牛の角を蜂が刺す』、『牛は牛づれ』、『牛飲馬食』、『牛耳る』、『九牛の一毛』、『暗がりから牛』、『鶏口となるも牛後となるなかれ』、『牛に経文』、『牛鬼蛇神』。



丑年の出来事

●1997年(平成9年)
1月:ロシアタンカー、日本海で重油流出事故
3月:山陽新幹線で『のぞみ』運転開始
4月:日本の消費税率3%から5%に引き上げ、ペルー日本大使公邸人質事件解決
7月:香港、中国に返還
8月:英皇太子妃ダイアナ、パリ交通事故死
10月:ニューヨーク株式市場急落、欧州、アジアも追随
11月:拓銀、山一証券が破綻

●1985年(昭和60年)
3月:つくば科学万博開催
5月:夕張炭鉱大爆発事故、エイズ患者日本でも発生が判明
6月:豊田商事会長刺殺事件
7月:南アで大規模な暴動、大統領が徹底弾圧
8月:日航ジャンボ機墜落
9月:プラザ合意、ドル急落(円高合意)
11月:コロンビアで20世紀最大の火山噴火

●1973年(昭和48年)
1月:ベトナム戦争終結
2月:変動相場制に移行
4月:日本で交通ゼネスト、米国でウォーターゲート事件発覚
7月:日航機ハイジャック事件
8月:金大中事件
10月:第4次中東戦争勃発、第一次石油危機
12月:経済緊急事態宣言

●1961年(昭和36年)
1月:米キューバ断行、ケネディ氏第35代米大統領に就任
4月:農業基本法成立、ソ連が世界初の友人宇宙飛行に成功
8月:『ベルリンの壁』建設
9月:第2室戸台風で全国的被害

●1949年(昭和24年)
4月:円が1ドル360円に固定
5月:東西ドイツ成立
7月:下山・三鷹事件
8月:松川事件
9月:英国、ポンド30%切り下げ
10月:中華人民共和国成立宣言
11月:湯川秀樹氏、日本人初のノーベル賞受賞

●1937年(昭和12年)
4月:第1回文化勲章授賞式
7月:蘆溝橋事件、日中戦争勃発
8月:速達郵便を開始
1925年(大正14年)
3月:普通選挙法成立
4月:治安維持法公布
7月:ラジオ、本放送開始(試験放送は3月)
12月:日本軍、南京を占領
この資料は、取引判断となる情報提供を目的としたものです。
お取引に関する最終決定はお客様ご自身でなさるようにお願い申し上げます。

このページに掲載された記事・画像の無断転載及び無断リンクを禁止します。
すべての著作権は株式会社 商品データ及び情報提供者に帰属します。
株式会社 商品データ
東京都中央区日本橋蠣殻町1−18−1
E‐mail  info@shohin-data.co.jp